2024年2月25日日曜日

 

2024年3月3日 午前10時30分

受難節第3主日礼拝(No46

             司式 石井 寛治

前  奏  黙想     奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-31

讃 美 歌  23

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編119・17-24(ギメル)

讃 美 歌  153

聖書朗読  ヨシュア記23・1-8

      ルカ福音書22・47-53

祈  祷

讃 美 歌  288

説  教  「闇が力を振るう時」

戒能信生牧師

讃 美 歌  530

使徒信条  (9341A

献  金  対外献金「土沢教会の働きを覚えて」         野口 倢司                       

報  告  

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

・礼拝後、定例長老会

ライブ配信担当・西川穂

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

2024年2月24日土曜日

 

牧師の日記から(457

218日(日)主日礼拝。ルカ福音書2239-46の講解説教「御心のままに」。ルカ福音書の「オリーブ山での祈り」のテキストは、他の共観福音書と比べると、分量的に半分に短縮され、イエスの「もだえ苦しみ」や弟子たちの居眠りのモティーフが簡略化される。それはすべて「御心のままに」というイエスの祈りの言葉を強調するためではないか。因みに、11章のルカ版「主の祈り」には第三祈願「御心のままに」が省かれ、「オリーブ山での祈り」に集約されている。午後、蒔田教会で、神奈川教区オリエンテーション講演「教団成立の問題と課題」。これまで書いたり話したりしてきた内容をまとめて話したが、参加者がよく聞いてくれた。その後、旧知の北村慈郎・岡安博さんたちと横浜に出て一緒に食事。二人共お連れ合いを亡くしていて、帰っても独りで食事をしなければならないという。久しぶりに信頼する昔の仲間とゆっくり話せてよかった。

19日(月)昭和医大豊洲病院に、高岸徹さんを見舞う。午後2時に病院のロビーで泰子さんと待ち合わせ、8階の病室を訪ねる。熱は下がり、誤嚥性肺炎の症状は治まっているが、食事が摂れないので鼻から栄養補給をしている。静かに眠っている徹さんの枕許で、「日々の聖句」を読んで短く祈る。夕方、大森意索さんが来てくれる。4月から千代田教会に復帰されるが、月一度は岡山の母教会の応援、もう一度は卒論のこともあって実習教会の巣鴨ときわ教会に行くとのこと。

20日(火)午後、NCAの事務所に行き、来年度の事業計画と予算について打ち合わせ。2時から読書会「キリスト教と文学」で、スティーブン・キングの『グリーンマイル』を取り上げる。刑務所と死刑囚をテーマにした一種のファンタジーなのだが、そこにキリスト教的な含意が散りばめられていることに改めて気づかされた。つまり主人公の看守は、言わばイエスを十字架刑に処した百卒長の位置に当たることになる。

21日(水)午前中、四ツ谷駅に出向き、23日の京都行きのチケットを購入。連休で混雑することが予想されるため。NCA運営委員長の交代や来年度の事業計画についての案内を作成。研修会での発題の準備も。

22日(木)午前中、3月の予定表を作成。雨の中、午後からNCAの事務所に出向き、『話し合い』の発送作業など。4時から、神学生交流プログラム準備会をZoomで。明日から京都に出かけるので、その準備。

23日(金)久しぶりの京都。一泊でNCAの理事・評議員研修会。財政難や施設の老朽化など問題が山積しているが、日本クリスチャン・アカデミーの今後について話し合う。私も関東活動センターを代表して報告する。もう10年以上責任を負わされてきたが、ようやく次の世代にバトンタッチできる。この間の苦難を共に乗り越えて来た旧友たちと歓談。

24日(土)9時半で研修会を中座し、新幹線で帰京。2時から「柏木義円の日記を読む会」に参加。大正8年の日記を取り上げる。(戒能信生)

2024年2月18日日曜日

 

2024年2月25日 午前10時30分

受難節第2主日礼拝(No45

             司式 野口 倢司

前  奏  黙想     奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-26

讃 美 歌  17

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編119・9-16(ベト)

讃 美 歌  205

聖書朗読  ゼカリヤ書8・1-23

祈  祷

讃 美 歌  523

説  教  「平和の種が播かれ」

戒能信生牧師

讃 美 歌  505

使徒信条  (9341A

献  金             野口 洋子                       

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

・礼拝後、入門の会「主の祈り④」戒能牧師

・週報発送作業

・らふぁえる練習

ライブ配信担当・石井房恵

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

 牧師の日記から(456

211日(日)主日礼拝。ルカ福音書2235-38の講解説教「剣、二振り」。ルカ福音書の「告別説教」の最後は「財布も袋も剣も用意せよ」という奇妙な教え。9章で「何も持っていくな」と教えていたのとは対照的。イエス亡き後の弟子たちの危機的状況を予示しているか? しかし「服を売って剣を買え」という言葉は、暴力や武力に寄り頼まないとするイエスの姿勢と真逆。これをどう理解できるかという難問がある。戦前の大連西広場教会の記録に、この個所が引用され、戦争を是認し積極的に肯定しようとする解釈が見られる。私たち一人一人の聖書の読み方が問われている。高岸泰子さんが礼拝に出席され、徹さんが誤嚥性肺炎で入院しているとのこと。症状は落ち着いているが、やはり適切な施設への入所を考えなければならないようだ。午後、四谷新生教会で211東京集会。山口陽一先生の「日本的基督教」についての講演が興味深かった。

12日(月)休日で、謙と清美さんが来て、寒い中、薔薇の剪定や寒肥えの世話をしてくれる。クロネコゆうメールに登録し、エクセルの住所データを読み込もうとするが、なかなかできない。元データに環境文字があったり字数をオーバーするとはねられてしまうのだ。実に厄介で、当面は郵送に頼ることになりそう。99歳になる岡﨑大祐さんの容体が気になって、祐一さんに電話で問い合わせる。腰の痛みは腰椎の圧迫骨折だったことが分かり、痛み止めとコルセット着用で症状は治まっているとのこと。自立心旺盛な岡﨑さんは、ヘルパーさんを頼むのも拒否している。そんな岡﨑さんの気持ちを尊重して支えて行こうと話し合った。

13日(火)柏木義円研究会の会計報告の作成。一年分の賛助会費の納入を整理し、収支決算を出す。支区宣教研究委員会で作成している「北支区年表」の草稿を、支区長を初め関係者にデータで送付。NCA運営員会のアジェンダ作りと、来年度の事業計画の立案作業。夜は山口里子さんのマルコ講座にZoomで参加。

14日(水)この日は「灰の水曜日」で受難節に入る。午前中、聖書を学び祈る会は休会。来週のオリーブの会で取り上げる「パレスチナとガザ その歴史的背景と現在」の準備。パレスチナは、旧約聖書に出てくるペリシテに由来する。イスラエルとライバル関係にあり、地中海沿岸のガザの地名はヨシュア記や士師記、サムエル記にも頻出する。

15日(木)午後MCAの事務所に行って、事務処理。今年度の決算予測や3月の神学生交流プログラムの予算案の作成。大幅な赤字になりそうで頭が痛い。午後、Zoomで運営委員会。3月末に、最後の委員会を対面で実施することにした。この間ずっとリモート会議だったのだ。

16日(金)午前中、生協を通して依頼していた植木屋さんが来て、柿と無花果の木の剪定の見積もりをしてくれる。全部で10万円とのこと。無花果の木が伸びすぎて電線にからまり危険でもあるのだ。(戒能信生)

2024年2月12日月曜日

 

2024年2月18日 午前10時30分

受難節第1主日礼拝(No44

             司式 橋本  茂

前  奏  黙想     奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-26

讃 美 歌  17

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編119・1-8

讃 美 歌  218

聖書朗読  申命記8・1-6

ルカ福音書22・39-46

祈  祷

讃 美 歌  531

説  教  「御心のままに」

戒能信生牧師

讃 美 歌  537

使徒信条  (9341A

献  金             津金 寿子                       

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

・礼拝後、オリーブの会「パレスチナとガザの歴史」戒能牧師(軽食の用意あり)

・神奈川教区オリエンテーション講演「教団成立の問題と課題」(16:00 蒔田教会)

ライブ配信担当・荒井久美子

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

2024年2月11日日曜日

 

牧師の日記から(455

24日(日)主日礼拝。ルカ福音書2231-34の講解説教「今日、鶏が鳴く前に」。ルカ福音書の「告別説教」の第二点は、ペトロの離反の予告。但しルカはそれをサタンの働きに帰す。ペトロを擁護していると批判の多い箇所だが、「あなたのために信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立直ったら、兄弟たちを励ましてやりなさい」と続けられる。つまりルカ福音書のイエスは、ユダヤの裏切りやペトロの離反のさらに先を見ていることになる。そこにルカ版「告別説教」のメッセージがあると言えるのではないか。礼拝後、定例長老会。インドネシアから西村正寛さんがZoomで参加、高岸泰子さんは機器の不調で入れなかった。夜は、久しぶりに家族が集まって食事を一緒にする。

5日(月)依頼されている神奈川教区オリエンテーションの講演「教団成立の問題と課題」の準備。なんとか原稿書き上げる。これだけの作業に、丸一日かかってしまった。仕事量が減退した感がある。

6日(火)昨夜から東京は大雪で、朝起きると銀世界。早朝から直子さんは教会周辺の雪掻き作業をしてくれる。私は午前中準備をして、午後から富坂キリスト教センターでの「同胞教会史研究会」に参加。この日で9回目になるが、2024年中にこの研究プロジェクトを終結し、成果報告をまとめなければならない。それが今年の後半の大仕事になりそう。

7日(水)2月の末に、京都で日本クリスチャン・アカデミーの理事・評議員研修会が予定されている。久しぶりの対面方式で、これからのNCAについて話し合うことになっている。私も関東活動センターの責任者として発題を頼まれているので、その準備に取りかかる。『時の徴』の振替口座のロックがようやく解除され、先日169号を発送した際、誌代納入が反映されなかった購読者にお詫びと訂正の葉書を作成して送る。午後、駅前の皮膚科を受診。ジンマシンはほぼ治まっており、さらに薬を減らす。夜、富坂キリスト教センターの『紀要』の原稿「戦後の賀川豊彦という難問」の校正が送られてくる。何カ所かを修正してメールで送稿。

8日(木)読書会「キリスト教と文学」の2月例会のレジュメが講師の柴崎聰さんから届く。今回取り上げるのはS.キングの『グリーン・マイル』。刑務所と死刑囚を題材にした一種のファンタジーだが、キリスト教の視点から読み解く試みが興味深い。NCAの来年度の事業計画の作成も。

9日(金)柏木義円研究会の会計処理。一年分の賛助会費を記帳し、会計報告を作成する。私の一番苦手とする仕事。新しいヤマトゆうメールの登録手続き。宛名データをこのシステムに合せてプリントアウトしなければならないが、そのやり方が難しくて往生する。

10日(土)午前中、聖書と人間を考える会。この日は、亡くなった堀光男先生が1970年に出版した『戦う教会』を読んでの感想を話し合う。50年以上前の書物だが、現在に通じるところがある。(戒能信生)

 

2024年2月11日 午前10時30分

降誕節第7主日礼拝(No43

             司式 釜坂由理子

前  奏  黙想     奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-26

讃 美 歌  17

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編118・1-20

讃 美 歌  153

聖書朗読  ヨブ記2・7-10

ルカ福音書22・35-37

祈  祷

讃 美 歌  521

説  教  「剣、双振り」

戒能信生牧師

讃 美 歌  529

使徒信条  (9341A

献  金             常盤 陽子                       

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

・礼拝後、「私の愛唱讃美歌」西川穂、

211東京集会(15:00四谷新生教会)講師・山口陽一先生

ライブ配信担当・荒井久美子

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

2024年2月3日土曜日

 

 牧師の日記から(454

128日(日)主日礼拝。ルカ福音書2224-30の講解説教「仕える者として」。ルカ福音書は、「最後の晩餐」に続いて、他の共観福音書には省かれているイエスの「告別説教」を採録する。その第一点が「仕える者のようになりなさい」という教えだった。偶々、各神学校での最終講義が重なったこともあり、この言葉は私自身にとって改めて新鮮に響いた。すなわち「教える」よりも「教えられる」ことの方が多かったからだ。礼拝後、入門の会で「主の祈り」の4回目の学び。終末的な信仰理解に短く触れる。週報等の発送作業。この日は、礼拝堂でフルート合奏団らふぁえるの練習日。西川穂さんと昼食を共にしながら、これからのことを話し合う。道が開かれるように切に祈る。夜は、明日の『時の徴』の発送準備。ヤマトのDM便が廃止となり新しい制度になるというが、料金の値上げだけでなく、事務的にもかなり厄介になりそうだ。

29日(月)午前中、郵便局で『時の徴』の振替口座から現金を払い出し、印刷費等の振り込みの手続き。午後から発送作業と編集会議。『時の徴』も169号まで続けられて来たが、編集同人だけでなく購読者の高齢化も目立つ。どの時点で軟着陸するかを考えさせられている。

30日(火)午前中、ヤマトのDM便で『時の徴』914部の発送(21日からゆうメールという新しい制度に変る)。『信徒の友』の「日毎の糧」欄による全国からの寄せ書きに、簡単なお礼状と週報の残部から何枚か同封して送る。午後から日本クリスチャン・アカデミーの理事会。10年以上理事と関東活動センターの責任を負ってきたが、いずれも今年度一杯で後任に引き継ぐことになる。但し、いくつかの残務処理は残るようだ。教団出版局から、石浜みかるさんの『証言 満州キリスト教開拓村』が送られて来る。賀川豊彦記念松沢資料館の出版助成もあって、なんとか一冊にまとめられて私もホッとする。これで基督教開拓団についての調査や研究の旅も一区切りつけることになる。

31日(水)午前中、聖書を学び祈る会は休会。午後から農村伝道神学校の授業。30年近くこの神学校の講師を続けて来たが、この日が最終講義。町田の奥のこの神学校まで通うのは、武蔵野の自然に触れる貴重な機会であった。もうこの山道を歩くこともないのかと考えると感慨深い。

21日(木)2月半ばに依頼されている神奈川教区オリエンテーションの講演「教団成立の問題と課題」の準備。宗教団体法による国家の要請が主要因だが、当時の社会の雰囲気や新聞報道、特に救世軍へのバッシングやホーリネス弾圧が果たした意味を改めて考えさせられる。

2日(金)『柏木義円研究』第8号の原稿が揃ったので、京都の行路社にメールで入稿。4月に発行できる見込み。2024年度の支区連合祈祷会の予定を作成し、電話やメールで奨励や証し等の依頼の交渉。夜はZoomで連合祈祷会に参加。石神井教会の村上実基牧師の奨励。(戒能信生)