2018年11月25日日曜日


2018年12月2日午前10時30分

待降節第1主日礼拝(No35

      司式 鈴木志津恵  

    奏  黙 想        奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-1

讃 美 歌  242(1節のみ)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編24・1~10

讃 美 歌  232     

聖書朗読  エレミヤ書33・14-16

Ⅰヨハネ書1・5-10

祈  祷

讃 美 歌  125

説  教  「光と闇」

               戒能 信生牧師

祈  祷

讃 美 歌  436

使徒信条  (9341A

献  金   「北支区ワンドロップ献金のために」        高岸 泰子

報  告

頌  栄  83

派遣・祝福

後  奏         

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・戒能牧師、奏楽・内山央絵

・礼拝後、お茶の会

・定例長老会

2018年11月24日土曜日


牧師の日記から(189

1118日(日)教会学校は鈴木志津恵さんがお話をしてくれた。主日礼拝はⅠヨハネ書11-4の講解説教「いのちの言葉」。ヨハネ書簡を説教で取り上げるのは初めて。学生時代、ヨハネ福音書で卒業論文を書いているのだが、講解説教で取り上げたときはうまく行かなかった苦い経験がある。それ以来ヨハネ文書は鬼門なのだ。ヨハネ書簡を取り上げるのは内心戦々恐々ではある。礼拝後、教会懇談会で「新宿伝道所との合流」について経過説明をする。来年春に、新宿伝道所が解散手続きを終えて、残った信徒たちが千代田教会に転入会することになる予定。すべてが順調に進められることを祈るばかりだ。山口里子ゼミで知り合いになったJapan Timesの川畑泰さんが礼拝に出席された。川畑さんも、ご自分の所属する教会の解散手続きで苦労したとのこと。

19日(月)『時の徴』に掲載する井上良雄先生の説教の文字化作業と購読者の便りを整理して、メールで入稿。「公同教会について」の私の論文に取り掛かる。

20日(火)午後から南千住の大塩光子さん宅を訪問。大塩清之助牧師が今年2月に亡くなって、いつかお訪ねしたいと願っていたが、長男の光牧師の案内で機会を得ることが出来た。若い頃から散々お世話になった大塩牧師の想い出話に花が咲く。また『大塩牧師遺稿・追悼文集』の編集を手伝うことになり、その相談をする。先生の書き残した随筆や説教のいくつかと、親しかった者たちの想い出をまとめて、来年4月の記念会に間に合わせようという計画。夕方失礼して、夜は富士見町教会での東・北支区連合祈祷会に出席。

21日(水)午前中、聖書を学ぶ会で、サムエル記上23-24章を学ぶ。サウロ王亡き後、その後継者となったダビデには、王位の簒奪者という非難が終生付きまとった。ダビデ台頭史は、その弁明としてダビデにはサウロへの害意がなかったことを繰り返し物語っている。午後、ハクビシン捕獲のための罠を仕掛けるために新宿区から業者が来る。柿の木や無花果の実を狙って、ハクビシンが出没しており、先日は牧師館のベランダに侵入して、直子さんがその姿を写真に撮っている。近隣から苦情が出て、区としても捕獲に乗り出したらしい。リンゴを餌とする簡単な捕獲箱で、こんなもので果たして捕まえられるか大いに疑問。

22日(木)午前中、キリスト教会館の三者協議会。聖書協会とAVACOとの合併は来年1月に認可が下りる見通しとのこと。その後、会堂共済組合に9月の台風24号による被害届を提出する。必要な費用のほぼ全額を保証してくれるとのことでとても有難い。宣教研究所で昭和21年の第4回教団総会の記録を捜す。教団教憲が定められた事情を調べるため。NCAの事務仕事を済ませて帰宅。

23日(金)一日書斎に籠って、『時の徴』の原稿書き。苦労したが、ようやく仕上げてメールで送稿。既に次の原稿の締め切りが迫っている。

24日(土)午後、池袋西教会で開催された北支区クリスマス音楽祭に出席。各教会の聖歌隊が出演し、達者な演奏でとても楽しかった。(戒能信生)

2018年11月18日日曜日


2018年11月25日午前10時30分

収穫感謝合同礼拝(聖霊降臨説第28主日)(No34

      司式 高岸 泰子  

    奏  黙 想        奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-1

讃 美 歌  18

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編23・1~6

子どもの祝福        戒能 信生牧師

讃 美 歌  430     

聖書朗読  申命記10:12-22

祈  祷

讃 美 歌  421

説  教  「神の愛と私たちの倫理」

               戒能 信生牧師

祈  祷

讃 美 歌  418

使徒信条  (9341A

献  金             鈴木基三恵

報  告

頌  栄  50

派遣・祝福

後  奏         

 

【本日の集会】

・教会学校(合同礼拝に合流)

・礼拝後、CS教師会

・週報等発送作業

・らふぁえる練習

2018年11月17日土曜日


牧師の日記から(188

1111日(日)主日礼拝。Ⅱペトロ書314-18の講解説教「堅固な足場に立って」。この手紙に引用されるパウロの信仰理解が、終末の遅延における倫理であることの意味を考えさせられる。すなわち、パウロの信仰義認論や贖罪論についてペトロ書は全く言及していない。同時に、パウロの手紙について「難しく理解しにくい」と注記されていることも興味深い。2世紀半ばの初代教会においてパウロについての理解も結構多様だったのだろう。礼拝後、オリーブの会で国連食糧援助機構のスタッフ石井理江さんの報告を聞く。外務省が入国を禁じているシリアで、難民支援活動をする日本人女性がいることをみんなに知って欲しい。広島大学の客員研究員楊小平さんが礼拝に出席された。戦前の中国での伝道について調べたいとのことで、東亜伝道会や、邦人教会の資料を紹介した。野口倢司さんが、今年のクリスマス・カードの写真を撮影してくれる。教会学校のフランネルグラフの受胎告知の場面。どんなカードになるか今から楽しみである。

12日(月)午後、中目黒教会の後任牧師招聘について、委員長の山田さんが訪ねて来て、その報告を伺う。良き後任者が与えられたとのこと。夜は日本聖書神学校の授業。この日は賀川豊彦を取り上げる。

13日(火)午前中神学読書会。マルクス・ガブリエルの『なぜ世界は存在しないのか』(講談社選書)を大泉教会の管満雄さんの紹介で取り上げる。38歳の若き哲学者の新しい認識論は正直言ってチンプンカンプン。ただ大きな時代の転換期における哲学の傾向を垣間見ることが出来た。例えばガブリエルは宗教を否定せず、「無限なもののなかに意味の痕跡を探求する営み」と規定している。出席者は牧師6名、信徒2名の計8名。夜は早稲田教会での山口里子ゼミに参加。新しく刊行された『食べて味わう聖書の話』のレシピを用いて、講座のスピン・オフ企画で、3月に一緒に料理をして食べる集いをすることになった。

14日(水)午前中、聖書を学ぶ会でサムエル記上21-22章を取り上げる。サウロ王から追われたダビデのもとには、「困窮している者、負債のある者、不満を持つ者」が集まって来たという。王国形成の陰の部分がダビデに集約されたということだろうか。午後は『時の徴』の次号のために井上良雄説教の文字化作業。

15日(木)朝一番で東京医科歯科大学付属病院で、血液・尿検、レントゲン、心電図などの検査。たった三日の検査入院なのに、検査と書類の多さに辟易する。それにしても大学病院に群れ集まる病人の多さと、ベルトコンベアー式の検査態勢に驚く。午後はキリスト教会館管理組合の仕事。東京ガスからGHPの取り替えについての提案を聞く。引き続きNCAの運営委員会。

16日(金)農村伝道神学校の授業で赤岩栄について取り上げる。思想的転変の激しかった人だが、その激しい問いは今でも重いものがある。

17日(土)午後から柏木義円研究会で東京キリスト教大学の山口陽一学長の講演。最近あまり聞かない「良心」の問題を改めて考えさせられる。(戒能信生)

2018年11月18日午前10時30分

聖霊降臨節第27主日礼拝(No33

      司式 野口 倢司  

    奏  黙 想        奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-1

讃 美 歌  18

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編22・1~32(着席のまま)

讃 美 歌  215     

聖書朗読  アモス書5・21-27

Ⅰヨハネ書1・1-4

祈  祷

讃 美 歌  494

説  教  「いのちの言葉」

               戒能 信生牧師

祈  祷

讃 美 歌  414

使徒信条  (9341A

献  金             大森 意索

報  告

頌  栄  50

派遣・祝福

後  奏         

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・鈴木志津恵(教会員説教)、奏楽・内山央絵

・礼拝後、教会懇談会「新宿伝道所との合流について」戒能牧師、司会・荒井 眞

2018年11月10日土曜日


牧師の日記から(187

114日(日)永眠者記念礼拝。ヘブライ書121-3から説教「雲のような証人たち」。千代田教会の関係逝去者160名、前身の大連西広場教会の逝去者を含めると、記録が残っているだけでも合わせて300名を超える「雲のような証人たちに」囲まれての礼拝。ご遺族たちも多数参加されて、礼拝後一緒に食事をしながら「信仰の先達たちを偲ぶ会」。

5日(月)午後、日本聖書神学校に行き、大量に借り出していた図書を返却する。講師の役得で、20冊まで3カ月借りることが出来るのだが、一冊返却漏れがあるとのことで、探さねばならない。夜は授業で、高倉徳太郎についての受講生たちのリーディングレポート。私も『福音的基督教』について発題する。

6日(火)小雨の中を自転車で西早稲田へ。会館管理委員会。この4年管理組合の委員長を担ってきたが、来年春の任期切れでようやく解放される。耐震改修工事の借金返済や耐用年数を超えているGHPの取り換えなど難題が山積みなのだが、後任の委員たちに任せられることになってホッとする。午後は宣教研究所の資料室で調べもの。日本基督教団『教憲』にある「公同教会」という言葉の由来について『時の徴』にエッセーを書かねばならないのだ。

7日(水)午前中聖書を学び祈る会。サムエル記上20-21章から、ダビデとヨナタンとの友情物語の個所を取り上げる。明日の連続講座で、植村環を取り上げるので、そのレジュメづくり。戦時下の環の時局迎合的な言説と、教会やYWCAなどのいわばインナーサークルにおける時局批判的な発言の矛盾・裂け目をどう読み解くかという難題がある。環の著作集に、戦時下の回想があるのを見つけたので、レジュメに加える。

8日(木)午後からNCAの連続講座で植村環について講演。参加者が狭い会場が満杯になるほどで、補助椅子を出してもらう。受講してくれた元ジャーナリストの松浦茂長さんから、ロシア駐在員だった頃の経験を聞く。ロシアでは、表向きの公的発言と、親しい友人同士のインナーサークルでの発言を使い分け、それは決して外部に洩れなかったというのだ。この国では本音と建て前の使い分けは評価されないが、独裁政権下でそれは当たり前のことだったという。この国独特の単純な正邪二元論が、重層的な歴史理解を浅薄なものにしているのではないだろうか。夕方帰宅して、明日の授業の準備。

9日(金)小雨の中を農村伝道神学校へ。授業で由木康を初めて取り上げる。ここ数カ月、由木牧師の著書を渉猟して、その生涯と信仰理解の特質を調べてきた。二葉独立教会(現・東中野教会)の牧師であるだけでなく、讃美歌作者・編纂者として、またこの国の礼拝学のパイオニアとして、さらにパスカルの翻訳者・紹介者として、この人は何人分もの仕事をして来た。戦時下の時局迎合讃美歌『興亜讃美歌』編纂から由木が除外されているところに、この「中庸の人」独特の立場が反映されているのではないかと仮説を立ててみた。(戒能信生)

2018年11月4日日曜日


2018年11月11日午前10時30分

聖霊降臨節第26主日礼拝(No32

      司式 石井 房恵  

    奏  黙 想        奏楽 釜坂百合子

招  詞  93-1-1

讃 美 歌  18

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編21・1~14(着席のまま)

讃 美 歌  548     

聖書朗読  コヘレトの言葉12・1-2

      Ⅱペトロ書3・14-18

祈  祷

讃 美 歌  577

説  教  「堅固な足場に立って」

               戒能 信生牧師

祈  祷

讃 美 歌  442

使徒信条  (9341A

献  金              岡崎大祐

報  告

頌  栄  50

派遣・祝福

後  奏         

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・野口洋子、奏楽・戒能直子

・礼拝後、オリーブの会「シリアのダマスカスに暮らして」石井理江(軽食の用意あり)

2018年11月3日土曜日


牧師の日記から(186

1028日(日)合同礼拝。申命記6章の「聞け、イスラエルよ」のテキストを取り上げる。「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの主なる神を愛しなさい」と教えている。神と私たちとの関わりを「愛」という人格的な関係として捉えるところに眼目がある。他の神々に心移りすることを「妬む神」なのだ。礼拝後、会場造りをして教会バザー。好天に恵まれ、例年よりもお客さんの出足もいいようだ。教会員以外でも、梅本和義、釜坂治幸、条谷泉、向山功・康子、津金邦明さんたちが協力してくれて大助かり。庭での焼きホタテや焼きそば、その他の食品類も1時過ぎには完売。売るものがなくなり、野口委員長の判断で予定よりも30分早く閉店。直ちに後片付けと週報発送作業、来週の永眠者記念礼拝の写真の設営を、皆さんが協力して手際よくやってくれる。

29日(月)午前中、東駒形教会での牧師の勉強会・月曜会で、ゴンサレスの『キリスト教思想史Ⅱ』の78章を紹介する。帰途、蔵前のカフェ・エクレシアに立ち寄る。このカフェは聖公会の李明洙司祭が、新しい宣教の拠点として始めたもの。李司祭の滞日ビザが来年3月で切れるので、その延長が問題だという。在留許可申請に及ばずながら協力することを約束する。帰宅後準備をして、夜は日本聖書神学校の授業。

30日(火)午前中、バザーの後片付け。BQセットなどを掃除して梱包し、裏の物置に仕舞う。直子さんはバザーの残品を明日東駒形教会に運ぶので、改めて整理して段ボール箱に詰め直す作業。バザー会計の報告書も作ってくれる。純益が10万円を越え、東日本大震災の被災教会にその半分を送ることが出来る。

31日(水)午前中は聖書を学び祈る会で、サムエル記上1819章を取り上げる。サウル王の家臣ダビデに対する猜疑心が募っていく箇所。支配者は常に自らの地位を脅かす存在を意識し、粛正しようとするものらしい。午後、野口倢司さんの車でバザー残品を東駒形教会に移送。積み切れずいくつか残ってしまった。教会駐車場を近所の工事のために113月にまた貸し出すことになり、その契約書が届く。「日祭日は除く」という但し書きを加えてもらって、署名捺印して返送する。夜は来週の定例長老会のアジェンダ作りなど。

111日(木)朝一番で、お茶の水の東京医科歯科大学付属病院へ。前立腺癌の生検を受けるため、12月初めに二泊三日で検査入院することが決まった。手術前検査などで、何度か病院通いをしなければならないようだ。午後から西早稲田のキリスト教会館へ。管理組合やNCAの事務仕事を処理する。

2日(金)農村伝道神学校の授業で矢内原忠雄を取り上げる。夕方、お茶の水の駿河台クリニックで前立腺のMRI検査。これも術前検査の一環とのこと。

3日(土)ご近所に教会の柿を配って歩く。明日の永眠者記念礼拝の準備。午後、須賀さんたち一家がいつものように丁寧に礼拝堂やホールの清掃をしてくれる。(戒能信生)