2018年11月3日土曜日


牧師の日記から(186

1028日(日)合同礼拝。申命記6章の「聞け、イスラエルよ」のテキストを取り上げる。「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの主なる神を愛しなさい」と教えている。神と私たちとの関わりを「愛」という人格的な関係として捉えるところに眼目がある。他の神々に心移りすることを「妬む神」なのだ。礼拝後、会場造りをして教会バザー。好天に恵まれ、例年よりもお客さんの出足もいいようだ。教会員以外でも、梅本和義、釜坂治幸、条谷泉、向山功・康子、津金邦明さんたちが協力してくれて大助かり。庭での焼きホタテや焼きそば、その他の食品類も1時過ぎには完売。売るものがなくなり、野口委員長の判断で予定よりも30分早く閉店。直ちに後片付けと週報発送作業、来週の永眠者記念礼拝の写真の設営を、皆さんが協力して手際よくやってくれる。

29日(月)午前中、東駒形教会での牧師の勉強会・月曜会で、ゴンサレスの『キリスト教思想史Ⅱ』の78章を紹介する。帰途、蔵前のカフェ・エクレシアに立ち寄る。このカフェは聖公会の李明洙司祭が、新しい宣教の拠点として始めたもの。李司祭の滞日ビザが来年3月で切れるので、その延長が問題だという。在留許可申請に及ばずながら協力することを約束する。帰宅後準備をして、夜は日本聖書神学校の授業。

30日(火)午前中、バザーの後片付け。BQセットなどを掃除して梱包し、裏の物置に仕舞う。直子さんはバザーの残品を明日東駒形教会に運ぶので、改めて整理して段ボール箱に詰め直す作業。バザー会計の報告書も作ってくれる。純益が10万円を越え、東日本大震災の被災教会にその半分を送ることが出来る。

31日(水)午前中は聖書を学び祈る会で、サムエル記上1819章を取り上げる。サウル王の家臣ダビデに対する猜疑心が募っていく箇所。支配者は常に自らの地位を脅かす存在を意識し、粛正しようとするものらしい。午後、野口倢司さんの車でバザー残品を東駒形教会に移送。積み切れずいくつか残ってしまった。教会駐車場を近所の工事のために113月にまた貸し出すことになり、その契約書が届く。「日祭日は除く」という但し書きを加えてもらって、署名捺印して返送する。夜は来週の定例長老会のアジェンダ作りなど。

111日(木)朝一番で、お茶の水の東京医科歯科大学付属病院へ。前立腺癌の生検を受けるため、12月初めに二泊三日で検査入院することが決まった。手術前検査などで、何度か病院通いをしなければならないようだ。午後から西早稲田のキリスト教会館へ。管理組合やNCAの事務仕事を処理する。

2日(金)農村伝道神学校の授業で矢内原忠雄を取り上げる。夕方、お茶の水の駿河台クリニックで前立腺のMRI検査。これも術前検査の一環とのこと。

3日(土)ご近所に教会の柿を配って歩く。明日の永眠者記念礼拝の準備。午後、須賀さんたち一家がいつものように丁寧に礼拝堂やホールの清掃をしてくれる。(戒能信生)

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