2023年1月13日金曜日

 

牧師の日記から(399

11日(日)主日礼拝。ヨハネ福音書1334-35の講解説教「新しい掟 互いに愛し合いなさい」。今年は11日が日曜日になり、礼拝後お茶の会として、残られた人々に直子さんのお節料理を食べていただいた。高岸さんのお嬢さん一家も参加され、久しぶりに賑やかなお正月だった。東駒形教会時代は、毎年11日に新年礼拝があり、戒能家のお節料理を振舞うのが慣わしになっていたが、千代田教会に来てからはその習慣が途絶えていた。夕方、寒空の中を散歩。四ッ谷に出て、ホテルニューオオタニまで歩き、迎賓館の横を通って帰る約五千歩のコース。

12日(月)朝早く起きて、散歩。この日は家族が集まるはずが、長男の嘉信が体調不良で欠席とのこと。謙と清美さん夫妻と共に集合写真、そして会食。私は、箱根駅伝を時折覗きながら、書斎で読書と仕事。年末に片野真佐子さんから『柏木義円』が送られて来たので目を通す。ちょうど1年前に著者から頼まれて原稿を査読しているが、本になると印象が全く違う。ミネルヴァ書房の「評伝シリーズ」の一冊として立派な書物になったことを喜ぶ。『時の徴』の購読者リストをラベルに変換する。1月半ばに発送の予定なのだ。

13日(火)午前10時から、年末に刊行されたNCAの共同研究『コロナ後の教会の可能性』についてZoom会議。やむを得ない事情で全面回収し、一部を差し替えて再出版をすることになる。その出版協力費の捻出が問題。NCAからも一部負担し、執筆者たちに再度買い取りを依頼する他ない。新年早々厄介な難題が持ち上がった。午後、散歩。空気は冷たいが快晴で気持ちがいい。最近は散歩の時、杖を持って出かけるが、路地裏を歩くときなど、不審者に間違えられないためでもある。

4日(水)午前中散歩。迎賓館前の四谷見附公園に、ひときわ目立つプラタナス(鈴掛の樹)の大木がある。大正期に赤坂離宮に植えられたとされ、樹齢100年を超える。「みどりの新宿30選」に選定されているとのこと。この地に立ち尽くして、大正から昭和期の激動を見守ってきたことになると思うと、感慨深い。午後から『柏木義円研究』の原稿整理。投稿者の原稿を入力する。1月末には入稿しなければならない。

5日(木)午前中散歩。午後から自転車で西早稲田のキリスト教会館の事務所に行き、事務仕事。近くの銀行からキリスト新聞社に出版協力費を振り込む。10万円以上の送金は、身分証が必要で、スタッフの神保信子さんの名義で送金して貰う。出版局に立ち寄ったところ、編集者から『人物史でたどる日本キリスト教史』の原稿を催促される。しかしこの作業は全く進捗していないのだ。これも今年の課題ではある。

6日(金)来週の長老会アジェンダを作成して、長老の皆さんにメールで送る。長老会には、インドネシアから西村さんがリモートで参加してくれることになっている。うまくいくといいのだが。(戒能信生)

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