牧師の日記から(528)
7月27日(日)主日礼拝。コヘレトの言葉3・1-15の講解説教「時を見極めるために」。人は時間に縛られ、時間に追われるように日々の生活を送っているが、その時を自分で選ぶことも決めることもできない。しかし「神はすべてを時に適って麗しく造られる」(共同訳)とコヘレトは言う。そして「あらゆる労苦の内に幸せを見出せ」と。礼拝後、入門の会で「十戒の第六戒 汝、殺す勿れ」を取り上げる。後でいろいろ質問が出てきて往生する。その後、週報発送とらふぁえるの練習。
28日(月)午前中、東駒形教会での月曜会に出席。近藤勝彦著『日本基督教神学小史』の高倉徳太郎の項を、真鍋孝之牧師の発題で読む。午後、金井工務店の金井社長が改修工事の請求書を届けてくれる。窓枠のサッシの補修を除き工事は終了した。相談に乗って頂いた大野二郎さんへの謝礼のことも相談する。
29日(火)10:30から同胞教会史研究会を千代田教会で。研究会は一応終了しているが、その成果を報告書にまとめなければならない。これが難題で、一向に作業がはかどらない。10月末に一応の締め切りを設定して、作業を分担することにした。昼食に今半のすき焼き弁当を取ったところ好評だった。午後3時過ぎに、教会会計の釜坂由理子さんが四谷税務署に牧師の所得税の手続きに来られたので、私も立ち会う。
30日(水)来週の定例長老会のアジェンダ作成と7月の説教看板の筆書き作業。これが結構大変でびっしょり汗をかきながら仕上げる。巣鴨ときわ教会での講演原稿を一応仕上げ、レジュメを添付で送る。その時の説教の準備にも手をつける。
31日(木)いくつかの神学校に後任牧師の推薦をお願いしていたが、どこからも返事がない。やむなく催促のメールを送る。午後、大森さんと牧師会。途中で向山功さんも参加され、旧約のメシア像について難しい質問をされる。9月から教会学校の応援をお願いしたところ、快く引き受けてくださった。有難い。
8月1日(金)台風が近づいたとかで、ちょっと暑さが和らぎホッとする。夜は北支区連合祈祷会がZoomであり、私が司会を担当する。小石川白山教会の早川真牧師の奨励で、この日は24名の参加。Zoomで共に祈ることも定着してきた。(戒能信生)