2023年10月8日日曜日

 

牧師の日記から(438

101日(日)主日礼拝。この日からルカ福音書の「小黙示録」に入り、215-6の神殿崩壊の予告の箇所を取り上げる。聖書の終末理解について序論的に語る。ウクライナ戦争、相次ぐ自然災害、そして新型コロナ・ウィルスによるパンデミックなど、現在の世界は終末的状況にあると言える。そのような中で終末的な信仰を今日どのように受け止めるべきだろうか。礼拝後、定例長老会。このところ礼拝出席者が減少し、教会財政にも影響が出て来ていることが話し合われる。感染症もまだ治まっていないが、教会員の皆さんに呼びかけて礼拝ヘの出席と献金への協力を呼びかけることとなる。そのためには、私の説教準備にこそ一層努力しなければならない。インドネシアからZoomで参加されていた西村正寛さんの近況を聞くと、就労ビザの件で明日取り調べがあるという。西村さんの日本語教師としての働きは全くのボランティアで報酬を得ていないが、それでも不法就労と認定される可能性があるという。

2日(月)午前中、郵便局に行き、対外献金や墓地管理費の振り込み、振込での献金の払い出しなどの手続き。午後から目白の神学校へ行き、柏木義円牧師時代の安中教会の受洗者の状況を『上毛教界月報』の記録から確認する。11月の公開講演会の発題の準備のため。夜は日本キリスト教史の授業。この日は高倉徳太郎を取り上げる。大森意索さんと帰りのバスで一緒になり、巣鴨ときわ教会での実習の様子や最近の生活を伺う。病院への勤務は週二回ほどで、時間的余裕も出来たので、9月にはイスラエルに旅行したとのこと。バザーには顔を出したいとのことだった。

3日(火)午前中、高岸徹さん宅の家庭集会の予定だったが、リハビリの日程が変ったとかで、金曜日に変更。書斎で溜まっている仕事に手をつける。来週『時の徴』の発送が予定されているので、会計処理や宛名ラベル、封筒の印刷などの事務処理。また115日の永眠者記念礼拝のプログラムを作成して、荒井眞さんにメールで送付。来週の堀光男先生の記念礼拝の準備、明日から始まる農村伝道神学校での授業の準備など。秋らしく涼しくなって来たので、過ごしやすくて助かる。

4日(水)午後から、農村伝道神学校の授業。町田の奥の野津田まで、電車とバス、そして最後の山道で、片道1時間半かかるが、自分の運動のためにもなる。小雨が烟る中、初秋の武蔵野の自然を楽しむ。

5日(木)『信徒の友』編集部から電話で、各個教会史についての原稿を依頼される。10月末が締め切りとのこと。来週の連続講座の準備をして、レジュメを担当者にメールで送稿。直子さんと一緒に無花果の収穫。

6日(金)高岸さん宅の家庭集会を来週に延期し、午前中、キリスト教会館管理組合の緊急の委員会にZoomで参加。電気料やガス料金の乱高下が問題。管理費の値上げは必至。午後、北支区連合祈祷会の奨励を依頼する交渉。夜は、連合祈祷会にZoomで参加。(戒能信生)

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