2019年4月27日土曜日


牧師の日記から(211

421日(日)復活節主日礼拝、ヨハネ福音書2019-23の講解説教「平和があるように」。戸に鍵をかけて引き籠もっていた弟子たちに復活の主イエスが顕れ、「あなたがたに平和があるように」と重ねて挨拶する。弟子たちは、この復活の主イエスの挨拶に押し出されるようにして、戸を開けて宣教活動に出て行った。新宿伝道所からの三人の転入会式と聖餐式。礼拝後、教会学校の子どもたちのイースター・イベントがあり、愛餐会では齊藤織恵さんも含めて4人の転入会者の歓迎会。その後、2台の自動車に分乗して多磨霊園へ。車中で若い鈴木基三恵さんが岡崎大祐さんに話しかけて話題を盛り上げるのに感心する。3時から橋本茂さんのご家族も参加して墓前礼拝。私は座骨神経痛で左脚が痛むので、恒例の記念写真は岡崎さんと共に椅子に座って撮ってもらった。野口倢司さんの車で、岡崎さんを東村山のお宅まで送り、帰宅したのは6時近かった。野口さんはこれから会計処理の仕事をするという。私はすぐに風呂に入って横になって休む。夜中に起き出して、『時の徴』の井上良雄先生の説教の翻刻作業と、沖縄の平良修牧師から依頼された「教区の教会性についてのメモ」を仕上げ、『時の徴』の会計処理もして「購読者の声」を作成して入稿。

22日(月)午前中月曜会の例会に出席するため電車で東駒形教会へ。大貫貴さんの『終末論の系譜』のⅠ-Ⅳ章を、本所緑星教会の岡田いわお牧師の紹介で読む。昼食を一緒に食べて2時頃帰宅。脚が痛み出したので、すぐに横になって休む。夕方起き出してタクシーで目白の神学校へ。受講生の発題で興味深い読書レポートがいくつもあった。講義中脚の痛みがひどくなり、帰りもタクシーを使う。

23日(火)午前中、神学読書会。岡田仁さんのモルトマンについての紀要論文を、武蔵野教会の佐々木潤牧師が実に丁寧な紹介をしてくれた。牧師6名、信徒1名の参加。内面史研究の再校が届き午後から校正作業。不思議に脚の痛みが出ないので助かるが、夕方から痛みが出てすぐに横になり、朝までぐっすり眠る。

24日(水)聖書を学ぶ会をお休みにしてもらったので、終日書斎に籠もって校正作業。痛みが出ると横になって休み、治ると書斎で仕事を繰り返す。

25日(木)午前中、東京医科歯科大学病院へ。退院後初めての受診。PSAの値は劇的に下がり術後経過は順調とのこと。座骨神経痛と手術との因果関係はあるともないとも言えないとのこと。会計処理を待っているうちに脚の痛みがひどくなり、たまらず支払わないままでタクシーで帰宅。すぐに横になる。夜、痛みが治ったので、内面史研究の再校を仕上げて、出版社にファックスで送る。10連休の始まる前に再校を戻して欲しいと言われていたのだ。

26日(金)終日、外出を控え書斎で仕事。5月の教会予定の作成。神学生交流プログラムでの2本の講演の原稿を見直す作業。脚の痛みが出ると横になって休み、治ると仕事を繰り返す。故・大塩清之助牧師の遺稿・追悼文集が出来上がり、明日発送するとの連絡があってホッとする。(戒能信生)

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