2026年6月13日土曜日

 

牧師の日記から(561)「最近読んだ本の紹介」

柄谷行人『私の謎 柄谷行人回想録』(講談社)昨年『朝日新聞』に連載された柄谷行人に対するインタビューを編集し直し、周辺取材を加えてまとめたもの。文芸評論家であり、左翼思想家であり、かつ哲学者でもある著者の多面的な歩みを、本人の回想で詳細に追っている。結果として、難解をもって知られる柄谷ワールドの格好の入門書になっているのだ。『世界史の構造』あたりから、独特の交換様式によってマルクスの資本論を読み解き、同時に世界の歴史と構造を見事に分析するその手法が注目されている。私にとっては、普遍宗教としてのキリスト教に着目し、旧約聖書や新約聖書についての斬新な解釈が展開されている部分が刺激的で、なまなかな神学者よりもはるかにインサイトに満ちている。今も神学者の福嶋揚さんたちと『定本 力と交換様式』を少しずつ読んでいるが、この人の探求から学ぶことは多い。

加藤喜之『福音派』(中公新書)、藤本龍児『宗教のアメリカ』(岩波新書)、森本あんり・渡辺靖『キリスト教ナショナリズム』(朝日新書)最近の書店でこの類の新刊書が何冊も並んでいる。第二次トランプ政権の成立とそれを支えるキリスト教福音派の実態について解説したものが多い。従来のアメリカ政治の解説書にはキリスト教的背景について触れたものがほとんどなかったからだろぅ。しかしどれを読んでみても、正直に言っていまいちピンと来ない。それは、これらの博学な著者たちが、基本的にトランプ政権とそれを支持する福音派の陣営に対して批判的な立場から解説しているからではないか。それは私も同じなのだが、心からトランプを歓迎し忠誠を誓っている人たちの心情がどうも伝わってこないのだ。アメリカ社会の深刻な分断の実態は、宗教的な側面からだけでは捉え切れないのではないだろうか。

梅津順一『ナショナリズムとキリスト教』(新教出版社)著者から贈呈されて何とか読了。明治・大正・昭和の時代を生き抜いた稀代のジャーナリスト徳富蘇峰の歩みを、福沢諭吉や内村鑑三とも比較しながら丹念に追跡している。熊本洋学校でキリスト教に触れ、同志社で新島襄の薫陶を受けた蘇峰が、当初は「平民主義」を唱えていたにもかかわらず、大日本帝国の躍進?と共に次第に「力の福音」に転じ、遂には「大東亜戦争」を鼓吹する立場に至ったその軌跡を丁寧に追っている。しかし率直に言って、あまり面白くなかった。(戒能信生)

2026年6月7日日曜日

 

2026年6月14日 午前10時30分

聖霊降臨節第4主日礼拝(No.11)

             司式 柴田 朋子

黙  想         奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-51

讃 美 歌  6

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  63・1-12

讃 美 歌  351

聖書朗読  イザヤ書31・6

マルコ福音書1・14-20

祈  祷

讃 美 歌  290

説  教  「声をかけられて」

               大森意索伝道師

讃 美 歌  92

使徒信条 (9341A

報  告  

頌  栄  83

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・戒能牧師、奏楽・内山央絵

・礼拝後「私の愛唱聖句」内山央絵

・お茶の会

・礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2026年6月6日土曜日

 牧師の日記から(560

531日(日)主日礼拝は、柴田朋子伝道師の説教でロマ書8章の説教「神の子とされて」。よく準備され整った講解説教だった。礼拝後、柴田伝道師の就任式、橋本茂さんと梅本順子さんに祝辞をお願いした。その後、NHさんの受洗準備会でその半生の歩みを伺う。10月頃に洗礼式をする予定で準備を続けることになる。

61日(月)『柏木義円研究』第10号の発送作業。直子さんに手伝ってもらって、約50名に賛助会費の納入状況も含めて発送作業が完了する。一仕事終わったと思ったところに、『同胞教会の歴史と資料』の校正が届く。手を入れて、急いで返送する。

2日(火)午前中、錦糸町の賛育会病院で内科の定期検診。血圧やHbA1cの値に変化なし。いつもの薬を貰って帰る途中、錦糸町の    熊澤書店に寄って本を物色する。以前は大型書店に行くと、読みたい本が次々にあって困ったが、広い書店内を歩きまわっても特に読みたい本が見つからない。ようやくル・グインの『赦しへの四つの道』というSF小説が文庫になっているのを見つけて購入。帰宅して羊子に見せると、既に新書版が3年前に出版されており、しかも『牧師の日記』に読後感を書いているというのだ。認知機能の低下に加えて記憶障害も進行しているようだ。午後、リコーの技術者が来て、コピー複合機のネットワーク設定のためにルーターの中継器を新たに付ける必要があるとのこと。提案と見積もりを出してもらうことにした。

3日(水)夜半から、台風による雨風が激しい。水害が拡がらなければいいが、水不足の地域は助かるだろう。定例長老会のアジェンダ作成をしているところに、『堀光男追悼論集』の再校が届く。

4日(木)台風一過だが曇天で肌寒い。午後から牧師会で、長老会の準備や教会用PCの確認。梅本さん夫妻が翻訳した“Non Ordinary Men”の訳文を読了。ボンヘッファーとドーナニー兄弟についての伝記だが、これまであまり知られていないドーナニーのことを改めて教えられる。訳語については、固有名詞などの調整しなければならない。

5日(金)関東学院大学のキリスト教と文化研究所で、内海愛子さんや小塩海平さんたちが南方派遣宣教師の研究会を続けていて、そこにお招きを頂いたが、この領域は原誠先生が専門なので代わりに原先生を紹介する。夜、北支区連合祈祷会にZoomで参加。(戒能信生)

2026年5月31日日曜日

 

2026年6月7日 午前10時30分

聖霊降臨節第3主日礼拝(No.10)

             司式 大森 意索

黙  想         奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-48

讃 美 歌  6

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  62・1-13

讃 美 歌  136

聖書朗読  イザヤ書40・27―31

ヨハネ福音書9・1-12

祈  祷

讃 美 歌  346

説  教  「神の業が現れるために」

                戒能信生牧師

讃 美 歌  446

使徒信条 (9341A

献  金  対外献金「奥羽教区土沢教会の働きを覚えて」      石井寛治                   

報  告  

頌  栄  83

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・大森意索、奏楽・柴田朋子

・礼拝後、持ち寄りランチ

・招聘委員会

・定例長老会

・礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2026年5月30日土曜日

 

牧師の日記から(559

 524日(日)ペンテコステ主日礼拝。「真理はあなたがたを自由にする」(ヨハネ832)という言葉を、聖霊に満たされて弟子たちが大胆に語り始めペンテコステの出来事と重ね合わせて取り上げる。礼拝後、お茶の会で皆さんゆっくり話し込んでいる。その後らふぁえるの練習。大森・柴田両先生はそれぞれ他教会の講壇奉仕で不在だった。

25日(月)午後から福島揚さん宅での読書会。柄谷行人の『力と交換様式』を読んでいるのだが、全面的に改稿された『定本』が刊行され、改めてこちらで読み直している。明らかに分かりやすくなっている。この日は林巌雄、金井美彦牧師たちも参加して話し合う。

26日(火)午前中、富士見町教会での東京教区総会に出席。お昼休みに橋本茂さんと一緒に昼食。お寿司をご馳走になる。教会記録審査委員会に総会記録を提出し、夕方帰宅。教団は教勢低下と財政難で様々な困難を負っている。それにしても出版局理事長の報告は不誠実極まりない。出版局の整理について何の責任も感じていないようだ。

27日(水)教区総会はこの日も続けられているが、午前中、大久保の法務局に出向いて、宗教法人代表役員退任と代務者就任の手続き。申請書類をすべて西暦で記入したが、すんなり受け付けられた。実は元号法が法制化された後、私の東駒形教会代表役員就任の申請が両国の法務局でトラブルになったことがある。国会の付帯決議で、役所の窓口などに提出する書類は西暦でも受け付けるが、役所が職権で元号に書き換えることとされた。ところが法務局では、申請書類に職権でも手を加えることは不可が原則で、私が提出した申請書類が宙に浮いてしまった。揉めに揉めたが、最終的に法務局が折れて、西暦記載の宗教法人代表変更申請が受理された。それ以降、法務局では西暦でも申請できるようになった。午後からキリスト教会館管理組合総会にZoomで参加。会計監査としての責任を果たす。10年以上管理組合の役員を担って来たが、後任の委員に後を託して私はその責任から離れる。

28日(木)午前中、『柏木義円研究』第10号が納品される。これも私が編集する最後の号。約50名の賛助会員に発送しなければならない。子育て相談カフェと牧師会。向山さんも来られる。教会用のPCを大森さんが購入してくれたので、その設定をしてもらう。(戒能信生)

 

2026年5月31日 午前10時30分

聖霊降臨節第2主日礼拝(No.9)

             司式 釜坂由理子

黙  想         奏楽 向山 康子

招  詞  93-1-48

讃 美 歌  5

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  61・1-9

讃 美 歌  342

聖書朗読  申命記6・4-9

ロマ書8・12-17

祈  祷

讃 美 歌  351

説  教  「神の子とされて」

               柴田朋子伝道師

讃 美 歌  346

使徒信条 (9341A

献  金             橋本悠久子                   

報  告  

頌  栄  51

派遣・祝福

後  奏 

 柴田朋子伝道師就任式

 司式・戒能信生牧師

 祝辞・橋本茂、梅本順子

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・柴田朋子伝道師、奏楽・戒能直子

・礼拝後、お茶の会

・週報等発送作業 ご協力ください

・礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2026年5月24日日曜日

 

2026年5月31日 午前10時30分

聖霊降臨節第2主日礼拝(No.9)

             司式 釜坂由理子

黙  想         奏楽 向山 康子

招  詞  93-1-48

讃 美 歌  5

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  61・1-9

讃 美 歌  342

聖書朗読  申命記6・4-9

ロマ書8・12-17

祈  祷

讃 美 歌  351

説  教  「神の子とされて」

               柴田朋子伝道師

讃 美 歌  346

使徒信条 (9341A

献  金             橋本悠久子                   

報  告  

頌  栄  51

派遣・祝福

後  奏 

 柴田朋子伝道師就任式

 司式・戒能信生牧師

 祝辞・橋本茂、梅本順子

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・柴田朋子伝道師、奏楽・戒能直子

・礼拝後、お茶の会

・週報等発送作業 ご協力ください

・礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。