2022年5月14日土曜日

 

牧師の日記から(366

58日(日)主日礼拝。この日は長尾有起牧師をお招きし、ヨハネ福音書133436から説教していただいた。ヨハネ福音書の特徴を踏まえて、具体的に「互いに愛し合う」ことの大切さを力強く語られた。長尾牧師は、日本聖書神学校での私の教え子の一人で、この6年間北支区から宣教師として韓国に派遣され、ソウル老会の諸教会に仕えて来た。礼拝後、長尾牧師を囲む懇談会。なかなか厳しい質問もあったが、長尾牧師は落ち着いて丁寧に対応されていた。その後、歓迎の意味も込めて一緒に食事に行くこととし、居合わせた大森意索さんや常盤陽子さんにも声をかけて、一緒に四ツ谷駅前のKOMOREのお寿司屋さんでランチを共にし、いろいろ韓国社会や教会のことを伺った。夜は「母の日」ということで、羊子が珍しく「鰻」をご馳走すると言い出して、テイクアウトの鰻重で食事。

9日(月)午前中、四ツ谷駅前のしらと眼科で緑内障の定期健診。視力検査、視野検査、眼底検査などで時間がかかったが、症状は落ち着いているとのことだった。医師に「痩せましたか?」と聞かれて、連日50人以上を診察するのによく分かりますねと言うと、「牧師さんも教会員の体調の変化にはお気づきになるでしょう。医者ならば当然ですよ」と返された。午後、京都の出版社行路社から『柏木義円研究第6号』の校正が届く。夜、確認して返送する。こ日は午後から雨で散歩ができなかった。

10日(火)午前中、散歩の途中郵便局に立ち寄り、教会宛ての振り込みを下ろす手続き。この土曜日に予定されている池明観先生の追悼礼拝の奨励原稿を作成し、通訳者のためにメールで送稿。夜は山口里子さんの聖書ゼミにZoomで参加するつもりだったが、すっかり失念して残念だった。リモートだと、取り紛れてこういうことがたまにある。

11日(水)午前中、聖書を学ぶ会の筈が、参加される方の都合がつかず休会になったので、散歩に出かける。新宿通りを越えて若葉町の辺りを散策する。この地域には若葉キリスト教会、四谷新生教会がある。午後は、明日予定されている連続講座「日本キリスト教史を読む」の準備。今期は神学校の講義を休講にしてもらったので、この講座に集中することになる。

12日(木)午前中散歩。午後1時、今月末から開始される太田智子さんの「西洋美術史」のZoomの打ち合わせ。2時からは私の講座「日本キリスト教史を読む」第Ⅱ期(大正篇)の第1回で、救世軍の山室軍平を取り上げる。今期の受講者は50名ほどで、熱心に視聴してくれる。

13日(金)梅雨入りしたとかで一日雨。散歩ができない。ドイツの研究者から、石原謙の研究をしたいので協力してほしいとメールが入る。高倉徹総幹事日記の1968年分の原稿が、翻刻作業を担当された青地恵さんから送られてきた。分量が多いのでチェックに時間を要する。

14日(土)午後2時から故・池明観先生の追悼の集いが富坂キリスト教センターで開催され、その冒頭短い奨励をする。(戒能信生)

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