2024年2月18日日曜日

 

 牧師の日記から(456

211日(日)主日礼拝。ルカ福音書2235-38の講解説教「剣、二振り」。ルカ福音書の「告別説教」の最後は「財布も袋も剣も用意せよ」という奇妙な教え。9章で「何も持っていくな」と教えていたのとは対照的。イエス亡き後の弟子たちの危機的状況を予示しているか? しかし「服を売って剣を買え」という言葉は、暴力や武力に寄り頼まないとするイエスの姿勢と真逆。これをどう理解できるかという難問がある。戦前の大連西広場教会の記録に、この個所が引用され、戦争を是認し積極的に肯定しようとする解釈が見られる。私たち一人一人の聖書の読み方が問われている。高岸泰子さんが礼拝に出席され、徹さんが誤嚥性肺炎で入院しているとのこと。症状は落ち着いているが、やはり適切な施設への入所を考えなければならないようだ。午後、四谷新生教会で211東京集会。山口陽一先生の「日本的基督教」についての講演が興味深かった。

12日(月)休日で、謙と清美さんが来て、寒い中、薔薇の剪定や寒肥えの世話をしてくれる。クロネコゆうメールに登録し、エクセルの住所データを読み込もうとするが、なかなかできない。元データに環境文字があったり字数をオーバーするとはねられてしまうのだ。実に厄介で、当面は郵送に頼ることになりそう。99歳になる岡﨑大祐さんの容体が気になって、祐一さんに電話で問い合わせる。腰の痛みは腰椎の圧迫骨折だったことが分かり、痛み止めとコルセット着用で症状は治まっているとのこと。自立心旺盛な岡﨑さんは、ヘルパーさんを頼むのも拒否している。そんな岡﨑さんの気持ちを尊重して支えて行こうと話し合った。

13日(火)柏木義円研究会の会計報告の作成。一年分の賛助会費の納入を整理し、収支決算を出す。支区宣教研究委員会で作成している「北支区年表」の草稿を、支区長を初め関係者にデータで送付。NCA運営員会のアジェンダ作りと、来年度の事業計画の立案作業。夜は山口里子さんのマルコ講座にZoomで参加。

14日(水)この日は「灰の水曜日」で受難節に入る。午前中、聖書を学び祈る会は休会。来週のオリーブの会で取り上げる「パレスチナとガザ その歴史的背景と現在」の準備。パレスチナは、旧約聖書に出てくるペリシテに由来する。イスラエルとライバル関係にあり、地中海沿岸のガザの地名はヨシュア記や士師記、サムエル記にも頻出する。

15日(木)午後MCAの事務所に行って、事務処理。今年度の決算予測や3月の神学生交流プログラムの予算案の作成。大幅な赤字になりそうで頭が痛い。午後、Zoomで運営委員会。3月末に、最後の委員会を対面で実施することにした。この間ずっとリモート会議だったのだ。

16日(金)午前中、生協を通して依頼していた植木屋さんが来て、柿と無花果の木の剪定の見積もりをしてくれる。全部で10万円とのこと。無花果の木が伸びすぎて電線にからまり危険でもあるのだ。(戒能信生)

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