2022年6月28日火曜日

 

2022年7月3日 午前10時30分

聖霊降臨節第5主日礼拝(No13

司式 戒能 信生

前  奏  黙想      奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-53

讃 美 歌  1(1234節)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編41・1-14

讃 美 歌  419(12345節)

聖書朗読  使徒言行録4・32-37

祈  祷

讃 美 歌  345(123節)

説  教  「共同体としての教会」

               長尾有起牧師

讃 美 歌  390(1234節)

使徒信条  (9341A

献  金             西村正寛

報  告

頌  栄  28

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校 9:30 お話し・長尾有起牧師、奏楽・戒能直子

・礼拝後、定例長老会

・ライブ配信・西川穂

・礼拝堂の後方に飲み物が用意されています。ご利用ください。

2022年6月25日土曜日

 

牧師の日記から(372

619日(日)主日礼拝。ルカ福音書121-3の講解説教「知られたる我」。ファリサイ派への批判の文脈を離れて、私たち自身への問いかけとして主イエスの言葉を聞く。私たちが秘かに隠そうとしている自分自身の本当の姿は、しかし主なる神にとっくに知られている。であるのに、自らを少しでも大きく見せようと四苦八苦し、そのために自己嫌悪に陥って苦しんでいる現実がある。既にして「知られている」ことを受け容れることから始めなければならない。礼拝後、臨時長老会で2022年度の予算案を改めて協議する。年度内の収支バランスを取ることを2023年以降に繰り延べし、今年度は繰越金を用いてやってみようという案に落ち着く。

20日(月)午前中から散歩に出かける。これからの季節、暑さ対策をしなければならないようだ。夜は、5月に行なわれた故・池明観先生の追悼集会の反省会をZoomで。リモートだけで200名以上の参加があり、韓国側からも高く評価されているが、残された課題も多い。最初に呼びかけた金性済、山本俊政、飯塚卓也、岡田仁、戒能で少し時間をかけて話し合う。

21日(火)午前中、神学読書会。教職6名、信徒2名の参加。カトリック教会のこの間の歩みと、岡田武夫司教が果した役割について私が少し問題定期的な発題する。優れた賜物と指導力をもった岡田司教にして、カトリック教会の革新は容易ではなかった経緯を考えると、やはりヴァチカンが枢機卿や司教の人事権を持っている組織では容易なことではないようだ。午後、賛育会病院泌尿器科の定期検診。前立腺癌の手術をしてまる3年が経過し、PSTの数値は限りなく0に近いので、検査・診察が半年毎になる。夜は、北支区教師部の例会にZoomで参加。今年度北支区の新任教師は6名。長尾有起先生もその一人だ。『時の徴』164号が納品されてきた。

22日(水)午前中、聖書を学び祈る会。エステル記の学びが始まる。アケメネス朝ペルシ  兄ついては、敵国であったギリシアの文献を通して理解されてきたが、最近特に考古学的な研究が進み、古代ペルシアが、当時のエジプトからインドに至る大帝国であり、しかも多様な民族やその言語、それぞれの宗教を容認した寛容な世界帝国だったことが知られてきた。エステル記はそのペルシアの古都スサの王宮を舞台とする文学作品。

23日(木)ジンマシンの発作はかなり押えられているが、それでも指や頭部に症状が出る。遅れていた『柏木義円研究』第6号の発送作業。賛助金の整理や宛名ラベル、カバリング・レターを作成し、直子さんに手伝ってもらって約50人の会員に発送。午後からキリスト教会館管理組合の決算総会にZoomで参加。コロナ禍で各事業体とも財政的に苦しい様子。

24日(金)7月の予定表の作成。午後、門前仲町の歯科医で定期検診。

25日(土)午前中、四谷から市ヶ谷まで散歩。暑いが風が吹くので助かる。散策しながら説教の準備。時々公園のベンチなどに腰掛けてメモを取る。これは新しい方法でいろいろ発見がある。(戒能信生)

 

2022年6月26日 午前10時30分

聖霊降臨節第4主日礼拝(No12

司式 西村 正寛 

前  奏  黙想      奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-49

讃 美 歌  6(123節)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編40・1-18

讃 美 歌  543(123節)

聖書朗読  列王記下25・1-21

祈  祷

讃 美 歌  468(12節)

説  教  「ユダ王国の滅亡」

               戒能信生牧師

讃 美 歌  504(1234節)

使徒信条  (9341A

献  金             西川 穂

報  告

頌  栄  29

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校(お休み)

・礼拝後、臨時教会総会(於・礼拝堂)

・ライブ配信・荒井眞

CS教師会

・週報等発送作業(ご協力ください)

・らふぁえる練習

2022年6月18日土曜日

 

牧師の日記から(371

612日(日)主日礼拝。この日は長尾有起牧師の担当で、ルカ福音書11章の講解説教「非難と批判」。イエスとファリサイ派、律法学者たちとの論争の難しい箇所を取り上げ、正しさの基準は「憐み」(splangknizomai)にあるとして、境界線を越える主イエスの姿勢を示唆された。私自身が教えられ励まされるメッセージだった。礼拝後、「私の愛唱讃美歌」で、釜坂由理子さんが最近の発表会で演奏したデュリュフレの難しいコラール変奏曲を弾いてくれた。すばらしい演奏だった。夕刻、雨が止んだので防衛庁の周りを一周して散歩。夜は、来週の神学読書会での発表の準備。

13日(月)高岸泰子さんが体調不良とのことで、様子を電話で伺う。病院で内視鏡検査をした結果、腹部の痛みは収まったものの、その原因究明と治療がこれから始まる由。徹さんの健康状態のこともあり、ご夫妻のために祈る。午後から久しぶりに都バスに乗って日本聖書神学校に出向き、教師会との懇談会に出席。千代田教会には現在大森意索さんと西川穂さんの2名の神学生が在籍し、それぞれの課題について率直に協議する。その後で、神保校長といくつかの人事案件について話し合う。また9月から開講する「日本キリスト教史Ⅰ」の授業計画について柳下明子教務主任と打ち合わせ。また共同研究「コロナ後の教会の可能性」の成果刊行について、責任者の荒瀬牧彦先生と相談し、キリスト新聞社からの出版計画について打ち合わせをする。その後で図書館に立ち寄り、不二出版から刊行されたキリスト者BC級戦犯の回覧誌『信友』復刻版の購入を依頼する。

14日(火)午前中、錦糸町の賛育会病院で内科の検査と検診。Hb-A1Cの数値は5.9と劇的に下がった。特に薬が変わっていないので、これは連日の散歩の成果か?午後帰宅して『時の徴』の校正の確認。教文館から『キリスト教大事典』の項目原稿の催促のメール。夜は山口里子さんの聖書ゼミにZoomで参加。来年度は対面とリモート共用での講座開設を模索する。

15日(水)午前中、締め切りをかなり過ぎた「ラクーア伝道」についての事典項目の原稿を仕上げて送稿。午後から柴崎聰さんの講座「キリスト教と文学」をZoomで視聴するつもりだったが、機器の不具合で延期になった。リモート講座はたまにこういうことがある。

16日(木)午前中、『時の徴』発送のための封筒の印刷。山口周三さんから送られてきた南原繁研究会の報告書の礼状を書く。新宿通りを越えて須賀町辺りを散策。古い寺町で、江戸期の文人墨客たちの墓が多数ある。

17日(金)午前中、四谷三丁目から大京町界隈を歩き、キリスト集会所という看板を見つける。単立教会らしい。臨時総会のための教会会計の予算の修正案が野口倢司さんから送られてきた。長老の皆さんに廻附。

18日(土)高岸泰子さんにその後の様子を電話で聞く。憩室炎だったようで、痛みは収まったとのこと。午前中、NCAの評議員会にリモートで参加。その後は翌日の説教の準備。合間を見て散歩。(戒能信生)

2022年6月12日日曜日

 

2022年6月19日 午前10時30分

聖霊降臨節第3主日礼拝(No11

司式 野口 倢司 

前  奏  黙想      奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-49

讃 美 歌  6(123節)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編39・1-14

讃 美 歌  509(123節)

聖書朗読  歴代誌下15・1-

ルカ福音書12・1-3 

祈  祷

讃 美 歌  411(12節)

説  教  「隠せないもの」

               戒能信生牧師

讃 美 歌  510(1234節)

使徒信条  (9341A

献  金             津金寿子

報  告

頌  栄  29

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校(お休み)

・礼拝後、オリーブの会「戒能牧師に何でも聞く会」

・臨時長老会

・ライブ配信・大森意索

 

2022年6月11日土曜日

 

牧師の日記から(370

65日(日)ペンテコステ主日礼拝。使徒言行録2章から、その日の出来事を取り上げる。それは、弟子たちの破れの修復から始まる。自らの罪と過ちへの直視を前提として、聖霊の働きがもたらされたことを忘れてはならない。礼拝後、定例長老会。新年度の役割分担を確認。6月末に臨時総会を招集して、予算案の承認を改めて得なければならない。先日の教会総会について話し合い、新しい会計長老にその原案作成を託すことになる。鈴木志津恵さんが長老辞任を申し出られ、やむを得ないこととして承認し、次点の西村正寛さんにお願いして引き受けていただく。

6日(月)このところ日々ジンマシンとの戦いが続く。と言っても、膨疹が出た部分に保冷剤を当てて冷やすしかない。書斎で仕事をしていると、無意識のうちに患部を掻いてしまうので、仕事をやめ、横になって休む。合間を縫って散歩。この四ッ谷界隈の地理に詳しくなった。

7日(火)午後から、富坂キリスト教センターに出向き、同胞教会史研究会に出席。同胞教会は明治半ばに宣教が始まったメソヂスト系の小さな教派で、東京、千葉、静岡、滋賀、京都、大阪などに30ほどの教会が成立する。小さな教派ではあるが詳細な年会記録が残っており、この日は原牧人牧師が簡潔に紹介してくれた。この年会記録のデータを各研究員にシェアし、分担を決めて読み込まなければならない。また機関紙『同胞』から外谷悦夫牧師が発題。最初期にフレンド派からの転入があることに注目させられた。すなわち日清戦争の是非をめぐる議論から、友会を離れた人々が同胞教会に合流するのだ。この事実は、その後の教派形成に少なからぬ影響を及ぼしたはずだ。帰宅して、夜、散歩1万歩。

8日(水)高岸徹さんの体調がよくないと聞き、聖書を読む会を休止にする。午前中、若葉町の周辺を歩く。この地域は迎賓館や学習院初等部があるかと思うと、その崖下は都内有数のスラムだった。新教出版社から雨宮栄一先生の遺稿『反ナチ抵抗運動とモルトケ伯』の初稿が届く。これからこの校正が始まる。浦安教会の礼拝説教と講演を依頼され、その日程で苦慮していたが、長尾有起牧師が予定を変更して千代田教会の説教を担当してくれることになり、731日に日時が決まってホッとする。

9日(木)午後、NCAの連続講座「日本キリスト教史を読む」でホーリネス教会の創始者中田重治を取り上げる。きわめて興味深い人物で、ある種の宗教的カリスマ。受講者もよく聞いてくれて、質問が多く時間をオーバーする。2時間しゃべり続けると、さすがに疲れる。夕方直子さんの買い物に同行。夜、神戸の神田健次さんから電話が入り、高崎にいる原誠さんも呼んで、7月の初めに久しぶりに会おうと言ってきた。

11日(土)午前中、聖書と人間を考える会で絵本『平和ってどんなこと』を取り上げて話し合う。長尾先生も参加された。午後、先日行なわれた池明観先生を追悼する集いの収束会にリモートで参加。(戒能信生)

2022年6月5日日曜日

 

2022年6月12日 午前10時30分

聖霊降臨節第2主日礼拝(No11

司式 高岸 泰子 

前  奏  黙想      奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-49

讃 美 歌  6(123節)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編38・1-23

讃 美 歌  492(123節)

聖書朗読  申命記6・4-9

ルカ福音書11・37-54 

祈  祷

讃 美 歌  476(12節)

説  教  「批判と非難」

               長尾有起牧師

讃 美 歌  444(123節)

使徒信条  (9341A

献  金            常盤 陽子

報  告

頌  栄  27

派遣・祝福

後  奏 

  

【本日の集会】

・教会学校(花の日こども日礼拝)お話し・戒能牧師、奏楽・戒能直子

・礼拝後、「私の愛唱讃美歌」釜坂由理子

・ライブ配信・西川穂

 

牧師の日記から(369

529日(日)主日礼拝。列王記下23章の講解説教「ヨシヤ王の改革」。紀元前7世紀、ユダ王朝の末期の若き王ヨシヤの宗教改革を取り上げる。ヨシヤの父アモンが宮廷内で家臣に暗殺され、わずか8歳で王位を継ぐ。若き王を擁立し支えたのは、宮廷内の親アッシリア派でもなく、親エジプト派でもない、「地の民」と呼ばれる自営農民たちとされる。それが、超大国の支配からの自立を志向する改革の担い手たちだった。現在のウクライナをめぐる対立の構造と重ね合わせて考えさせられる。礼拝に引き続き、故・保志治子さんの記念礼拝。今年2月に長野で亡くなったが、コロナ禍で葬儀が行えず、この日ご遺族も交えて記念礼拝をした。

30日(月)午前中、月曜会例会で東駒形教会へ。カトリック教会の岡田武夫司教の遺著『悪の研究』を取り上げて私が発題。第Ⅱヴァチカン公会議の精神を日本の教会に定着すべく孤軍奮闘した岡田司教の生涯とその働きを紹介する。教団の教勢の低下も著しいが、カトリック教会もまた教勢が停滞している。加えてカトリック教会の場合は、ヴァチカンの意向に左右される。そこに岡田司教の困難があったのだろう。6人目の日本人枢機卿という呼び声が高かったのだが、それはついにかなえられなかった。帰宅して1時から大田智子さんの講座「超入門 西洋美術史」をZoomで視聴。ヴィザンチン以降の西洋美術史を駆け足で学ぶ。画面共有で美しい絵画や彫刻、建築物が紹介され、専門的な解説が加えられる。楽しみである。夜は、NCAの理事会にZoomで参加。コロナ禍で研修施設の運営が困難を極め、それが財政的な危機を招いている。同じようなキリスト教研修施設「天城山荘」が閉鎖され、土地が不動産屋に売却されたとのこと。

61日(水)朝起きると、左眼が引き攣れている。目医者さんで診てもらったところ、やはりジンマシンと診断された。東京教区総会に参加する予定だったが、体調不調を理由に欠席。患部を保冷剤で冷やしながらひたすら耐える。合間を縫って長老会のアジェンダ作り。先日の教会総会で予算案が承認されなかったので、改めて修正案を作成して臨時総会を招集しなければならない。新年度の長老の役割分担が難しそうだ。

2日(木)午後から自転車でキリスト教会館へ。NCAの事務仕事と発送作業。来週のリモート講座「日本キリスト教史を読む」のレジュメを作成して早稻田奉仕園の担当者に渡す。共同研究『コロナ後の教会の可能性』の成果を刊行する予定だが、その出版協力費の余裕がないので苦慮する。

3日(金)朝一番で東京医科歯科大学の皮膚科を受診。ジンマシンの具合は相変わらずで、さらに薬が増える。漢方薬のことも相談したが、あまり勧められないとのこと。これでも効果がなければ注射による治療を試みることになるという。但しその費用が結構かかるようだ。夜は北支区連合祈祷会にZoomで参加、司会を務める。新旧長老の皆さんに長老会アジェンダを添付で送付。(戒能信生)