2023年3月26日日曜日

 

2023年4月2日 午前10時30分

受難節第6主日礼拝(No50

             司式 石井 房恵

前  奏  黙想     奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-33

讃 美 歌  17

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編78・12-36

讃 美 歌  310(1,2,3節)

聖書朗読  ゼカリヤ書9・9-10

      ルカ福音書23・26-43

祈  祷

讃 美 歌  310(456節)

説  教  「十字架の主イエス」

戒能信生牧師

讃 美 歌  303

使徒信条  (9341A

献  金              荒井 眞

報  告

頌  栄  88

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校 お話し・戒能牧師、奏楽・内山央絵

・ライブ配信担当・大森意索

・定例長老会

・礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

2023年3月25日土曜日

 

牧師の日記から(410

319日(日)主日礼拝。ルカ福音書1614-17の講解説教「神の国と律法」。「解釈不可能」とされる「不正な管理人の譬」は、当時の人々も理解できなかったようだ。それで、関連すると思われるイエスの言葉をあちこちから集めて縒り合せたような個所と言える。特に「あなたたちは人に自分の正しさを見せびらかすが、神はあなたたちの心をご存知である」という言葉に焦点を合わせて、私自身の小さな経験から話す。午後、四ツ谷から上智大学横の土手の桜を見ながら散歩。古木が多く、まだ三分咲きというところだろうか。教会の柿の樹も若葉が出て来た。

20日(月)『図書新聞』に片野真佐子さんの『柏木義円』の書評を依頼されているが、難渋する。このところ再びジンマシンに悩む。少しスケジュールがタイトになると発疹が出るようだ。午後、市ヶ谷から法政大学の土手を歩く。こちらの桜は五分咲きくらいか。花見客が出ている。

21日(火)午後から信濃町教会で北支区定期総会。大久保正禎牧師が支区長に再選された。総会後、先頃亡くなった韓国のイム・ボラ牧師の追悼記念会に出席。お世話になった長尾有起牧師が取り仕切る。60人くらいが参加して印象深い集いだった。信濃町から四ッ谷への線路沿いの裏道を歩いて帰ったが、あちこちに桜の木があることに気づく。同じ染井吉野でも、早くも満開の樹があると思えば、まだ五分咲き程度のものもある。樹毎に個性がある。以前仕えていた東駒形教会には、園庭に立派な桜があり、毎年お花見もして来たはずだが、桜がどのように咲くかを知らなかった。つまり葉が全く出ていない状態で、蕾が膨らみ花を咲かせる。それに続いて緑色の若葉が出て来るのだ。私は植物音痴だが、散歩をすると様々な樹や植物が目に留まって教えられることが多い。

22日(水)午前中、聖書を学び祈る会はお休み。石井摩耶子さんが訪ねて来られて、賀川豊彦の批判的検証という観点から松沢資料館の研修の講師を依頼される。摩耶子さんは公益法人松沢資料館の理事長をされているのだ。午後から、NCA運営委員会のアジェンダを作成し、委員にメールで送付。コロナ禍が少し落ち着いてきたが、リモートで始めた講座を一挙に対面式に戻すことは容易ではない。リモートだからこそ、全国各地からの受講者が視聴してくれているのだ。そこに、「キリスト者平和ネット」の4月号の巻頭言の原稿を請求される。私が担当になっているとは知らなかったので慌てる。ジンマシンも少し治まってきたようだ。

23日(木)桜が満開というのに、外は菜種梅雨。午後からNCAの運営委員会をZoomで。夜、『図書新聞』の書評を何とか仕上げてメールで入稿。併せて「キリスト者平和ネット」の原稿も書いて送る。

24日(金)午前中、晴れ間を縫って散歩。桜はそろそろ散り始めている。4月の教会予定表を作成し、神学読書会の案内葉書を印刷して発送する。入門の会の「使徒信条」の解説の準備も。(戒能信生)

2023年3月19日日曜日

 

2023年3月26日 午前10時30分

受難節第5主日礼拝(No49

             司式 戒能 信生

前  奏  黙想     奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-33

讃 美 歌  24

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編78・1-11

讃 美 歌  208

聖書朗読  マタイ福音書6・5-15

祈  祷

讃 美 歌  492

説  教  「願う前から」

長尾有起牧師

讃 美 歌  298

使徒信条  (9341A

献  金             荒井久美子

報  告

頌  栄  27

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校(休校)

・ライブ配信担当・荒井眞

・入門の会「使徒信条⑦」戒能牧師

・長尾有起牧師歓送会

・礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

2023年3月18日土曜日

 

牧師の日記から(409

3月12日(日)主日礼拝。ルカ福音書161-8の講解説教「不正な管理人の譬」。ブルトマンが「解釈不可能」と匙を投げたとされるこの難解な譬について、タイのハンセン病療養所で働く信徒伝道者浅井重郎さんの経験を紹介する。5人のお子さんたちを現地の公立小中学校に通わせていた浅井さんに、タイ政府は外国人の子弟は私立のインターナショナル・スクールに行けと命じる。カンボジアやラオスからの難民の急増が理由とされる。そんな経済的余裕はないと、当時の首相に嘆願書を出したが、当然のことながら梨の礫。そこにクーデターが起こり、汚職まみれの軍事政権が倒れる。政権を追われるバンヤラチュン首相は、寄せられていた嘆願書に片端からサインをして首相官邸を去ったという。その中に浅井さんの嘆願書も含まれいたのだ。こうして、まさに「不正な管理人の譬」そのままに、浅井さんたちはチェンマイでの活動と生活を続けることができることになった。浅井さんの言葉。「聖書のみ言葉は、私たちの予想を越えて実現することを身をもって経験しました。」礼拝後、オリーブの会で大森意索さんが西中国教区での教会実習の報告を短くしてくれた。午後、ラグビーの中継を見てから散歩。夜は明日の月曜会の準備。

13日(月)午前中、月曜会で東駒形教会へ。堀切教会の真鍋孝之牧師の発題で木原活信著『ジョージ・ミューラーとキリスト教社会福祉の源泉』を取り上げる。午後、近くの料理屋で転任される長尾邦弘牧師の送別会。奥羽の地に赴く長尾先生たちの働きのために祈る。帰宅して3時からNCAの理事会にZoomで出席。2023年度の事業計画について協議した。

14日(火)午前中、神学読書会。武蔵野教会の佐々木潤牧師の発題で、近藤勝彦さんの『キリスト教教義学』の終末論の部分を取り上げる。この大きな教義学を書き上げた著者の労苦を多とするが、この時代に教会が提示する信仰理解としての意味が問われるのではないか。午後、散歩。

15日(水)午前中、散歩。歴史博物館の桜は既に満開、おもちゃ博物館のモクレンが赤紫の大きな花をつけている。午後から第12回神学生交流プログラムがリモートで行なわれる。主題は「コロナ後の教会の可能性」で、各神学校から13名が参加。講師の荒瀬牧彦先生の力のこもった講演をもとに話し合う。夜11時過ぎまで若い新学生たちと交流。

16日(木)朝から夕方4時まで、神学生交流プログラムに参加。反省会で、来年は是非とも二泊三日の対面式でという話が出る。

17日(金)午前中、医科歯科大病院の皮膚科を受診。午後、散歩、夜はエパタ教会に行き、支区宣教研究委員会で「北支区史年表」の検討。堀町子さんから光男先生がこの日救世軍清瀬病院に転院されたとの連絡。

18日(土)午前中、聖書と人間を考える会で長尾有起先生の発題。午後、義円の日記を読む会にZoomで参加。大正6年の日記について取り上げられる。第一次世界大戦への義円の批判を読み解く。(戒能信生)

2023年3月12日日曜日

 

2023年3月19日 午前10時30分

受難節第4主日礼拝(No48

             司式 高岸 泰子

前  奏  黙想     奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-33

讃 美 歌  24

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編77・1-21

讃 美 歌  197

聖書朗読  出エジプト記34・4-9

ルカ福音書16・14-17

祈  祷

讃 美 歌  297

説  教  「神の国と律法」

戒能信生牧師

讃 美 歌  407

使徒信条  (9341A

献  金            橋本悠久子

報  告

頌  栄  27

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校(休校)

・ライブ配信担当・荒井久美子

・礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

 

牧師の日記から(408

3月5日(日)主日礼拝。ルカ福音書1525-32の講解説教。放蕩息子の兄の方に焦点を合わせて考えてみる。従来この譬は、弟にスポットを当てて理解されてきたが、やはり旧約聖書以来の「二人の息子」「兄と弟」の物語として捉えるべきではないか。そして「見失った羊」「亡くした銀貨」の譬と並べて、失われたものの回復を共に喜ぼうと呼びかける譬として読み解きたい。礼拝後、定例長老会。インドネシアから西村正寛さんもZoomで参加。教会総会の準備として、特に次年度の教会会計予算について時間をかけて話し合った。光熱用水費の値上げについて、これまで牧師館分も含めて教会負担としてきたが、牧師が三分の二程度を負担する方式を提案することとした。夕刻散歩で四ツ谷から迎賓館へ。

6日(月)午前中、散歩。午後からNCAの次年度予算についてZoom会議。合間を縫って「北支区史年表」の作成作業。

7日(火)午前中、散歩。『時の徴』167号に掲載する「高倉徹総幹事日記」と「井上良雄小説教」の翻刻校訂をして、編集者に添付で送る。夜は、山口里子聖書ゼミにZoomで参加。マルコ福音書を12章まで読み続けて来た。今年度はこの日が最終回だが、来年度が最後となる予定。講師の里子さんの体調が気になるが、この講座の書籍化を期待している。

8日(水)午前中、散歩。午後、入院されている堀光男先生を東久留米の堀ノ内病院に見舞う。家族以外は面会禁止だが、町子夫人と一緒ということで許可が出た。病院のロビーで町子夫人と待ち合わせ、2階の病室へ。1月初めにコロナ感染症で入院してから、もう二ヶ月以上食事が摂れない状態が続いている。しかし堀先生は私であることを認識して、笑顔を見せて「ありがとう」と言ってくれた。枕許でローズンゲンのこの日の聖句を読んで短く祈ると、アーメンとはっきり唱和された。来週末には、救世軍清瀬病院に転院の予定だが、食事が食べられるようになることを願う。コロナ禍で病院や老人施設への見舞いが禁じられ、牧師としては手足をもがれた感じだったが、徐々に解除されていくだろうか。

9日(木)午前中、散歩で市ヶ谷から牛込柳町まで歩く。「北支区史年表」の作成作業。『柏木義円研究』の初校が届いたので、校正し編集後記を書いて返送する。午後からキリスト教会館の事務所に行き、NCAの事務仕事。夕方、久しぶりに西川穂さんが来て一緒に食事をしながらいろいろ話し合う。半年間、巣鴨ときわ教会で教会実習をして来たが、4月から千代田教会に復帰する。西川さんも来年3月には卒業の予定。最後の一年間の学びと歩みが整えられるように共に祈る。

10日(金)確定申告のために、直子さんが医療費や書籍代等の関係書類を整理してくれて、申告書に取り組む。今年から制度が変わったこともあり難渋するが、なんとか書類をまとめて四谷税務署に提出する。しかし膨大なこの書類を精査する方も大変だろうと同情する。(戒能信生)

2023年3月5日日曜日

 

2023年3月12日 午前10時30分

受難節第3主日礼拝(No47

             司式 橋本 茂

前  奏  黙想     奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-33

讃 美 歌  24

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編76・1-13

讃 美 歌  496

聖書朗読  イザヤ書63・7-14

ルカ福音書16・1-13

祈  祷

讃 美 歌  370

説  教  「不正な管理人の譬」

戒能信生牧師

讃 美 歌  499

使徒信条  (9341A

献  金              萩原好子

報  告

頌  栄  27

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

・教会学校(休校)

・礼拝後、オリーブの会「教会実習の経験から」大森意索

・婦人会総会

・ライブ配信担当・大森意索

・礼拝堂の後ろに飲み物を用意してあります。水分補給にご利用ください。

 

2023年3月4日土曜日

 

牧師の日記から(407

226日(日)受難節第一主日礼拝。長尾有起牧師の説教は、マタイ福音書4111の講解説教「誘惑」。受難節(レント)を迎えるために、自らの弱さに向き合う姿勢を整えるように勧められた。礼拝後「入門の会」。使徒信条講解の6回目で「三日目に死人のうちよりよみがえり」の項目を取り上げる。改めて主の復活の意味を学ばされる。その後は、週報発送作業とフルート・アンサンブルらふぁえるの練習。午後、散歩に出かけ、四ツ谷から番町に出て、東郷神社の界隈を歩く。

27日(月)午前中、東駒形教会での月曜会に参加。この日は北千住教会の堀成美牧師の紹介で青野太潮著『どう読むか聖書の難解な個所』の後半部分が取り上げられた。とりわけ「贖罪信仰」の捉え方について話し合われた。贖罪信仰は、キリスト教信仰の枢要な教理だが、そこにのみ収斂されてしまうと様々な問題が起こる。急いで帰宅し、1時から太田智子さんの講座『キリスト教と美術』の最終回をZoomで視聴。この日は特にレンブラントが取り上げられ、エルミタージュ美術館の有名な「放蕩息子」の絵が、最晩年の作品であることを教えられた。破産して工房を閉鎖し、妻や息子を亡くし、失意の中での制作だったという。あの絵の放蕩息子の後ろ姿に、画家の心情が反映されているのだろうか。

28日(火)午前中、散歩。午後からNCA関東活動センターの来年度の予算案や農村伝道神学校の講義要録を作成する。また来週の定例長老会のアジェンダを準備し、インドネシア在住の西村正寛さんも参加できるようにZoomの招待を設定し、アジェンダと一緒にメールで送る。

31日(水)午前中は、北支区宣教研究委員会のために「北支区史年表」の作成作業。支区機関誌『北斗星』のバックナンバーから、北支区の歩みを跡付ける地味な作業。午後、防衛庁を一周するコースの散歩で約5000歩。帰宅後も「北支区史年表」作成の続きで2008年までを終る。

2日(木)午後から自転車でキリスト教会館のNCA事務所に行き、事務仕事。再来週の神学生交流プログラムの参加者に関連資料を送付。また昨年度の報告書が出来てきたので、これも関係者に送付。NCAの来年度のプログラム案内も、来週には発送しなければならない。

3日(金)午前中、門前仲町の歯科医で定期検査。午後からエパタ教会に出向き、北支区の昔の資料を探す。しかし結局60年代から70年代の支区総会資料は見つからず、『北斗星』に掲載されたものしかないことを確認した。夜は北支区連合祈祷会で太田春夫先生が奨励をしてくれた。太田先生は、70歳でこの春隠退するとのこと。連合祈祷会は、4月からリモートと対面のハイブリットで実施するので、その準備の打ち合わせ。

4日(土)午前中、散歩。昨年のちょうどこの時期に体調が悪化し、高血糖症で入院したのだった。あれから一年が経過したことになる。与えられた命をどのように用いるのかが問われている。(戒能信生)