2023年12月16日土曜日

 

牧師の日記から(448

1210日(日)主日礼拝。今年のアドベントはイザヤ書のメシア預言を少しずつ取り上げている。この日は710-17の講解説教「インマヌエル預言」。シリア・エフライム戦争の危機の中で、ユダの王アハズに面談する際、イザヤは自分の小さい息子を伴っている(3節)、また徴として「乙女が身籠って男の子を産む」と預言する。この預言者のドメスティック(家庭的)な側面に留意せざるを得ない。そこにこの預言者の特質があるのではないだろうか。礼拝後、向山功さんの『私の愛唱讃美歌』。小学生の頃から青山学院で育てられた経験を紹介されて印象的だった。

11日(月)午後2:00に南北線の終点浦和美園駅で、常盤陽子さんと落ち合う。ここから15分ほどタクシーに乗ると、茨木啓子さんが生活しているグループ・ホームに行ける。2年前から軽度の認知症のためご自宅近くのこの施設に入所されているが、コロナ禍で面会に制限があった。ようやく緩和されて陽子さんと二人でお訪ねすることができた。啓子さんは少しふっくらしてお元気そうで、面会室でいろいろお話しした。教会のいちじくジャムをお土産に持っていくと、とても喜ばれた。不自由な面もあるようだが、それでもニコニコしながら日常生活について話してくれた。今日の聖句を読んで短い奨励をし祈った。またお訪ねする約束をして3時半頃失礼する。タクシーを呼んで浦和美園駅へ。私は途中、駒込で降りて、そのまま山手線で目白の日本聖書神学校へ。「日本キリスト教史の授業」の授業でこの日は北森嘉蔵を取り上げる。

12日(火)午前中、郵便局に行き、久しぶりに四ッ谷界隈を散歩する。夕方から、山口里子ゼミにZoomで参加。6年間続いたこのマルコ講座も今年度一杯で修了の予定。70人ほどの固定的な受講者がおり、もったいない感じがする。何らかの形で継続の可能性を考えたい。

13日(水)午前中、聖書を学び祈る会は休止。午後、近所で住宅建設をしている業者の現場責任者が来て、教会の駐車場を週日貸してくれないかと言って来る。ちょっと逡巡したが、駐車場がなくて困っている様子と、教会財政のことも考えて引き受けることとする。12月から4月末までとのこと。早速会計さんに報告して相談しなければならない。

14日(木)午後、NCAの事務所に電話して、特別な用件がないことを確認してこの日はサボることとする。『柏木義円研究』誌の原稿依頼のメールを執筆予定者に送る。我が家のクリスマス・カードの宛名書きと署名をなんとか完了。この年中行事もいつまで続けるのかを考える。

15日(金)早速この日から、駐車場の使用が始まる。軽乗用車やトラックが三台ほど駐車している。午前中、辰巳の高岸徹・泰子さん宅を訪ね家庭集会。今日の聖句を読んで短く祈る。徹さんの介護度が要介護5と認定されたとのこと。やはり歩行の困難が反映しているのだろう。近所の老人施設に入居申し込みをしたが、1年待ちとのこと!(戒能信生)

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