牧師の日記(572)
10月4日(日)主日礼拝。ヨハネ福音書13・1-20の講解説教「洗足のイエス」。ヨハネ福音書は、6章の5000人のパンの奇跡にこそ「聖餐」の起源を置き、「最後の晩餐」の記事に差し替えて「洗足」を強調している。すなわち「主の晩餐」は、12人弟子たちだけに限定されたものではなく、お腹の減った大勢の群衆と食べ物を分かち合ったあのパンの奇跡こそが原型であると主張する。そして「最後の晩餐」においては、イエス自ら弟子たちの汚れた足を洗って、「互いに足を洗い合いなさい」と命じた。そこにこの福音書の強調点があると言える。礼拝後、臨時招聘委員会で、11月に小西二巳夫牧師夫妻を招いて説教をしていただくとともに懇談の時をもつことを話し合う。その後、持ち寄りランチ、定例長老会と続く。林信子さんの受洗試問会、田村喜代子さんの南房教会への転出が承認される。
5日(月)この日は支区の教師会だが、私は失礼して書斎の整理に取り掛かる。先ず、100冊を超えるファイル類(各神学校での講義レジュメや資料)をすべて廃棄しなければならない。ファイルのプラスチックや金具類を取り除いて、紙類だけをまとめて資源ゴミとして出す。講演したり研究論文を書いたりする度に集めた資料やノート類もすべて処分する。結構大変な作業。
6日(火)一階ホールにまではみ出ていた資料類の整理。富坂キリスト教センターのプロジェクト「キリスト者平和運動の研究」で収集した資料を段ボール箱に詰め直して富坂に送る。雨宮栄一先生の遺稿『反ナチ抵抗運動とモルトケ伯』を編集した際に参考にしたドイツ語文献(約30冊)を農村伝道神学校に送る。ついでに農伝の図書室から借り出したままになっていた書籍が何冊も見つかり、それも返却する。
7日(水)数年前NHKのファミリー・ストーリーの番組スタッフから、脚本家の倉本聰を取り上げるので、その父上の山谷太郎に関する資料探しを依頼された。その際、山谷太郎が編集した『一路十字架へ』を大洲教会から借りたままになっていたのを思い出して、お詫びの手紙を添えて送り返す。ついでに同胞教会史研究のために借りていた『大津教会史』(四種類)も礼状を添えて送付する。整理作業はまだまだ続く。(戒能信生)
0 件のコメント:
コメントを投稿