2026年6月20日土曜日

 

牧師の日記から(562

614日(日)主日礼拝。大森意索伝道師の担当でマルコ福音書の11420の講解説教。イエスに声をかけられて従った弟子たちは、よく分からないままについて行ったのではないか、それが私たちへの招きと重なるとの印象的なメッセージだった。礼拝後、内山央絵さんの私の「愛唱聖句」。特にヨハネ福音書1516「わたしがあなたを選んだ」という個所についての証しに感銘を受けた。その後、梅本和義・順子夫妻と“No Ordinary Men”の翻訳のチェック作業。ドイツ教会闘争の歴史的背景や、特に人名の表記などを確認した。楽しく共同作業をして終わったら2時間もたっていて驚いた。

15日(月)午前中、銀行と郵便局へ。午後から北支区教師会のため根津教会へ。コロナを経て、信濃町教会や滝野川教会も礼拝出席が80名前後に減少しているなど、いくつかの教会の報告を聞いた後、牧師たちの近況報告。隠退教師の上林順一郎先生も参加されていて、久しぶりに話す。私も隠退教師なのだが、代務者として参加した。

16日(火)午前中、神学読書会。豊島岡教会の浜田美也子牧師の発題で、若松英輔『イエス伝』(中公文庫)の前半部を取り上げる。若松さんの本は、話題が豊富で読みやすいのだが、どこか人生論風で私の好みには合わないところがある。しかし既存の教会の枠組みには入らない人たちへの入門書としての意味があると教えられた。午後は、NCAの読書会でキリスト教会館へ。モンゴメリーの『赤毛のアン』を取り上げる。少女向けのメルヘンとしてではなく、孤児としての逆境を乗り越える若い女性の自立の物語として読み直させられた。

17日(水)午前中、皮膚科を受診。このところ蕁麻疹の症状は治まっており、抗ヒスタミン剤も週に一度ということになる。これで症状が出なければ完治と言われた。記録を見ると2020年が初診で、途中症状が悪化して大学病院を紹介された時期を挟み6年越しの通院だった。

18日(木)午前中、門前仲町の歯科医で定期検診。午後から牧師会。このところ向山功さんも交えて、カール・バルトの『福音主義神学入門』を一緒に読んでいる。ほとんど50年ぶりに読み返すのだが、改めてバルト神学の精髄に触れる感がある。1962年、バルトの引退直前の講義で、独特の語り口が興味深い。友人が送ってくれた『琉球新報』の辺野古転覆事件の続報を読んで暗澹とする。(戒能信生)

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