2021年12月26日日曜日

 

2022年1月2日 午前10時30分

降誕節第3主日礼拝(No40

      司式 鈴木志津恵

    奏  黙 想        奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-15

讃 美 歌  20

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編15・1-5

讃 美 歌  148

聖書朗読  詩編100・1-5

祈  祷

讃 美 歌  278

説  教  「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ」    戒能 信生牧師

讃 美 歌  368

使徒信条  (9341A

献  金  対外献金「九州教区中津教会(大分県)の会堂・牧師館建築のために」

            高岸 泰子

報  告

頌  栄  90

派遣・祝福

後  奏 

  

【本日の集会】

・教会学校(冬休み)

・ライブ配信担当・西川穂

・本日の礼拝後の集会は特にありません。

2021年12月24日金曜日

 

牧師の日記から(349)「最近読んだ本の紹介」

内田洋子『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(文春文庫)北イタリア、トスカーナ地方の山岳部にモンテレッジォという寒村がある。中世以来、この村の住民は、貧しさ故に出稼ぎに出る。それが本の行商だった。北はアルプスを越えてスイスに入り、北フランスを通ってイギリスまで通じるフランチージェナ街道を、南はローマに至るまで、本屋のない村々を訪ねて本を売り歩いたという。重くかさばる本の行商が商売として成り立ったのか不思議だが、この村の人々は数世紀にわたって本の行商で生計を立てて来たのだという。イタリアでも忘れかけられているこの村の歴史を、日本人の著者が探訪してこの本を書き、イタリアの露天商賞(こういう賞があるのだ!)を外国人として初めて受賞したとのこと。掲載されているこの村の美しい写真と共に、イタリア文化の奥行きに触れる経験だった。そうそう、ダンテもこの村に滞在したと伝えられている。

中田考『タリバン 復権の真実』(ベスト新書)同志社神学部一神教学際センターの教授であった著者は、以前からアフガニスタンのタリバンについて、その信仰理解や政治思想を紹介して来た。アメリカを中心とする先進国の民主化プロセスが何故に破綻し、いかにしてタリバンが復権したかの背景を、説得力をもって解説してくれる。要するに、西欧文明を押し付けるだけでは民主化は不可能ということのようだ。その点は、同じアフガニスタンであくまで現地の人々に寄り添う仕方で支援活動を展開した中村哲さんの主張と共通する。

金平茂紀『筑紫哲也「NEWS23」とその時代』」(講談社)TBSの現役プロデューサーである著者が、筑紫哲也と共に「NEWS23」を発信していた時代を回顧する。1990年代にこの番組の視聴者だった私も、テレビ・ジャーナリズムに一時代を画したその報道をよく覚えている。そしてそのような報道姿勢が、政権にすり寄る現在のテレビ局にほとんど失われかけている実情を厳しく告発している。昨今のショウ化したニュース番組を見せつけられているだけに、思い当たる節が至るところにある。以前、共同通信の社長だった酒井新二さん(カトリックの篤実な信徒)と話したとき、「テレビはジャーナリズムですか?」と疑問を呈されたのを思い出した。

原武史『歴史のダイヤグラム』(朝日新書)朝日新聞の日曜版に連載されている著者のコラムを愛読している。天皇制研究で知られる著者が、そのコラムを編集したもの(連載は現在も続いている)。著者の趣味である鉄道と絡めて、「鉄道に見る日本の近現代史」を紹介してくれるのだ。そもそもこの国で、予定した時間通りにことを進める「定刻主義」は、鉄道と共に始まったと言われている。その意味で日本の近代化と鉄道の発達は密接に関連しているのだ。皇族や政治家、文学者や文化人たちの鉄道にまつわるエピソードを縦横に引用し、それを当時の時刻表と照合して、具体的な列車名や時間、スケジュールを特定していて興味深い。(戒能信生)

2021年12月19日日曜日

 

2021年12月26日 午前10時30分

降誕節第2主日合同礼拝(No39

      司式 大森 意索 

    奏  黙 想        奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-15

讃 美 歌  20

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編14・1-7

讃 美 歌  248

聖書朗読  列王記下5・1-19

祈  祷

讃 美 歌  255

説  教  「他の神にひれ伏すとき」

            戒能 信生牧師

讃 美 歌  265

使徒信条  (9341A

献  金             鈴木志津恵

報  告

頌  栄  89(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

  

【本日の集会】

・教会学校(冬休み)

・ライブ配信担当・荒井眞

・礼拝後、入門の会(戒能牧師)

・週報等発送作業

CS教師会

2021年12月18日土曜日

 

牧師の日記から(348)「最近呼んだ本の紹介」

武井菜佳『歴史修正主義』(中公新書)最近、歴史修正主義(revisionism)という言葉をよく聞く。この概念にどのような背景があるのかを、欧米の歴史から概説してくれて参考になった。古くはフランスのドレフェス事件から始まるとされるが、歴史的な事実の意図的な書き換え(改竄)による政治的主張を指すという。本書では主に第二次世界大戦以降の歴史から、ナチ擁護やホロコースト否定論がどのような文脈で生れたのか、またどのように議論されてきたのか(特に法廷で)、そして誤った歴史理解に対する法規制へと至った経緯が解説される。直接取り上げられていないが、法規制のないこの国での歴史修正主義の実態とその問題点が透けて見える仕掛けになっている。キリスト教界においてもそれは無縁ではない。

福田啓三『土の器として歩む』(私家版)信濃町教会の教会員福田啓三さんから恵贈されて一読した。篤実なキリスト者である著者の編集者としての古代史に関わるお仕事の一端が紹介されている。しかし何より交友のあった信濃町教会の教会員たち、斎藤勇、枡富安左衛門、田川大吉郎といったキリスト者たちの戦時下のエピソードが紹介されていて興味深かった。例えば敗戦間際の東京大学文学部教授会での一コマ。「故和辻哲郎教授がわが国の聖戦を主張して英米畜などに負けてたまるかと、声高らかに論ぜられた。これに対して、齊藤勇先生が戦争は悪い、戦争に聖戦などなし、彼我に五分五分の言分がある。特に一方的に、しかも人間の尊厳を汚すような米英畜等という悪罵は慎むべきであると述べられた。すると和辻教授は更に声を励まして、斎藤先生を非国民だとして極め付けられ、教授会の席で罵倒された。斎藤先生は堅く黙して剛毅なる沈黙を以て対応された」(堀豊彦先生の証言)という有名なエピソードも紹介されている。また戦前・戦中の聖和会(壮年男子会員の会)の記録が詳細に紹介されていて、戦時下の信徒たちの記録・証言として貴重である。

大柴恒『山田弥十郎 その人と生涯』(私家版)先日永眠者記念礼拝に出席した川野安子さんから頂いて目を通した。小さな本だが、山室軍平の片腕として廃娼運動に尽力した士官・山田弥十郎の伝記。病気で救世軍を退官後、満州に渡り、大連西広場教会や聖愛病院に協力牧師として関わりをもっていたという。川野さんは山田弥十郎牧師のお孫さんにあたり、千代田教会の橋本悠久子さんとは、広島教会の日曜学校以来の親友とのこと。

教団宣教研究所委員会編『宣教の未来』(教団宣教研究所)私が以前責任を負っていた宣教研究所から、久しぶりに宣教論に関する実践的な出版物が刊行された。中でも深澤奨、保科隆、坂下道朗牧師の論考を興味深く読んだ。例えば、地方教会の現実を背景として、牧師は副業ならぬ「福行」を持てという提言(深澤牧師は実際に教会の裏庭で養蜂と烏骨鶏の養鶏をしている)など、これからの教会と宣教の現場において傾聴すべきだろう。

   (戒能信生)

2021年12月12日日曜日

 

2021年12月19日 午前10時30分

降誕節第1主日合同礼拝(No38

      司式 橋本  茂

    奏  黙 想        奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-15

讃 美 歌  242(4節のみ)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編13・1-6

子どもの祝福         

讃 美 歌  236

聖書朗読  サムエル記上2・1-10

ルカ福音書9・57-62

祈  祷

讃 美 歌  268

説  教  「服従への道」

            戒能 信生牧師

讃 美 歌  262

使徒信条  (9341A

聖 餐 式  配餐 鈴木志津恵、大森意索

讃 美 歌  81

献  金             斎藤 織恵

報  告

頌  栄  89(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

  

【本日の集会】

・教会学校(合同礼拝に合流)

・ライブ配信担当・野口倢司

・礼拝後、クリスマス茶話会 奉仕者への感謝、集合写真撮影、「クリスマスの想い出」西村正寛、萩原好子、千代田教会アンサンブル演奏、サンタクロース登場

2021年12月11日土曜日

 

牧師の日記から(347

125日(日)待降節第2主日礼拝。ルカ福音書94648の講解説教「最微者として」。「だれが一番大きいか」という弟子たちの問いに、イエスは子どもを対置する。この子どもを受け入れることから始めよと言うのだ。「最微者」とは賀川豊彦が「いと小さき者」を指して用いた造語。21歳のクリスマス、神戸の貧民窟に入った賀川は、当初スラムの住民たちからは全く相手にされなかった。しかし貧民窟の子どもたちが賀川の許に集まって来て、そこから賀川の活動が始まった。最微者に受け入れられるところから、その後のすべての賀川の働きが始まったことを考えさせられる。青山学院の塩谷直也牧師夫妻が出席された。以前この近くに住んでいたとのこと。礼拝後、定例長老会。クリスマス諸集会の準備について話し合う。夕方、嘉信が久しぶりに来てくれて、書斎のPCとホールのルーターを有線でつないでくれる。これでインターネットが安定すればいいのだが。

6日(月)午後から婦人矯風会の創立135年の集会に参加。先日永眠者記念礼拝に出席された川野安子さん、友人の吉馴明子さんの講演を聞く。北原白秋作詞、山田耕筰作曲の「平和新頌 青空はかなたに」という矯風会歌を、旧知の木村恵子さんが独唱したのには驚いた。こういう会歌があったのだ。橋本悠久子さんも来られていた。その後、日本聖書神学校に回り、この日は「神の痛みの神学」で知られる北森嘉蔵の生涯を取り上げる。

7日(火)午後からキリスト教会館のNCAの事務所へ。機関誌の発送作業。齊藤織恵さんが来て、教師試験教区面接の件で相談する。誠実に自分の考えを率直に述べるようにアドバイスする。その結果は無事に教区推薦を得ることができたとのことでホッとする。教団出版局の編集者上原さんから『日本キリスト教人物史』の原稿を催促される。来年春頃までに原稿のサンプルを出してほしいとのこと。夜はネヘミヤ記の聖書研究の準備。

8日(水)朝起きてみると雨風がかなり激しいので、急遽聖書を学び祈る会を休止にすることとし、いつもの参加者に連絡する。午後から、『ジャーナル風』の教団史特別講座の準備。戦時下の教団と戦争責任告白について各1時間ずつの講座のレジュメを作成する。

9日(木)午前中、インターネット配信の事前チェックをして、午後2時から、NCA連続講座「日本キリスト教史を読む」の今期最終回「柏木義円とその時代の」を配信。全国から90名近い人たちが視聴してくれるが、リモート講義では受講者の反応が分からないので、アンケートを取る。夜8時から、Zoom会議で教団史特別講座について相談する。マイクにノイズが入るので、新しいヘッドセットを注文する。

10日(木)午後、日本聖書神学校の教師会に陪席。神学生の西川穂さんについて話し合う。西川さんの神学校で の生活のために祈る。

11日(土)午前中、故・山下ひとみさんの兄上徹さんと山梨YMCAの野々垣健五さんが訪ねて来られて、来週の追悼記念礼拝の相談。(戒能信生)

2021年12月5日日曜日

 

2021年12月12日 午前10時30分

待降節第3主日礼拝(No37

      司式 戒能 直子

    奏  黙 想        奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-15

讃 美 歌  242(3節のみ)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編12・1-9

讃 美 歌  235

聖書朗読  イザヤ書40・1-11

ルカ福音書9・49-56

祈  祷

讃 美 歌  520

説  教  「弟子たちへの教え」

            戒能 信生牧師

讃 美 歌  530

使徒信条  (9341A

献  金             戒能 直子

報  告

頌  栄  89(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

  

【本日の集会】

・教会学校(お休み)

・ライブ配信担当・西川穂

・礼拝後、「私の愛唱讃美歌」常盤陽子

・千代田教会アンサンブル練習

お茶の会は、今しばらく控えたいと思います。礼拝堂の後ろに飲み物を用意していますので、必要な方はご利用下さい。

2021年12月4日土曜日

 

牧師の日記から(346

1128日(日)待降節第1主日礼拝。列王記上22章の講解説教「ミカヤの時代」。北王国イスラエルの王アハブの治世の末期、王の戦争政策にただ一人反対して投獄された預言者ミカヤを取り上げる。この預言者について詳しいことはほとんど知られていない。1980年代、台湾が国際政治で孤立して戒厳令を敷き国民を統制したとき、台湾基督長老教会は、政治犯を匿ったとして逮捕された獄中の高俊明牧師を、総幹事に再任する。そして機関紙『台湾長老教会公報』の題字の上に「時代的未該雅」(この時代のミカヤ)と掲げた。それは、まさに教会の預言者的使命を内外に示すことであった。私もこれによってこの預言者のことを初めて知ったのだった。礼拝後、入門の会で「クリスマス伝説の由来」について紹介する。キリストの誕生日を1225日にしたのも、クリスマスツリーやサンタクロースの伝説も、ずっと後に生れた習慣だった。それは、4世紀以降の教会が、地中海世界の異教的慣習や文化を積極的に取り入れ摂取したことを示している。しかし中世になってヨーロッパにキリスト教世界が成立すると、十字軍や海外宣教において、イスラムや異教徒の文化を否定・破壊していくようになる。それは現在も続くキリスト教会の課題であり問いでもある。

29日(月)夜は日本聖書神学校の授業で、鈴木正久を取り上げる。教団議長として「戦争責任告白」を発表し、また財政自立と機構改正を推進した稀有な指導者だが、今や歴史上の人物として神学生たちに教えなければならない。その信仰理解と特異な牧師像を語り伝える必要があるだろう。

30日(火)午前中、青地恵さんが来訪される。1970年前後、教団の総幹事秘書を務め、教団の生き字引と言われた女性。ご遺族から託されている高倉徹先生のその当時の日記の翻刻作業が出来るのは、この人をおいて他に見当たらない。私よりも高齢であるが、お元気で矍鑠としており、快くお引き受けいただいた。これも来年の大きな仕事になる。午後、緑陰書房の編集者・南里友樹さんが来られて、石浜みかるさんの満州基督教開拓村についての原稿の出版について相談。私から教団出版局や新教出版社に当たってみることになった。関東大震災後の賀川豊彦たちの被災者救援活動の資料については、別の書店から書籍化する可能性を、南里さんが検討することになり、『賀川豊彦研究』のバックナンバーを持って行かれた。これも実現するならかなりの仕事量になりそう。

121日(水)いよいよ12月に入った。例年のことだが、クリスマスカードを書き始める。私は年賀状を出す習慣はないので、これがその代わりでもある。お世話になった人々が次から次へと亡くなっていくのが寂しい。直子さんが、高倉徹日記を一枚一枚コピーしてくれる。

2日(木)午後からNCAの事務所に行き、事務仕事。教団出版局の秦さんに石浜みかるさんの原稿を託す。来週の連続講座のレジュメを早稲田奉仕園のスタッフに渡して配信案内をしてもらう。(戒能信生)

 

2021年12月5日 午前10時30分

待降節第2主日礼拝(No36

      司式 鈴木志津恵

    奏  黙 想        奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-15

讃 美 歌  242(2節のみ)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編11・1-7

讃 美 歌  229

聖書朗読  エレミヤ書36・1-10

ルカ福音書9・46-48

祈  祷

讃 美 歌  205

説  教  「最微者として」

            戒能 信生牧師

讃 美 歌  425

使徒信条  (9341A

献  金  対外献金「奥羽教区下ノ橋教会会堂建築のために」    岡﨑 大祐

報  告

頌  栄  89(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

  

【本日の集会】

・教会学校 お話し・大森意索、奏楽・内山央絵

・ライブ配信担当・西川穂

・礼拝後、定例長老会

、お茶の会は、今しばらく控えたいと思います。礼拝堂の後ろに飲み物を用意していますので、必要な方はご利用下さい。

 

2021年11月27日土曜日

 

牧師の日記から(345

1121日(日)主日礼拝。ルカ福音書937-45の講解説教「山から降りて」。山の上での神秘体験の後、山から降りた弟子たちを待っていたのは病気に苦しむ子どもとその父親の嘆きという現実だった。いかなる宗教体験も、またどんな神秘体験も、子どもの病気という事態に無力である現実の中で、イエスは十字架の受難を予告しつつその病気を癒す。礼拝後、オリーブの会で石井寛治さんが「満州事変の経済的背景について」話された。経済史の観点からの分かりやすい説明で感銘を受けた。

22日(月)午前中、東駒形教会での月曜会に参加。関田寛雄先生の『目はかすまず気力は失せず』の第二部を真鍋孝之牧師の紹介と発題で読む。午後帰宅し、準備をして夕方から日本聖書神学校へ。戦後の農村伝道を担った木俣敏の生涯とその伝道圏伝道方策を取り上げる。その後、堀成美さんの卒業論文の指導。

23日(火)休日だったが、午後から早稲田教会での北支区按手礼式に出席。二人の若い牧師の頭に手を置き、その伝道者としての出発を祝福した。

24日(水)午前中は聖書を学び祈る会で、エズラ記の9-10章を取り上げる。捕囚からの帰還運動の中で、エズラは民族主義を強烈に主張し、異民族との雑婚を否定する。その歴史的背景と問題を考えさせられる。ここまでしなければユダヤ民族は歴史の中に淘汰されたとみる向きもあるが、この民族至上主義が後の時代に深刻な禍根を残したことも事実。エズラ記が突き付けるのは、きわめて現代的な課題ではある。午後、Zoomで上林順一郎牧師の聖書講座に参加。創世記11章「バベルの塔」が取り上げられる。この日が最終回で、よく準備されたその内容に改めて教えられ考えさせられることが多かった。夕方、散歩がてら直子さんの買い物に付き合う。

25日(木)朝9時過ぎに直子さんと一緒に野口倢司さんの新居を家庭訪問するために出かける。東京駅から内房線君津行きの快速に乗る。約1時間半で、君津の次の青堀駅に到着。野口さんが迎えに来てくれて、早速港の見える定食屋さんで美味しいカレイの煮付け定食を御馳走になる。さすがに新鮮で美味しい。その後、富津岬に連れて行ってもらい、東京湾を360度の眺望で見渡すことができた。それから野口さんの新居を訪問。庭木も手入れされており、間取りも広く素晴らしい。独りでここに住むのはもったいないくらい。夕方帰宅して、聖書神学校の堀成美さんの卒業論文にいくつか注記してメールで送る。明日が提出日なのだ。

26日(金)野口さんが作成してくれた今年のクリスマスカードに聖句をプリントし、宛名書きの作業。来週からアドベントに入り、皆さんにも一言添えてサインしてもらうため。夜は支区宣教研究委員会に出席のため自転車でエパタ教会へ。北支区報『北斗星』のバックナンバーの読み合わせ。

27日(土)週報の印刷や入門の会の準備、そして説教の準備と土曜日の牧師の仕事。午後、須賀さんたちが会堂清掃に来てくれる。(戒能信生)

2021年11月21日日曜日

 

2021年11月28日 午前10時30分

待降節第一主日合同礼拝(No35

      司式 梅本 順子

    奏  黙 想        奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-47

讃 美 歌  242(1節のみ)

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編10・1-18

讃 美 歌  241

聖書朗読  列王記上22・1-28

祈  祷

讃 美 歌  523

説  教  「ミカヤの時代」

            戒能 信生牧師

讃 美 歌  535

使徒信条  (9341A

献  金             大森 意索

報  告

頌  栄  89(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

  

【本日の集会】

・教会学校(休止)

・ライブ配信担当・荒井眞

・礼拝後、アドベント全体祈祷会(司会・鈴木志津恵)

・入門の会「クリスマス伝説あれこれ」

CS教師会 ・週報等発送作業

・らふぁえる練習

、お茶の会は、今しばらく控えたいと思います。礼拝堂の後ろに飲み物を用意していますので、必要な方はご利用下さい。

2021年11月20日土曜日

 

牧師の日記から(344

1114日(日)主日礼拝。ルカ福音書928-36の講解説教「山上の変容」。この伝承は、ペトロを初めとする弟子たちの一種の神秘体験に由来する。しかし共観福音書が、いずれも弟子たちの経験を相対化しているのは注目すべきだろう。つまり「弟子たちの無理解」のモティーフと結びつけているのだ。日本の教会で霊的・神秘的体験が強調されるようになるのは、明治の後半から大正期にかけて。そこにこの国の教会の一つの特質があると言える。午後、北支区日韓宣教協議会にZoomで参加。韓国の諸教会のコロナ対策やその中での取り組みを知ることができた。しかしインターネットの接続が不安定でよく聞き取れない部分もあった。

15日(月)夜は日本聖書神学校の授業。この日は赤岩栄を取り上げる。日本キリスト教史において、この特異な牧師によって、初めて教会内部からの宗教批判の契機が生れたと言える。ドイツの教会でニーチェやフォイエルバッハが現れたのと重ね合わせて見ることが出来るのではないか。

16日(火)午前中、神学読書会。バルトの『教義学要綱』の1314節を佐々木潤牧師の丁寧な紹介で読む。牧師6名、信徒1名の参加。午後、緑陰書房から、石浜みかるさんの『満州国キリスト教開拓村への道』の原稿が送られてくる。満州開拓についての石浜さんの総論とも言うべき内容で、これは資料集の解説としてよりも、一冊の独立した書籍として刊行した方が適切ではないか。『時の徴』の発送のための準備作業。購読料の振り込みを確認して整理し、宛名ラベルを印刷し、さらに購読依頼のための寄贈先のラベルを封筒に貼る作業。合計800通余の発送になる。

17日(水)一日書斎で仕事。私が東駒形教会在任中に翻刻した賀川豊彦の関東大震災救援活動に関わる第一次資料を、キリスト新聞社からオンライン資料集として刊行する計画が始まっているのだ。2023年は関東大震災から100年になることもあり、来年はその仕事が追われることになりそう。

18日(木)午前中は四ッ谷駅近くの眼科で定期検診。視野検査や眼底検査をして、一応緑内障の進行は押えられているとのこと。午後から『時の徴』162号の発送作業と編集会議。この日は下田洋一、小海基、酒井薫、縣洋一の各牧師と私の五人の同人が集まる。様々な情報を付き合わせて、コロナ禍で傷ついている教会を励ます編集内容を協議する。

19日(金)故・高倉雪子さん(大連西広場教会の副牧師)の長女柴田靜子さんから、高倉徹牧師の戦後50年分の日記と手紙類が送られてきた。価値があるなら用いて欲しいとのこと。特に1970年前後の教団総幹事在任当時の日記には、歴史的な意味があると思われる。ただこれは大仕事で、その整理と読み込みは大変な作業になる。協力者が必要とされるが・・・。

20日(土)日本聖書神学校の学生堀成美さんから、「疫病とキリスト教」についての卒論がメールで送られてくる。私が主査になっているので、精読しなければならない。次々に仕事が入るのは有り難いが・・・。(戒能信生)

2021年11月14日日曜日

 

2021年11月21日 午前10時30分

収穫感謝主日合同礼拝(No34

      司式 大森 意索

    奏  黙 想        奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-47

讃 美 歌  24

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  詩編9・1-21

讃 美 歌  214

子どもの祝福

聖書朗読  コヘレトの言葉3・1-8

ルカ福音書9・37-45

祈  祷

讃 美 歌  196

説  教  「山から降りて」

            戒能 信生牧師

讃 美 歌  493

使徒信条  (9341A

献  金             内山 央絵

報  告

頌  栄  89(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

  

【本日の集会】

・教会学校(合同礼拝に合流)

・礼拝後、オリーブの会「経済と人間」石井寛

 治

・千代田教会アンサンブル練習

「わたしの愛唱讃美歌」石井房恵

・ライブ配信担当・野口倢司

・お茶の会は、今しばらく控えたいと思います(12月からは再開も?)。礼拝堂の後ろに飲み物を用意していますので、必要な方はご利用下さい。