2023年6月25日日曜日

 

2023年7月2日 午前10時30分

聖霊降臨節第6主日礼拝(No11

             司式 野口 倢司

奏楽 釜坂由理子

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-

讃 美 歌  11

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編89・20-38

讃 美 歌  289

聖書朗読  ルツ記1・19-22

ルカ福音書18・31-34

祈  祷

讃 美 歌  304

説  教  「受難予告」

戒能 信生牧師

讃 美 歌  299

使徒信条  (9341A

献  金  対外献金「関東教区高田教会の雪害復旧工事のために」   橋本 茂

報  告

頌  栄  89(2度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校 お話し・西川穂、奏楽・戒能直子

・ライブ配信担当・西川穂

・定例長老会

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

牧師の日記から(423

618日(日)主日礼拝。ルカ福音書181517の講解説教「子どもの祝福」。この箇所から、再びマルコ福音書の平行箇所に沿って受難への歩みが始まる。その冒頭に、乳飲み子を祝福するテキストが置かれている。通例「子どものように神の国を受け入れよ」と訳されるこの箇所を、田川建三さんは「子どもを受け入れるように神の国を受け入れよ」と訳すことを提案している。子どもを、しかも乳飲み子を受け入れることは案外難しい。この前後の箇所は「神の国」についてのイエスの言葉が並べられている。そこにルカ福音書の主張があるのだろう。礼拝後、オリーブの会で西川穂さんの巣鴨ときわ教会での教会実習の報告。とても優れた内容で、皆さんと共に喜んだ。石井房恵さんのスープを頂きながら久しぶりにホールで交わりの時を持つことができた。午後2時半から、深川教会での友野富美子牧師の就任式に出席し、短い祝辞を述べる。

19日(月)来週の日曜日の午後、本所賀川記念館の合同研修会で「関東大震災と賀川豊彦」の講演をすることになっている。そのレジュメを作成してメールで送付する。夜は日本聖書神学校の授業。明日予定されていた読書会「キリスト教と文学」の講師柴崎聰さんが、鼠径部ヘルニアの手術が入ったと連絡が入り、急遽参加者に延期の連絡をしてもらう。

20日(火)午前中は神学読書会で坂口ふみ著『個の誕生』を武蔵野教会の佐々木潤牧師の丁寧な紹介で取り上げる。難解な書物だが、西方教会からの視点ではなく、どちらかと言えば東方教会に軸足を置いてキリスト教教理の形成過程が展開されているところが興味深い。牧師6名、信徒2名の参加。終了後直ちに富坂キリスト教センターへ。共同研究「戦後社会とキリスト教」に講師として招かれ「戦後の賀川豊彦という難問」と題する発題講演。夕方まで若い研究員の発表を聞き議論をする。

21日(水)堀光男先生の病状が案じられる。点滴を断って一週間。いつ緊急連絡が入るか分らない。祈りながら待機している。午後から農村伝道神学校の授業。電車とバスを乗り継いで1時間半。最後に10分ほどの急な山道が待っている。なかなかきついが、自分の体調が試されているように感じる。いつものように図書室で次週の説教の準備。

22日(木)午前中、NCAの緊急理事会にZoomで参加。中村信博先生に引き続き理事長をお願いすることになる。この日は一日在宅で、7月の予定表の作成や、講演の準備。書斎が種々の資料で埋まっている。

23日(金)なんとか「関東大震災と賀川豊彦」の講演原稿を仕上げる。90分の長丁場ではある。堀町子さんから電話で、堀先生が院内感染でコロナ陽性と判定されたとのこと。町子さんも面会時に接触しているので心配ではある。堀先生の容態は、バイタルも安定しているとのこと。

24日(土)明日の礼拝と講演の準備。入門の会は残念ながら延期とせざるを得ない。長尾有起牧師の就任式のために祝電を送る。(戒能信生)

2023年6月18日日曜日

 

2023年6月25日 午前10時30分

聖霊降臨節第5主日礼拝(No10

             司式 石井 寛治

奏楽 内山 央絵

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-48

讃 美 歌  18

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編89・1-19

讃 美 歌  497

聖書朗読  エゼキエル書34・1-6

ルカ福音書18・18-30

祈  祷

讃 美 歌  348

説  教  「永遠の命を受け継ぐために」

戒能 信生牧師

讃 美 歌  354

使徒信条  (9341A

献  金             野口 倢司

報  告

頌  栄  91

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校(休校)

・ライブ配信担当・西川穂

・礼拝後、入門の会「使徒信条⑩」戒能牧師

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

・王子教会牧師就任式(長尾有起牧師)(2:00

・本所賀川記念館合同研修会講演「関東大震災と賀川豊彦」戒能牧師(2:00

 

牧師の日記から(422

611日(日)主日礼拝。ルカ福音書18914の講解説教「主よ、憐みたまえ」。ファリサイ人と徴税人の祈りを取り上げたイエスの譬。単なる倫理的な謙遜ではなく、神の前に徹底したへりくだりの姿勢が強調されている。だれもが「主よ、憐みたまえ」と願う他ない。礼拝後、西川穂神学生と1時間ほど時間を取って話す。いよいよ来年3月には卒業で、これから卒業論文や補教師検定試験等が待っている。忙しい日々が続くが、健康を支えられ伝道者としての道が開かれるように祈る。

12日(月)午後から日本聖書神学校に出向き、教師との懇談会に出席。各神学生の教会での様子を聞く。その後、教務主任の荒瀬牧彦先生と話し合い、特に西川さんのために一緒に祈る。月曜礼拝に出席し授業。

13日(火)来週末に予定されている「関東大震災と賀川豊彦」の講演の準備。パワーポイントを用いるのは止めて、いつものようにレジュメを準備して話すことにする。夜は、山口里子さんのマルコ講座の一環で、アメリカから来日中の聖書学者ベルナデッテさんの講演。LGBTについての古代のラビ文献が紹介される。印象的だったのは、創世記の天地創造の記事に「神は光と闇を分けた」とあるが、そこには昼と夜だけではなく、朝焼けもあり、夕焼けもあったはずという。つまり神の創造は、ただ男と女の二つに分けただけではなく、その間に緩やかなスペクトラムがあったことを示唆された。渡邊さゆりさんの通訳が見事で感服。

14日(水)午前中の聖書を学び祈る会は休会。午後は農村伝道神学校の授業。いつものように少し早目に行って、図書室で来週の聖書箇所の註解書を調べる。夜、堀町子さんから電話で、昨日から光男先生は個室に移り、点滴も中止したとのこと。一週間か10日で最期の時を迎えるだろうという。急遽、金曜日に町子さんと一緒に見舞うことにする。

15日(木)午後、キリスト教会館管理区組合の決算総会にZoomで参加。私は会計監査を担当しているのでその報告。パリ在住の友人からのメールで、チャットGPTの問題と課題について書いてきた。同じ日に、バプテスト同盟宣教研究所の朴思郁さんの「チャットGPT時代の教会を考える」という論文が送られてくる。この問題がいよいよ身近に迫ってきていることを感じる。学生のレポートや論文だけでなく、説教なども簡単に作れるようだ。至極便利ではあるが、そこに人間性が欠如するという。

16日(金)午後、救世軍清瀬病院の病室に町子さんと共に堀光男先生を見舞う。さすがに痩せられたが、目を開けて「戒能くん」と発語された。ローズンゲンの今日の聖句を読んで祈ると、はっきりとアーメンと応じられた。町子さんと最期の時の相談をして、清瀬駅前で別れる。

17日(土)午前中、聖書と人間を考える会。米沢薫さんの発題で「多文化共生社会に向かって」というテーマで話し合う。特にご自身の東ベルリンへの留学の経験から話されて興味深かった。(戒能信生)

2023年6月11日日曜日

 

2023年6月18日 午前10時30分

聖霊降臨節第4主日礼拝(No9

             司式 高岸 泰子

奏楽 梅本 順子

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-48

讃 美 歌  18

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編88・1-19

讃 美 歌  496

聖書朗読  申命記8・11-21

ルカ福音書18・15-17

祈  祷

讃 美 歌  346

説  教  「子どもの祝福」

戒能 信生牧師

讃 美 歌  353

使徒信条  (9341A

献  金             萩原 好子

報  告

頌  栄  91

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校(休校)

・ライブ配信担当・荒井眞

・礼拝後、オリーブの会「教会実習報告」西川穂神学生(於・ホール、軽食の用意あり)

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

牧師の日記から(421

64日(日)主日礼拝。ルカ福音書1818の講解説教「不正な裁判官の譬」。ルカ福音書だけに伝えられるこの譬は、当時の常識に逆らって不正な裁判官に諦めないで願い続けるやもめの姿勢を評価している。その点、16章の「不正な管理人の譬」と共通する。ルカ福音書は、富者や権力者を一義的に否定していない。その射程は、広く地中海世界にも拡がっていることを示唆しているとも言える。礼拝後、定例長老会。コロナ感染症の5類移行に伴い、千代田教会としての対応について話し合う。我が家でも、最近羊子が陽性で一週間家庭内隔離をしたばかりだし、近隣の教会でも陽性患者が出ていると聞く。気をつけながら、しかし緩やかに戻していく方向を探る。夕方、四ッ谷から迎賓館の近辺を散歩。

5日(月)午後、近くの皮膚科を受診。帯状疱疹の経過は良好で、痛みもかなり少なくなっている。ただ痛みがぶり返すこともあるそうで、念のために痛み止めを処方される。夕方、都バスで目白の神学校へ。この日は内村鑑三についての学生たちのリーディングレポート。

6日(火)夜は、北支区教師部の例会にZoomで参加。北支区内の諸教会のコロナ対応の様子を聞くと、必ずしも一様ではない。まだ短縮礼拝を続けているところもあれば、ほとんど旧に復している教会もある。問題は、コロナ禍で私たちが学ばされたこと、考えさせられたことを、これからの教会活動にどう生かしていくかが問われている。

7日(水)早稻田奉仕園の正午礼拝で短い奨励「善きサマリア人のその後」。その足で町田の農村伝道神学校へ。急な山道を歩くと息が切れる。いい運動にはなるが、そろそろ年のことも考えなくてはならないだろう。

8日(木)午前中、緑陰書房の編集者が来訪。『火の柱』のバックナンバーに、関東大震災前後の深田種継日記「私の新川生活」が掲載されていることを教えてくれた。これによって、震災直後の神戸での活動状況を詳細に知ることができる。特に、1016日、長崎丸で神戸から横浜に賀川と共に来た三人の青年を特定出来た。最近の研究でこの三人について疑問が提起されていたので、それを資料に基づいて訂正出来る。午後から、NCA連続講座「日本キリスト教史を読む」で赤岩栄について取り上げる。生涯その思想や信仰の転変の激しかった人ではあるが、教会の内側からのキリスト教批判に応える責任があることは言うまでもない。この日から、月末に予定されている「関東大震災と賀川豊彦」についての講演の原稿執筆に着手。なかなかはかどらない。

9日(金)午前中、駅前の銀行で通帳の住所変更手続きなど。午後からキリスト教会館管理組合の会計監査。電気料やガス料金の値上げに備えてどのような対応が出来るかを協議する。歩いて帰宅。約6000歩。監査報告を作成し、いくつかの留意点を列記する。将来の大規模修繕のために積み立てが必要だが、その余裕がないのが懸念される。(戒能信生)

2023年6月4日日曜日

 2023年6月11日 午前10時30分

聖霊降臨節第3主日礼拝(No8

             司式 釜坂由理子

奏楽 内山 央絵

前  奏  黙想     

招  詞  93-1-48

讃 美 歌  18

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編87・1-17

讃 美 歌  494

聖書朗読  サムエル記7・8-17

ルカ福音書18・9-14

祈  祷

讃 美 歌  343

説  教  「主よ、憐みたまえ」

戒能信生牧師

讃 美 歌  351

使徒信条  (9341A

献  金              野口洋子

報  告

頌  栄  91

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校(花の日子どもの日礼拝)お話し・戒能牧師、奏楽・内山央絵

・ライブ配信担当・荒井久美子

・礼拝後、「私の愛唱讃美歌」戒能牧師

礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。

 

牧師の日記から(420

528日(日)ペンテコステ主日礼拝。この日は西川穂神学生の担当で、ルカ福音書5 1-11の説教。事前に原稿を見せられたが、よく準備されているが1時間を越えそうなので、要点に絞って刈り込むようにアドバイスした。教会員の皆さんに感想や助言をお願いした。説教者を育てるのは教会員の責任でもあるのだ。礼拝後、入門の会。「我は聖霊を信ず」という項について、バルトの『教義学要綱』に沿って、この第三項が人間についての言及とする理解を紹介する。私たちに託された自由で主体的な参与がそこで求められている。かつて隅谷三喜男先生が、日本のプロテスタント教会の信仰理解の特質として、明治期は神信仰が中心で、大正期以降は贖罪論を中心にしたキリスト信仰にあった。しかしそこに聖霊信仰が欠如していると指摘されたことを改めて想起する。その後、週報発送作業とフルート・アンサンブルらふぁえるの練習。合間を縫って久しぶりに迎賓館の周辺を散歩する。

29日(月)午後、駅前の皮膚科を受診。帯状疱疹は治まってきているとのこと。抗ウィルス剤を続けて処方される。左脚の神経痛はまだ少し残っているが、徐々に軽快すると言われてホッとする。夕方から目白の神学校に都バスで出かける。この日は植村正久についての講義。

30日(火)午前中、錦糸町の賛育会病院内科の定期検診。HgA1cの数値は65で安定している。急いで帰宅し、1時からNCAの理事会にZoomで参加。2022年度の決算報告が承認された。私が責任を負っている関東活動センターの決算も27万円余の黒字でホッとする。しかし公益財団法人として文科省に提出する複雑な財務諸表が理解できない。もっと簡便に現在の財務状態が一目で判るようなデータを要求する。この日は赤羽会館で東京教区総会が開催されており、橋本茂長老が議員として出席してくれているが、私はやむを得ず欠席せざるを得なかった。

31日(水)午前中、条谷泉さんが説教題の看板を書いてわざわざ持って来てくれる。土沢教会の教会員でぶどう園経営している渡健太郎さんからの葡萄ジュースを頂く。聖餐式の際に用いることとする。その後、緑陰書房の編集者が訪ねてきて、資料集『関東大震災と賀川豊彦』の紙媒体での出版は断念したが、デジタル版を松沢資料館で作成することになったとのこと。午後は町田の農村伝道神学校の授業。山道を歩く。

61日(木)朝一番で医科歯科大病院の耳鼻科を一年ぶりに受診。右首の嚢胞のエコー検査。全く問題なく、今回で解放される。帰宅して、北支区連合祈祷会の準備。今年から委員長をさせられているのだ。

2日(金)一日雨で書斎に閉じ籠もって原稿に取り組むが、容易にはかどらない。夜は連合祈祷会にZoomで参加。牛込払方町教会の山ノ下恭二牧師の奨励に励まされる。今週も病院通いの日々だった。(戒能信生)