牧師の日記(573)
10月11日(日)主日礼拝。大森意索伝道師の担当でマルコ福音書3・1—6の講解説教「まほうの手」。礼拝後の「私の愛唱聖句」は萩原好子さんがⅠコリント書10・13について話された。サンドイッチと紅茶の昼食をはさんで、午後から弓場さつきさんのトリプルオカリナ・コンサート。素晴らしい演奏で、あの小さな楽器が奏でる音色に魅了される。牧師書斎の整理が始まり、皆さんに欲しい本を自由に持って行っていただく。
12日(月)書庫の整理。この間処分したものを記録のために記しておく。柏木義円研究会の事務局を担って来たので、『柏木義円研究』のバックナンバーや関連資料が溜まっていた。それらを整理して、会計処理の資料と一緒に、後を担ってくれる山口陽一さんにすべて送付。さらに、『時の徴』も終刊になったので、その膨大なバックナンバーを紐で縛って資源ゴミに出す。
13日(火)預かっていた井上良雄先生のノート類を、信濃町教会の図書室に受け入れてもらうことになり、段ボール一箱分を送る。またご遺族から預かっていた高倉徹先生の日記も信濃町教会に預託することになった。
14日(水)いよいよ書庫の書籍の整理にかかる。これまで雨宮栄一先生や堀光男先生の蔵書整理の際に利用した大阪の古書店に、書斎の書物を片端から段ボール箱に詰めて送る作業が続く。お金にはならないが流通には乗せてくれるので、古書として利用されることを願ってのこと。とりあえず、書庫の入り口近くにあった500冊ほどの一般書籍と新書本約600冊(併せて段ボール20箱分)をカンガルー便で送る。最終的には100箱以上になると思うが、どの書籍を残すかが問題。注解書や全集・著作集、大型事典、各個教会史等については千代田教会図書として寄贈させてもらうつもりだが、私の研究領域の日本キリスト教史関係の書籍をどうするかが問題で頭が痛い。
15日(木)手紙類の処理!これは書籍の処分よりも心が痛む。50年の牧会生活の中で、お世話になった方からの便り、研究仲間、友人たちからの様々な書簡を処分するのは忍び難い。思い切って処分するが、どうしても捨て切れない書簡類が一箱分残ってしまった。これもやむを得ないか!(戒能信生)