2016年4月2日土曜日

牧師の日記から(52
3月27日(日)復活節第1主日合同礼拝。「子どもの祝福」で短いイースター・メッセージ。続いてコロサイ書3・1‐4の講解説教「キリストと共に生き」。この手紙では、死者の復活よりも、洗礼によって一度死んだ古い自分が、復活のキリストと共に新しく生きる者とされたことに強調点がある。聖餐式。愛餐会では、野口洋子さんの司会で、子どもたちと共にイースターの讃美歌を歌う。バラ寿司の食事の後、この春新しい出発をする鈴木愛加さんを初め何人かがスピーチ。その後、車に分乗して多磨霊園へ。野口倢司さんが、途中の調布で竹森靜子さんをピック・アップしてくれる。墓前礼拝は、故・奥井清さん、故・鈴木三郎さんのご遺族、そして愛犬も一緒に納骨式。
28日(月)昨日退院された岡崎大祐さんに電話をすると、元気な声で応答してくれた。案の定、見舞いは固辞され、そのうち「礼拝に行くから」と言われる。午後から、日本キリスト教会館の耐震改修工事竣工感謝礼拝。私は感謝会の司会を担当した。工事関係者やこの建物で働く人々も参加して、新生キリスト教会館の出発を共に祝う。仙台の宮田光雄先生から熱のこもった長い手紙が届き恐縮する。88歳でこの研究意欲に驚き、励まされる。
29日(火)午前中、錦糸町の賛育会病院で二か月に一度の定期検診。血液検査の結果は良好で、抗コレストロール剤が半分に減る。郵便局で「柏木義円研究会」の振替口座開設の手続き。脳梗塞で倒れ入院している唐崎ゆりさんを見舞う件で、太田春夫牧師と相談し、明日一緒に行くことになった。それで聖書を学ぶ会を中止にすることとし、その旨をメールや電話で連絡する。
30日(水)東京駅から東北新幹線で那須塩原へ。1時間ちょっとで着く。太田牧師と落ち合って、一緒に那須脳神経外科病院へ。お嬢さんの鈴木美喜さん一家が待っていて、ゆりさんを見舞う。梗塞は脳幹部まで拡がっており、意識がない状態だが、バイタルの数値等は良好とのこと。手を握って「日々の聖句」を読み、共に祈る。その後、近くで美味しいお蕎麦を御馳走になり、ゆりさんのお宅を訪ね、ご家族のことをいろいろと伺う。夕方帰宅。
31日(木)午後から西早稲田のキリスト教会館6階のクリスチャン・アカデミー事務所の開室作業。この4月から神保信子さんが週に一度ボランティアで事務の手伝いをしてくれる。信子(旧姓・松谷)さんは、千代田教会の古い教会員の松谷誠一さんのお嬢さんで、この教会の出身とのこと。その後、富坂キリスト教センターに行き、ボンヘッファー研究会に来られた山﨑和明さん(四国学院大学教員)に、7月の内面史研究家での発題を依頼する。

4月1日(金)終日、説教の準備と長老会・教会総会の準備。夜、新宿西教会で開かれた北支区連合祈祷会に出席する。4月から江古田教会に赴任された上林順一郎牧師と久しぶりに会い、一緒に食事をする。(戒能信生)

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