2018年4月22日日曜日


2018年4月29日 午前10時30分

復活節第5主日礼拝(No5

      司式 鈴木志津恵  

    奏  黙 想        奏楽 向山 康子

招  詞  93-1-44

讃 美 歌  19 

主の祈り  (93-5A) 

交読詩篇  詩編142・1~8 

讃 美 歌  449

聖書朗読  出エジプト記32・1-35

祈  祷

讃 美 歌  403

説  教  「金の仔牛の誘惑」

               戒能 信生牧師

祈  祷

讃 美 歌  197

使徒信条  (9341A

献  金             橋本悠久子        

報  告

頌  栄  88(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏         

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・戒能直子、奏楽・向山康子

・礼拝後、お茶の会

・週報等発送作業、

CS教師会

2018年4月21日土曜日


牧師の日記から(158)「最近読んだ本の紹介」

沢木耕太郎『銀の街から』『銀の森へ』(朝日文庫)朝日新聞に連載された沢木耕太郎の映画評が二冊の文庫にまとめられた。通常の映画評では取り上げられないアジアや南米の佳作が紹介されていて、連載時から愛読していた。この著者独特の切れがよく分かりやすい文章で、作品の見所を紹介してくれる。私も若い頃はよく映画を見ていた。岩波ホールにもよく通っていた。しかしいつの頃からか、映画館から足が遠のき、たまにテレビでの放映を覗くだけで、ほとんど映画を観なくなった。この映画評を通読して、隠退後にしたいことが一つ見つかった。この映画評の中から選んでDVDを借りてきて一つずつ観ていくこととしよう。

三谷太一郎『日本の近代とは何であったか 問題史的考察』(岩波新書)著名な政治学者が、明治以降のこの国の近代について、政党政治の成立、資本主義の形成、そして植民地の歴史に焦点を絞って、分かりやすく問題を整理してくれる。特に最後の章は、天皇制について鋭くその問題点を論じていて感銘をもって読んだ。最近の岩波新書は入門的なものが多くなったという印象があったが、三谷さんのこの新書は名著と呼ばれることになるだろう。専門的な学術書に劣らない質を保ちながら、それを極めて分かりやすく、読みやすく書かれている。

アーナルデュル・インドリダソン『声』(創元社推理文庫)レイキャビック警察の捜査官を主人公とするシリーズの一冊。ミステリーはその国の文化度を測るバロメータと言われる。アイスランドのミステリーを初めて読んだが、なかなか面白かった。ホテルの雑用係が死体で発見される。しかしだれもその人のことをよく知らない。捜査の結果、その人物の過去が次第に見えてくる。少年期にボウイソプラノで将来を期待されたのに、変声期に声を失って、以降無為な生活を送っていた。犯人捜しを通して、アイスランド社会の実情を垣間見ることができる。

三浦綾子『ちいろば先生物語』(朝日新聞社)教会の印刷室の書棚で見つけて目を通した。ちいろば先生とは、いうまでもなく世光教会や今治教会の牧師だった榎本保郎のこと。私も何度か講演や説教を聴いているし、直接会って言葉を交わしたこともある。この国のプロテスタント教会では珍しい霊性と知性を兼ね備えた牧師だった。三浦綾子のこの評伝は、できるだけ素の榎本保郎を描き出そうとしているようで、そこに描き出される榎本牧師の庶民性に教えられた。

シェロモ・ヴェネツィア『私はガス室の特殊任務をしていた』(河出文庫)アウシュビッツ=ビルケナウで、ガス室で殺害された遺体の処理を担当させられていたユダヤ人の証言。21歳のギリシア系ユダヤ人の若者が、1944年段階でアウシュビッツに収容され、選抜されて地獄のような任務を強制される。しかも証拠隠滅のために、特殊任務部隊の全員が処刑される運命にあり、反乱が計画された事実を初めて知った。奇跡的に生き延びた証言者は、やがて重い口を開き地獄のような経験を証言するに到る。息つく暇もなく読まされた。(戒能信生)

2018年4月22日 午前10時30分

復活節第4主日礼拝(No4

      司式 荒井  眞  

    奏  黙 想        奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-44

讃 美 歌  19 

主の祈り  (93-5A) 

交読詩篇  詩編141・1~10 

讃 美 歌  482

聖書朗読  出エジプト記201-17

祈  祷

讃 美 歌  509

説  教  「汝、貪るなかれ 十戒⑩」

               戒能 信生牧師

祈  祷

讃 美 歌  458

使徒信条  (9341A

献  金             橋本  茂        

報  告

頌  栄  88(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏         

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・大森意索、奏楽・戒能直子

・礼拝後、定期教会総会(ホール)軽食の用意があります。

・らふぁえる練習(2:30

2018年4月14日土曜日


牧師の日記から(157)「最近読んだ本の紹介」

奥泉光『雪の階(きざはし)』(中央公論社)著者の奥泉さんはICUの大学院で旧約聖書学を学ぶ研究者だった。その頃に並木浩一先生に紹介されて会っている。その後作家に転身し、『石の来歴』で芥川賞を受賞して、今では中堅の文学者として活躍している。その作品のすべてを読んでいるわけではないが、重厚な文体と常に新規な問題意識に富んだ小説を書き続けている。この小説も600ページ近い大作で、五・一五事件の直前の時代を舞台に、ある華族の娘を主人公とするミステリー仕立ての大作。冒頭の練りに練った古風な文体と登場人物の現代的な会話がちぐはぐで、当初は違和感があった。しかし主人公の友人の心中事件の真相を探るという謎解きに引きずられて読まされてしまった。ただ、その当時の美濃部達𠮷の天皇機関説をめぐる議論の趨勢が描かれていて興味深かった。

荒井献『キリスト教の再定義のために』(新教出版社)90歳になる荒井先生の同伴をボランティアでしている常盤陽子さんを通して頂いて恐縮した。著作集刊行後の講演やエッセーなど、単行本に収録されていないものが集成されている。政治学者の三谷太一郎さんが近著で「老年期の学問」について書いているが、荒井先生のこの本にも同じような感想を抱いた。若い時期の学問は、専門的であるが故に各論に集中するが、老年期の学問は総論的(general theory)であり、またプロとアマとの交流が不可欠とされるという。その点、荒井先生は所属するまぶね教会の仲間たちとの交流がその「老年期の学問」を支えているのではないか。

宮原守男『信仰・希望・愛』(教文館)著名なクリスチャン弁護士である著者のエッセー集。今年で91歳になるが、今も現役で、先日キリスト教会館の法務問題で相談に伺った際に頂いた。これまでの弁護士人生の実体験が紹介されていて一気に読んだ。中でも、ロッキード事件の全日空側の弁護士としての経験が面白かった。浅野順一先生から薫陶を受け、北村徳太郎のお嬢さんと結婚し、教文館や聖書協会、日本基督教団の顧問弁護士を長く続けている。キリスト教界の裏の話しに通じていて、じっくり聞き書きをしなければならないと考えている。

曾野綾子『夫の後始末』(講談社)友人から勧められて読んだ。曾野さんの小説は初期の作品に目を通しているだけで、肌に合わずにほとんど読んでいない。ただ友人のトラピスト修道会の神父と曾野さんとの共著を読んだことがあり、そのカトリックの信仰理解が気にはなっていた。この小さな本は、夫・三浦朱門の老後の看取りと死をめぐる顛末を週刊誌に連載したもので、曾野さんらしいはきはきした文体で、一本筋の通った生き方に惹かれる人も多いのだろう。

エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事⑤』(創元社推理文庫)このところ学術的な研究書や大作を何冊も平行して読んでいたので、肩の凝らないものをと思って読んだ。価値のない物しか盗まないという泥棒が、不可能と思える難題を次々に解決する一種のファンタジー。EQMMに連載した短編集の新訳で、半分ほどは以前にも読んでいるが、中身はすっかり忘れていた。(戒能信生)

2018年4月8日日曜日


2018年4月15日 午前10時30分

復活節第3主日礼拝(No3

      司式 橋本  茂  

    奏  黙 想        奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-44

讃 美 歌  19 

主の祈り  (93-5A) 

交読詩篇  詩編140・1~14 

讃 美 歌  330

聖書朗読  出エジプト記201-17

祈  祷

讃 美 歌  528

説  教  「偽証してはならない 十戒⑨」

               戒能 信生牧師

祈  祷

讃 美 歌  579

使徒信条  (9341A

献  金             萩原 好子        

報  告

頌  栄  88(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏         

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・橋本悠久子、奏楽・戒能直子

・礼拝後、お茶の会

2018年4月7日土曜日


牧師の日記から(156)「最近読んだ本の紹介」

渡辺京二『バテレンの世紀』(新潮社)江戸末期のこの国の姿を、来日した外国人たちの眼にどのように映ったのかを通して名著『逝きし世の面影』として紹介した著者が、今度は室町から江戸初期までの時期の異国人たちとの折衝を考証した大著。最近読んだ書物の中でも出色の好著で、耽溺するようにして読んだ。江戸末期の開国の時代をセカンド・コンタクトとすれば、ポルトガルの商船や宣教師たちの来日はファースト・コンタクトだったわけで、その両者を比較する視点から描かれている。大航海時代の初め、アフリカ西海岸へのポルトガルの進出(プレスター・ジョンを捜す目的から始まり、金の獲得、そして奴隷狩りへと至る経緯を初めて知った)から、やがて喜望峰を回ってインド洋に達し、さらに日本へと到る道筋を丹念に紹介してくれる。ザビエルやフロイスなどの宣教師たちの残した膨大な記録を渉猟して検証し、結果としてキリシタン史の全貌が描き出されることになった。キリシタン史研究については、宣教師たちの残した数多くの資料があり、研究者も多く、また各地の郷土史研究者のキリシタン弾圧史研究の蓄積がある。しかし、カトリックの立場から書かれたものと、日本側の研究は齟齬して容易に噛み合わず、その全貌が見渡せない恨みがあった。渡辺京二のこの労作は、その意味でも出色なのだ。ザビエルの宣教の実情、ポルトガルによる交易の実態、当時の仏教僧たちとの論争、織田信長や豊臣秀吉、さらに九州の各大名たちの交易による実益、イエズス会と他の宣教会との対立と抗争、そしてキリシタン信徒たちの信仰理解といった多岐にわたる論点を、比較的公平に分析してその全体像を見渡してくれる。天草次郎の島原の乱の実相についても、それが苛政に対する一揆だったのか、それとも宗教的反乱だったのかについても説得的な理解が提示される。いわゆる専門的なキリシタン史研究者でない著者が、先行研究を踏まえて、これだけの労作を残してくれたことに脱帽した。

磯部隆『ローマ帝国のたそがれとアウグスティヌス』(新教出版社)このところアウグスティヌス関連の書物を集中して読んでいる。神学読書会で岩波新書の出村和彦『アウグスティヌス』を取り上げたことがきっかけ。山田晶や宮谷宣史の著書を書棚から引っ張り出して読み直し、さらに磯部隆のこの本を取り寄せて読んだ。ローマ帝政末期の政治的混乱の中で、北アフリカにアウグスティヌスが登場する。彼はそれまで多様であった初期教父たちのキリスト教理解を、ギリシャ哲学、特に新プラトン主義を取り入れて整理し、さらにドナティスト論争やペラギウス論争などを通して基本的なキリスト教理の骨格をまとめている。この書物は、その当時の政治的混迷とアウグスティヌスの思想の関連を、なんと小説仕立てで説明する。すなわちアウグスティヌスの死の直後、その弟子の一人アリピウスの回想と、ローマ帝国滅亡の推移を交互に重ね合わせる仕方で、アウグスティヌスの神学が組織だった教理として書かれたのではなく、その時その時の状況の中で成立したことを明示してくれる。(戒能信生)

2018年4月1日日曜日


2018年4月8日 午前10時30分

復活節第2主日礼拝(No2

      司式 橋本  茂  

    奏  黙 想        奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-44

讃 美 歌  19 

主の祈り  (93-5A) 

交読詩篇  詩編139・1~24 

讃 美 歌  318

聖書朗読  出エジプト記201-17

祈  祷

讃 美 歌  450

説  教  「盗んではならない 十戒⑧」

               戒能 信生牧師

祈  祷

讃 美 歌  419

使徒信条  (9341A

献  金             野口 洋子        

報  告

頌  栄  331(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏         

 

【本日の集会】

・礼拝後、お話し・野口洋子、奏楽・戒能直子、

・礼拝後、お茶の会

・定例長老会

・(婦人会例会は休止)