2023年7月30日日曜日

 

2023年8月6日 午前10時30分

聖霊降臨節第11・平和主日礼拝(No16

             司式 野口 倢司

奏楽 釜坂由理子

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-

讃 美 歌  4

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編93・1-5

讃 美 歌  540

聖書朗読  出エジプト記22・20-26

ルカ福音書19・45-48

祈  祷

讃 美 歌  424

説  教  「祈りの家」

戒能 信生牧師

讃 美 歌  444

使徒信条  (9341A

聖 餐 式  配餐・橋本茂、野口倢司

讃 美 歌  78

献  金  対外献金「奄美大島の諸教会の働きを覚えて」       石井寛治

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校 お話し・戒能牧師、奏楽・戒能直子

・ライブ配信担当・西川穂

・礼拝後、定例長老会

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

2023年7月29日土曜日

 

牧師の日記から(428)「最近読んだ本の紹介」

柄谷行人『交換様式入門』(Internet)『世界史の構造』(2010年)で展開した交換様式論の入門編。マルクスは『資本論』を完成させず、晩年は古代社会の研究に没頭したという指摘から始まり、マルクスとエンゲルスの晩年の思想に着目し、いわゆる史的唯物論を越えて世界史の構造を大胆に読み解く。すなわち、A:氏族社会の互酬(贈与と返礼)、B:国家における服従と保護(略取と再配分)、C:世界経済の商品交換(貨幣と商品)というように、「生産」ではなく「交換」を軸に分析する。ウェーバーから始まり、フロイト、ホッブス、モース、カウツキー、ブロッホ等、名だたる難解な思想が縦横に引用され、柄谷行人の交換様式論に統合される。そして国家(B)や資本(C)を止揚する可能性を、D:Xとして、そこに神の力(普遍宗教)と世界共和国のイメージを予示する。正直に言って、著者の思想展開をどこまで精確に理解できているか疑問だが、きわめて刺激的な展開であることは確か。

藤原聖子編『日本人無宗教説』(筑摩選書)「日本人は無宗教」という言説について、幕末期から明治期、さらに大正から昭和、そして現代に至るまで、新聞記事のデータベースをもとに検証している。何人かの研究者による共同研究だが、改めて日本人の宗教性について考えさせられる。なかでも100年前の関東大震災当時の仏教界やその他の宗教事情、あるいは人々の宗教意識が紹介されているのが興味深かった。

富坂キリスト教センター編『日本におけるキリスト教フェミニスト運動史』(新教出版社)この共同研究については、富坂の紀要である程度読んでいたが、その成果が一冊にまとめられてその内容の豊かさに驚かされた。19702020年の時期のキリスト教女性運動を、あらゆる観点から拾い集めて編集されている。その時々の運動を担った先覚者たちの貴重な証言がコラムとして収録されていて、その一人一人の顔を思い浮かべながら読むことができる。詳細な年表もよく工夫されており、貴重な記録になっている。後半には、フェミニスト神学から女性教職の問題、そして従軍慰安婦問題、さらにLGBT問題に至るまで、様々な議論が凝縮されている。共同研究の成果報告としては出色の出来だと思った。

山口里子『マルコ福音書をジックリと読む』(YOBEL)私が責任を負っているクリスチャン・アカデミーの講座としてこの6年間継続して来た山口里子さんのマルコ福音書の講解が書籍化された。それも、いわゆる註解書の書き方ではなく、話し言葉で、講座の際の質問や応答を取り入れて、分かりやすく読みやすく構成されている。主にアメリカの最近の新約聖書学研究を踏まえて、「解放の神学」「フェミニスト神学」「ポストコロニアル神学」「クィア神学」「障礙の神学」「環境の神学」などの視点から大胆に福音書を読み直す。読んでいてハッとさせられたり、これまでの自分の聖書理解や解釈に変更を迫られること必至。(戒能信生)

2023年7月23日日曜日

 

2023年7月30日 午前10時30分

聖霊降臨節第10主日礼拝(No15

             司式 石井 寛治

奏楽 向山 康子

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-

讃 美 歌  11

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編92・1-16

讃 美 歌  219

聖書朗読  列王記上19・1-8

ルカ福音書19・28-44

祈  祷

讃 美 歌  577

説  教  「エルサレム入城」

戒能 信生牧師

讃 美 歌  456

使徒信条  (9341A

献  金             石井摩耶子

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

・ライブ配信担当・荒井眞

・礼拝後、「私の愛唱讃美歌」野口倢司

・週報等発送作業(ご協力ください)

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

2023年7月22日土曜日

 

牧師の日記から(427)「最近読んだ本の紹介」

有沢螢『虹の生まれるところ』(オリエンス宗教研究所)カトリックの月刊誌『福音宣教』巻頭の随筆と短歌を時折目にしていた。それが長尾有起牧師の叔母さんが病床で書いたものと知ったのはつい最近のこと。カトリック系の高校で国文学の教師をしていた著者は、黄色ぶどう球菌の感染による髄膜炎で突然倒れ、以降脊椎損傷による四肢麻痺で寝たきり状態になる。2年間人工呼吸器が離せなかったのだが、奇跡的に呼吸器を外し、食べ物を摂ることができるようになる。以来、介助者の手を借りて、短歌を詠んで来たのだが、昨年逝去されている。随筆の中で思わず吹き出したのは、次のような部分。

「春の気配を感じると、幼い頃のことを思い出す。幼稚園児であった弟が、何度か自ら押し入れに隠れている光景を見た。『どうしたの』と尋ねると、『神さまから呼ばれると恐いから、隠れているの』と答えた。どうやら教会学校で幼いサムエルの召命の話を聞いて、自分も神さまから呼ばれたらどうしようと恐れたらしい。・・・・・・病床に伏すようになって、弟が、この挿話(五千人のパンの奇跡)は、イエスさまの恵みはいつでも必要なだけ用意されていて、その人にとって有り余るものなのだと語ってくれた。押し入れに隠れていた幼い弟は、ついに神さまに見つかって、今は日本基督教団の牧師となっている。」

この弟こそ、長尾有起牧師の父上・邦弘牧師のことなのだ。その短歌は思いもかけぬ激しさと瑞々しさを含んでいる。いくつか紹介しよう。

「われもまた神をゆるさん動かざる手足に窓の虹を見上げて」

「人のため何かをなしたき傲慢を捨てよと言われただ祈りおり」

「われもまた馬小屋の隅に身を寄せる小さきもののひとりなるらし」

「三十一回五十音図を読む友に頷きながら歌は生まれる」

斎藤幸平『ゼロからの「資本論」』(NHK出版新書)学生の頃、友人たちと一緒に『資本論』や『ドイツ・イデオロギー』などのマルクスの読書会に参加していた。もちろん十分には読み込めなかったが、偉大な思想家としてのマルクスの魅力は充分に感じた。しかしその後のスターリズム批判や、社会主義諸国の硬直化、そして何より1990年のソ連解体によってマルクス神話が崩壊したとされる。そのマルクスの『資本論』を、その後の研究成果を踏まえて、21世紀の現代に新しく読み直そうとする機運が生まれているという。30歳代の若きマルキストは、『人新生の資本論』でデビューしたが、本書で『資本論』の全く新しい読み方が披歴される。それは、従来のプロレタリア独裁や下部構造決定論などの公式主義を脱し、「資本主義内部でのアソシエーションによる改良」こそが、官僚制の肥大化、南北問題、そして自然環境破壊を克服する道だという。それは、全く世代の異なる柄谷行人の言説と微妙に絡み合う。どこまでが共通していて、どこで違うのか興味深い。(戒能信生)

 

2023年7月23日 午前10時30分

聖霊降臨節第9主日礼拝(No14

             司式 高岸 泰子

奏楽 釜坂由理子

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-

讃 美 歌  11

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編91・1-16

讃 美 歌  142

聖書朗読  ヨシュア記2・11-14

ルカ福音書19・11-27

祈  祷

讃 美 歌  548

説  教  「ムナの譬」

戒能 信生牧師

讃 美 歌  557

使徒信条  (9341A

献  金              荒井 眞

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

・ライブ配信担当・西川穂

・入門の会「使徒信条⑨」戒能牧師

・らふぁえる練習

・西片町教会大久保正禎牧師就任式(15:00

・礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

2023年7月15日土曜日

 

牧師の日記から(426)「最近読んだ本の紹介」

村上春樹『街とその不確かな壁』(新潮社)このところ読書日記を中断していたが、それは村上春樹のこの本が理由の一つ。最新作が発売されてすぐに読んだが、なんとも複雑な読後感で紹介できなかったのだ。もちろんいつものように楽しんで読んだのだが、どこかこちらの胸の内にストンと落ちて来ない。この作家の初期の作品は主に若者の恋と生きづらさが取り上げられていた。それが70年以降の政治の季節が去った後の時代の気分を反映して、ある説得力があった。ベストセラー作家になった1990年頃以降、時代や社会の問題を意欲的に取り入れ、それを独特の村上ワールドに展開する小説を書いてきたように思う。本作は、1980年に書いた同名の中編小説(単行本未収録で私は未読)が意に満たず、それを大幅に書き直したという。その持続力には敬服するが、いつものパラレルワールドが今一つリアリティーを感じられなかった。新聞や雑誌の書評などを見ても、多くの評者がどう評価していいのか困惑しているようだ。この作家はこれからどんな方向の小説を書いていくのだろうか。

柄谷行人『ニューアソシエーショニスト宣言』(作品社)この間、柄谷行人の評論を立て続けに読んだ。一つには、柄谷の主張する国家(B)や資本(C)の支配の後に来る交換様式Ⅾのイメージが、普遍宗教・キリスト教と親和性をもつとされるからであり、さらに言えば著者がしきりに聖書やアウグスティヌスを引用しているからだ。それに加えて、柄谷が取り組んで来たNAM(New Associationist Movement)が、賀川豊彦と接点をもつこともある。NAMは、倫理的—経済的な運動であり、かつ非暴力によって資本と国家に対抗する運動として置づけられている。賀川豊彦は、ごく初期から労働組合運動、消費組合運動、そして農民組合運動に積極的に取り組んで来た。それは蹉跌多い歩みだったが、考えて見るとこの国に中間団体を創出しようと奮闘して来たと言える。国家や政府に対して個人の力は無力だとしても、中間勢力の結集によって対峙・抵抗できるとする点で、柄谷の言説と重なるところがある。本書でも、協同組合の活動家が柄谷と熱のこもった議論をしているのが印象的。

平良修『琉球・沖縄の自己決定権 その行使を目指して』(奥羽教区岩手地区社会委員会)岩手地区の「教会と国家セミナー」(私も以前講師として招かれたことがある)での平良修先生の二つの講演を収録したもので、盛岡下ノ橋教会の中原真澄牧師が送って来てくれた。改めて沖縄の歴史と私たちの責任について学ばされた。とりわけ沖縄教区が教団との合同を解消して琉球合同教会として自立すべきとする主張には、共鳴する想いと、それはやはり問題だという感想が交錯する。とりわけ台湾有事に備えて、またまた沖縄に軍備が増強される中で、沖縄からの平和こそが必須とされる。辺野古基地建設の問題にしても、この国の平和主義の原点が問われていると言わざるを得ない。(戒能信生)

 

2023年7月16日 午前10時30分

聖霊降臨節第8主日礼拝(No13

             司式 釜坂由理子

奏楽 梅本 順子

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-

讃 美 歌  11

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編90・1-17

讃 美 歌  217

聖書朗読  サムエル記上24・1-7

ルカ福音書19・1-10

祈  祷

讃 美 歌  405

説  教  「徴税人ザアカイの回心」

戒能 信生牧師

讃 美 歌  448

使徒信条  (9341A

献  金             荒井久美子

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

・ライブ配信担当・荒井眞

オリーブの会「『羊の群』8586号を読んで感想を語り合う」司会・橋本茂(軽食あり)

・堀光男先生追悼礼拝(300)堀光男宅

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

2023年7月9日日曜日

 

牧師の日記から(425

72日(日)主日礼拝。ルカ福音書1831-34の講解説教「受難予告」。ルカ福音書は、基本的にマルコ福音書に拠って受難物語を描く。新共同訳の見出し語は「三度死と復活を預言する」となっているが、本文には三度とは記されていない。既にこの福音書の冒頭から「人の子の受難」が繰り返し予示されている。しかし弟子たちはそれを理解できないのだが、ルカは「隠されていた」と、むしろ十字架の出来事を秘儀化している。その点で改めて贖罪信仰について考えさせられる。この国のプロテスタント教会では、贖罪信仰が福音信仰の中核とされ、そこに信仰理解を集中させる傾向がある。しかしルカの言うように十字架の出来事は、秘儀として「隠されている」と言うべきではないだろうか。礼拝後、定例長老会。コロナの第9波が始まっているとされるが、十分注意しながら礼拝を中心に教会活動を継続していきたい。夕方、四ツ谷近辺を散歩。

3日(月)午後、四ツ谷駅前の皮膚科を受診。ヘルペスはほとんど直っているし、ジンマシンの症状もこのところ出ていない。少しずつ薬を減らしていくことになる。夜は日本聖書神学校の授業。柏木義円について講義。帰宅後、直子さんに手伝ってもらって『時の徴』発送の準備。

4日(火)午後、『時の徴』編集委員会と発送作業。同人5名と条谷泉さんが来られる。購読者450通と、購読依頼400通を発送。同人の若返りの必要が議論になり、編集担当を下田洋一先生から縣洋一さんに交代することになる。封筒や振替用紙のストックが切れているので、新たに注文する必要がある。それにしても167号までよく続いたものだ。夜は、次号に掲載する「井上良雄小説教」の翻刻作業。感銘を新たにする。

5日(水)午前中の聖書を学び祈る会は休止。午後から農村伝道神学校の授業で、この日が前期の最終日。教務担当者から来年度の継続を言われたが、そろそろ交代の時期ではないかと答えた。しかし日本キリスト教史や日本宗教史についての講師が他に見当たらない言われ、何人かを紹介する。やはり世代交代して、若い研究者に機会を与えなければならない。夜は『時の徴』の「高倉徹総幹事日記」の原稿整理。19699月前後の教団の混迷を思い返しながら作業を進める。なにせ半世紀以前ことなので、どのように註を付けるかで苦労する。

6日(木)午後、直子さんと一緒に近くの診療所で6回目のワクチンを受ける。来週のNCA講座「日本キリスト教史を読む」のレジュメを担当者に送付。この講座も今年で終了。いろいろな区切りの時が迫っている。

7日(金)朝6時過ぎに起きて散歩。約5000歩のいつものコースを歩くと、汗びっしょりでシャワーを浴びなければならない。この時期の散歩も考えものではある。夜は、北支区連合祈祷会で池袋西教会へ。久しぶりに対面とリモート共用の祈祷会。音声がうまく伝わらず、途中で中断したりした。リモートの難しさではある。26名の参加。(戒能信生)

2023年7月2日日曜日

 

2023年7月9日 午前10時30分

聖霊降臨節第7主日礼拝(No12

             司式 橋本 茂

奏楽 内山 央絵

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-

讃 美 歌  11

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編89・39-53

讃 美 歌  394

聖書朗読  エレミヤ書10・19-25

ルカ福音書18・35-43

祈  祷

讃 美 歌  430

説  教  「あなたの信仰があなたを救った」

戒能 信生牧師

讃 美 歌  404

使徒信条  (9341A

献  金             橋本悠久子

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

・ライブ配信担当・荒井久美子

・「私の愛唱讃美歌」内山央絵

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

牧師の日記から(424

625日(日)主日礼拝。ルカ福音書181830の講解説教「永遠の命を受け継ぐために」。イエスと金持ちの議員との対話を取り上げ、信仰の不可能性について触れる。そもそも私たちに神を信じることができるのだろうか。「人間にはできないことも、神にはできる」という約束を受け入れる以外にないのだろう。この日『羊の群』85号が発行された。礼拝後、急いで東駒形教会へ。本所賀川記念館合同研修会で「関東大震災と賀川豊彦」について講演。今年が192391日の関東大震災から100年にあたるので、いろいろなイベントが計画されている。賀川関係では、これがその皮切りになる。中ノ郷信用組合の広いホールに200名以上の参加者があった。懐かしい東駒形教会の教会員や旧知の人々顔も見える。1時間半の講演を終え、ともかく大役が終ってホッとした。

26日(月)午前中、月曜会。次に何を取り上げるかが議論になり、結局、柄谷行人の『力と交換様式』の紹介を私が担当することになった。帰宅して準備をし、夜は目白の日本聖書神学校の授業。この日は矢嶋楫子を取り上げて講義。書斎のPCの調子が悪い。時々、マウスやキーボードが反応しなくなるのだ。いろいろ調べた結果、USBメモリーのハブが古くなって接触に問題があることが判明。羊子に新しいハブを買ってきて貰って取り替えると回復した。しかし小さな部品が壊れると、途端にすべての作業がストップするのは困りものだ。IT時代の問題ではある。

27日(火)緑蔭書房の編集者が来て、「関東大震災と賀川豊彦」の資料集をデジタル版で公開する準備の相談。先日の講演を解説として加えることとした。堀町子さんに電話をして、堀先生の容態を聞く。町子さんにコロナ陰性の判定が出てホッとするが、堀先生のことが案じられる。

28日(水)午前中は、溜まっていた事務仕事。午後から農村伝道神学校の授業。この日は、柏木義円についての学生たちのリーディング・レポート。夜は来週の長老会のアジェンダや、『時の徴』の発送の準備など。

29日(木)午前中、来週の支区連合祈祷会の連絡や準備。昼から、秋葉原で神学生時代の古い友人たちと落ち合い話し込む。夕方帰宅。夜9時半、堀光男先生が先ほど心臓が止まったとの連絡。直ちに電車を乗り継いで清瀬の病院へ。1142分、死亡を確認。清拭をして、堀先生がコロナ陽性のため防護服やフェイスガードなどの重装備をして、病棟前で詩編23篇を朗読し短く祈る。取り敢えずご遺体は葬儀社に預って貰うこととし、改めてお別れの会や千代田教会での記念礼拝を計画することとする。終電が終ったので、聖書と人間を考える会のメンバー中井さんのタクシーで送ってもらう。3時過ぎ帰宅。

30日(金)堀先生の火葬前式を71日の午後1時から、多摩葬祭場で行なうこととなる。教団や支区などに、堀先生逝去の連絡。7月の長老会アジェンダを作成し、長老の皆さんにメール添付で送付。(戒能信生)