2024年12月1日日曜日

 

2024年12月8日 午前10時30分

待降節第2主日礼拝(No.32)

             司式 石井 房恵

前  奏  黙想     奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-11

讃 美 歌  242(2節のみ)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  139・1-24

讃 美 歌  235

聖書朗読  イザヤ書7・14-15

      ガラテヤ書3・1-6

祈  祷

讃 美 歌  297

説  教 「十字架のキリスト」

               戒能 信生牧師

讃 美 歌  274

使徒信条  (9341A

献  金             萩原 好子

報  告  

頌  栄  91

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校 お話し・戒能牧師、奏楽・戒能直子

礼拝後、私の愛唱聖句」石井房恵

・臨時長老会(受洗者試問会)

茨木啓子さん訪問(常盤陽子、内山央絵、戒能牧師)

礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2024年11月30日土曜日

 

 牧師の日記から(497)「最近読んだ本の紹介」

『文芸別冊 茨木のり子 増補新版』(河出書房新社)茨木のり子は2006年に79歳で亡くなっている。しかしその後も、詩集『歳月』と『全詩集』が刊行されただけでなく、繰り返し様々なバージョンの詩集が再刊され、評伝や回顧展も続けられている。この『文芸別冊』もその一つ。この新版には旧知の歌手沢知恵が、茨木のり子の詩に曲をつけて歌う了解を得るための経緯が寄稿されていて興味深い。沢知恵は、考えて見れば詩人金素雲の孫なのだ。本書によって茨木のり子の詩が、没後も人々にどのように読まれてきたかを知ることができる。亡き夫を偲んだ『歳月』中から一つだけ短い詩「占領」を紹介しよう。

「占領 姿がかき消えたら/それで終り ピリオド!/と人々は思っているらしい/ああおかしい なんという鈍さ/みんなには見えないらしいのです/わたくしのかたわらに あなたがいて/前よりも 激しく/占領されてしまっているのが」

後藤正治『クロスロードの記憶』(文芸春秋)ノンフィクション作家後藤正治の著作はほとんど読んでいない。ところが本書に、吉本隆明の書誌作者川上春雄が取り上げられていると知って、羊子に頼んで買って来てもらった。私と同世代のライターで、それこそ心臓移植などの医事問題から、プロ野球やボクシングなどのスポーツ界、さらに藤沢周平と茨木のり子を並べて取り上げるなど、意表を突く取り合わせで縦横無尽に人との出会いが論じられている。ヒマラヤで両手両足の指を凍傷で失った登山家・山野井泰史・妙子の夫婦が取り上げられているのだが、奥多摩の山野井家を訪ねた際「夜が更け、風呂に入り、奥の部屋で三人、川の字になって寝た。山のせせらぎを耳にしながら、久々に心地よい眠りに落ちた」というのに驚かされた。山野井夫婦については沢木耕太郎も『凍』という迫真の作品を書いているが、その家に泊まり込むことまではしていない。このノンフィクション作家の取材姿勢の一端を見せつけられる感じがした。

川本三郎「荷風の昭和 72(『波』)永井荷風が戦時下の逼塞した日々に愛読したのはフランス語の聖書だった。「余は老後基督教を信ぜんとする者に非ず。信ぜむと欲するも恐らくは不可能なるべし。されど去年来余は軍人政府の圧迫いよいよ甚しくなるにつけ精神上の苦痛に堪えず、遂に何等かの慰安の道を求めざるべからざるに至りしなり。耶蘇教は強者の迫害に対する弱者の勝利を語るものなり。」(『断腸亭日乗』昭和181012日)荷風は軍国主義の対極にあるものとして聖書を読んだことになる。荷風のこの言葉は、私たちキリスト者に迫る一つの問いかけを持っているのではないか。(戒能信生)

2024年11月25日月曜日

 

2024年12月1日 午前10時30分

待降節第1主日礼拝(No.31)

             司式 大森 意索

前  奏  黙想     奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-11

讃 美 歌  242(1節のみ)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  138・1-

讃 美 歌  16

聖書朗読  イザヤ書2・1-5

      ガラテヤ書2・15-21

祈  祷

讃 美 歌  241

説  教 「我が内なるキリスト」

               戒能 信生牧師

讃 美 歌  494

使徒信条  (9341A

献  金             野口 洋子

報  告  

頌  栄  91

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校 お話し・大森意索、奏楽・戒能直子

礼拝後、定例長老会

礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2024年11月23日土曜日

 

 牧師の日記から(496

1117日(日)主日礼拝は。ガラテヤ書21516の講解説教「イエス・キリストの信実」。パウロが一貫してpistis Iesou Cristouと所有格(属格)で表現していることから、私たちが無理やり信じるのではなく、「キリストの信実(信頼)」によって私たちが神の前に義とされることを強調する。自分自身の痛切な体験から話した。礼拝後、石井房恵さんの美味しいハヤシライスを頂きながらオリーブの会。野口倢司さんの「カメラの撮り方 入門編」。プロ・カメラマンである野口さんの撮影の極意は単純で、撮影する対象への愛情が鍵だという。らふぁえるの練習。来週、久しぶりに定期演奏会が行われるのだ。

18日(月)午前中、防衛省を一周の散歩。午後、梅本和義さんの受洗準備会。新約聖書で最も短いフィレモン書を一緒に読むことにする。梅本さんの祖父十吉さんは、明治26年に渡米し、サンフランシスコでメソジスト教会のハリス監督から洗礼を受け、しばらく伝道活動に従事していたとのこと。滞米中に、木村清松(伝道者)、川辺貞吉(フリーメソヂストの牧師)、松村洋右(後の外務大臣)、森永太一郎(森永製菓創業者)、米山梅吉(三井報恩会理事長)などと親交があり、ご子息のほとんどがクリスチャンというのだ。11月の末に予定されている柏木義円講演会の受講希望者に講師のレジュメと資料を送付。

19日(火)午前中、神学読書会でキュンクの『イエス』第4章を豊島岡教会の濱田美也子牧師の発題で読む。午後はNCAの読書会「キリスト教と文学」でO・ヘンリーの『賢者の贈り物』などの短編が取り上げられる。夜は富士見町教会で、東支区と北支区の合同の連合祈祷会。コロナ禍で中断して4年ぶりの再開。王子教会の尾野明子さんが証しを担当し、私が短い奨励をした。50名を越える盛会だった。

21日(木)午前中、教会の建物のメインテナンスを担当してくれている工務店の金井さんが、礼拝堂と牧師館の補修工事の見積もりを持って来てくれた。この際、会堂の外壁や屋根の塗装も相談する。午後、千代勝美さん来訪。莱香夫人が亡くなって丁度2週間。悲しさと喪失感で最もつらい時期と考えて来ていただいた。コーヒーを飲みながら茉香さんの思い出話しをしながらしばらく時を過ごして祈る。来年4月の墓前礼拝で千代田教会墓地に納骨することになる。

22日(金)午前中、左門町近辺を散歩。外苑東通りを一本入った裏通りにお岩稲荷がある。江戸初期、貞女の鏡として祀られた於岩が、江戸後期に鶴屋南北の『東海道四谷怪談』で怨霊劇に仕立てられ有名になったという。今でも歌舞伎役者が参拝することで知られる。12月の定表作成と、クリスマス・カードへの宛名書き作業。(戒能信生)

2024年11月17日日曜日

 

2024年11月24日 午前10時30分

聖霊降臨節第28主日(収穫感謝合同)礼拝(No.30)

             司式 石井 寛治

前  奏  黙想      奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-

讃 美 歌  12

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  137・1-

子どもの祝福

讃 美 歌  229

聖書朗読  マラキ書3・19-24

祈  祷

讃 美 歌  410(14節)

説  教 「義の太陽の昇る日」

               戒能 信生牧師

讃 美 歌  410(57節)

使徒信条  (9341A

献  金             野口 倢司

報  告  

頌  栄  90

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

礼拝後、「入門の会 十戒②」戒能牧師

週報等発送作業(ご協力ください)

14:00らふぁえる定期演会(江東文化センター)受付に招待券があります。

礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2024年11月16日土曜日

  牧師の日記から(495

1110日(日)この日の主日礼拝は大森意索神学生の担当で、マタイ福音書21-16の講解説教「あとにされた人たちへ」。ぶどう園の主人が、一番後で働きに来た人たちから賃金を支払った順序に注目して展開された。礼拝後ホールで軽食を共にしながら説教への応答。参加された人たちが一言ずつ感想を述べ、それに大森さんが応えられた。その間に葬儀社によって礼拝堂の会場造りが行なわれ、1時から千代茉香さんの告別式。茉香さんは、大連西広場教会以来の古い教会員泉哲・初代さんのお孫さんに当たる。洗礼は受けておられないが、ご本人の希望により教会で葬儀をお引き受けした。2時に出棺し、ご主人の勝美さん、弟の泉拓良さんと共に落合葬祭場で火葬。8日の早朝亡くなり、ご遺体を教会で預かって葬儀までの慌ただしい三日間であったが、ご遺族に寄り添うことが出来たのがせめてものことだった。

11()午前中、防衛省を一周する約5000歩の散歩。泉拓良さんから、母上の貴美子さんが書かれた『泉靖一とともに』の一部をスキャンしたデータが送られてくる。これによって、大連西広場教会との泉家、井関家の関わりがよく了解できた。この二つの家族から三代にわたって、判っているだけでも12名のキリスト者が生れている。

12日(火)午前中、四谷から市ヶ谷の書店まで歩き、斎藤幸平『人新生の資本論』を探す。一度読んでいるのだが、見つからないので再び買い求めた。「聖書と人間を考える会」の課題図書になっているのだ。午後、NCAの講座「教会とLQBT」に参加。この国の仏教や神道など宗教界のLGBTに対する姿勢を教えられる。中には積極的に受け入れようとする宗派もあるようだ。関西の神社が同性愛者の結婚式を引き受け、広報誌の紋付き羽織姿の二人の写真に驚く。

13日(水)午前中、今年のクリスマス・カードを作成。ギュスターブ・ドーレの『聖書画集』の木版画から、「救世主降誕」を選んで聖句を添えてカラー・ペーパーにコピーする。11時からキリスト教会館管理組合委員会にZoomで参加。電気料の高騰で管理費の値上げが必至の情勢。午後、梅本和義さんが来られ、受洗を希望され、受洗準備会を始めることになった。クリスマスに洗礼式を予定する。

14日(木)午前中散歩。午後はNCA運営委員会。来年度の計画を協議。山口里子さんの新約ゼミを継続できないか交渉することになる。

15日(金)午前中、左門町、四谷怪談で知られるお岩稲荷の近辺を散歩。午後、直子さんと一緒に新浦安の病院に妹の真理を見舞う。重篤な脳梗塞の後遺症で入院しているのだが、左半身が全く麻痺し、意志の疎通もままならない。日々の聖句を読み短く祈る。(戒能信生)

2024年11月10日日曜日

 

2024年11月17日 午前10時30分

聖霊降臨節第27主日礼拝(No.29)

             司式 釜坂由理子

前  奏  黙想      奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-

讃 美 歌  12

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  136・1-26

讃 美 歌  106

聖書朗読  申命記18・15-19

      ガラテヤ書2・15-16

祈  祷

讃 美 歌  325

説  教 「イエス・キリストへの信実」

               戒能 信生牧師

讃 美 歌  433

使徒信条  (9341A

献  金             常盤 陽子

報  告  

頌  栄  90

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

礼拝後、オリーブの会「写真の撮り方 入門編」野口倢司(軽食の用意あり)

らふぁえる練習

礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。