2022年3月27日日曜日

 

牧師の日記から(358

227日(日)主日礼拝。列王記下1619節の講解説教「アッシリアへの屈従」。シリア・エフライム戦争の圧力を受けて、アハズ王はアッシリアに支援を乞う。その経緯を、今現在起こっているウクライナの事態と絡めて考えさせられる。礼拝後、入門の会で「教会暦」の紹介。午後、俄かに悪寒がして、熱をはかると39度以上ある。すぐに布団を敷いて横になる。先ずコロナ感染の可能性を考え、周囲にどんなに迷惑をかけるかと気が気でない。家庭内隔離をするが、家族は濃厚接触者ということなる。解熱剤を飲むが、容易に熱は下がらない。主治医に電話で相談すると、先ずコロナでしょうと言われる。高熱でその後のことはよく覚えていない。

28日(月)朝一番で医科歯科大学病院の皮膚科を受診する予定だったが、もちろんこれはキャンセル。午後、松野三郎さんと一緒に赤坂の弁護士事務所を訪ねて松野ヤスコさんの後見人の相談をする予定だったが、これも事情を話して三郎さんに一人で行ってもらう。夕方近くの病院の発熱外来に行く。抗原検査の結果は陰性。PⅭR検査の結果は数日かかるとのこと。体温は激しく上下し、40度近いかと思うと、解熱剤カロナールのお陰で平熱まで急降下!なんだか嵐が私の身体を通り過ぎているようだ。

31日(火)午前中、キリスト教会館の将来構想委員会をZoomで。私が委員長なので、責任上やむなく出席。何とか3月の総会に提案する内容をまとめる。午後は疲れてしまってひたすら寝る。2時間おきに目を覚まして水分を摂取。夕方、PCR検査の結果も陰性との連絡がある。ともかくコロナではないことにホッとする。この高熱の原因として思い当たるのは、腎盂腎炎で、2年ほど前にも高熱が続いたことがある。主治医から万一のために抗生剤DSEPを一週間分もらっていたので、飲み始める。

2日(水)灰の水曜日。受難節の始まり。熱はほぼ平熱近くにに戻ってきたが、体力の低下は驚くほどで、足腰や腹筋の力も低下している。果してこれが回復するものだろうか。農村伝道神学校の教務部長に、2022年度の「日本キリスト教史」の授業を全面休講にしてほしいと依頼する。

3日(木)ほぼ熱は37度台。ただ異常に喉が渇く。この日は東京医科歯科大学病院で半年に一度の嚢胞の検査が入っていたがキャンセル。午後からのNCAの事務所での作業も失礼する。書斎に籠もって、長老会アジェンダの作成や総会準備。体力がついて行かない。ようやくアジェンダ案を作成して、長老の皆さんにメール添付で送付。来週火曜日に賛育会病院の主治医に診てもらう予約をする。あるいは短期間の入院になるかも知れない。

4日(金)この日は、農村伝道神学校を卒業された齊藤織恵さんと婚約者の石島栄さんに来てもらって一緒に昼食の予定だったが、これもキャンセル。夜は、北支区連合祈祷会にZoomでなんとか参加し、司会を担う。

5日(土)午後から、池明観先生の追悼記念会の準備会が入っていたがやむなく欠席。後はひたすら明日の礼拝の準備だが進まない。(戒能信生)

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