2024年10月27日日曜日

 

2024年11月4日 午前10時30分

聖霊降臨節第25主日礼拝(No27

             司式 野口 倢司

前  奏  黙想      奏楽 釜坂由理子

招  詞  93-1-

讃 美 歌  12

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  23・1-

讃 美 歌  220

聖書朗読  イザヤ書44・6-

      Ⅱコリント書4・7-15

祈  祷

讃 美 歌  111

永眠者氏名朗読           野口 洋子

説  教 「この土の器が用いられて」

                戒能 信生牧師

讃 美 歌  385

使徒信条  (9341A

献  金  対外献金「北支区ワンドロップ献金のために」    高岸 泰子

報  告  

頌  栄  90

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(9:00)お話し・大森意索、奏楽・戒能直子

礼拝後 お茶の会(信仰の先達を偲んで)

・定例長老会

礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2024年10月26日土曜日

 

 牧師の日記から(492

1020日(日)主日合同礼拝。ヨハネ福音書61-15の講解説教「五つのパンと二匹の魚」。上林順一郎先生と塩谷直也牧師夫妻が出席された。礼拝後、会場造りをして、12時半から千代田教会ミニ・バザー開店。近隣の方々が三々五々来てくれる。リサイクル品を見て回り、珈琲とケーキを楽しんでいる。教会のオープン・ハウスでもある。何と言っても今年の目玉は岡﨑裕一さんの手作りオルゴール演奏で、讃美歌をオルゴール用に編曲して何曲も演奏してくれた。座り込んで聴き入る人もいた。2時に閉店して後片付け。残品は、東駒形教会のバザーに献品し、来週取りに来る予定。夕方、迎賓館近辺を散歩。

21日(月)上野駅から11時の特急「ひたち」で勿来へ。日本聖書神学校同窓会東北支部一泊研修会のため。佐野治牧師が駅まで迎えに来てくれて、会場の勿来教会へ。全部で8名の参加。「東北教区の宣教の歴史と課題」というテーマで講演。特に戦後の方式伝道、ラクーア伝道等の資料から東北教区の形成過程について話す。宮城・福島・山形からなる東北教区の中核教会は、1880年代から1920年代にかけて、つまり100年以上前に既に設立されている。仙台を中心とした都市型教会と、福島や山形の小教会との格差を乗り越えることに教区の課題がある。夜は、近くの温泉旅館に会場を移して夕食・親睦会。地方教区で頑張っている牧師や教え子たちの苦労話を聞く。

22()朝風呂に入り、近くの海岸を散歩。午前中は「教団史に関わる難問」と題して、教団信仰告白の形成過程や二種教職制の歴史について講演。午後の「ひたち」で帰京。天童教会の原裕牧師から帰りの電車で読むようにと手渡された福本清三『どこかでだれかが見てくれている』(集英社文庫)を読みながら。映画の時代劇全盛期に京都太秦の東映撮影所に入り、主に「切られ役」として端役を務めてきた大部屋俳優福本清三の聞き書き。要するに下積みの役者の苦労と下からの視線に謙遜さを学べということのようだ。

23日(水)午前中近くの皮膚科を受診。午後、佐竹明先生逝去の知らせ。これでお世話になった関田寛雄、川島貞雄、荒井献先生たち青山関係の先生がすべて亡くなったことになる。淋しいこと限りなし。

24日(金)夜はエパタ教会で北支区宣教研究委員会。北支区史年表が一応できたので、北支区のホームページに掲載することになる。

26日(土)大連西広場教会の時代からの古い教会員泉哲・初代さんのお孫さんにあたる千代茉香さんが、膵臓癌の末期で順天堂病院に入院されている。ご主人の千代勝美さんが訪ねて来られて、これからの看取りや葬儀のことについて依頼される。(戒能信生)

2024年10月20日日曜日

 

2024年10月27日 午前10時30分

聖霊降臨節第24主日合同礼拝(No26)

             司式 石井 房恵

前  奏  黙想      奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-

讃 美 歌  11

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  134・1-

讃 美 歌  208

聖書朗読  マラキ書2・1-9、3・19-24

祈  祷

讃 美 歌  410(1-3節)

説  教 「義の太陽の昇る日」

                戒能 信生牧師

讃 美 歌  410(4-6節)

使徒信条  (9341A

献  金              戒能  直子

報  告  

頌  栄  42-1(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(休校)

礼拝後 入門の会「十戒①」戒能牧師

週報等発送作業

永眠者記念礼拝会場準備(昇天者写真掲示)

・フルート・アンサンブルらふぁえる練習

・礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

 

2024年10月19日土曜日

 

 牧師の日記から(491

1013日(日)主日礼拝。ガラテヤ書211-14の講解説教「アンテオケの衝突」。シリア州の州都アンテオケに成立した初めての在外教会で、パウロは大先輩のケファ(ペトロ)やバルナバと衝突する。彼らが、異邦人キリスト者と食事を共にしなくなったことで、みんなの前で面と向かって批判したのだ。この事件以降、パウロはアンテオケ教会から疎遠になり、その支援を受けられなくなる。しかしパウロにとってこの問題はどうしても避けられない本質的な問題であったのだ。そこにパウロの真骨頂がある。礼拝後、荒井久美子さんの「私の愛唱聖句」は、ロマ書51-5について感銘深い証しだった。礼拝後、四谷から迎賓館の辺りを久しぶりに散歩。酷暑の中で控えていたが、ようやく秋らしくなったので歩くと、体力が落ちていることを感じる。

14日(月)スポーツの日で休日。午前中、元鮫が淵スラムの古い路地を久しぶりに散歩。午後、四谷新生教会での北支区社会部連続学習会「キリスト教シオニズムについて考える」に参加。70名ほどの参加で盛会だった。東京経済大学の早尾貴紀教授の講演で、パレスチナ問題の歴史を初歩から学ぶ。講師は、オスロ合意にはもう戻れないと言われたが、しかし対立しているイスラエルとハマスが相互に認め合うことからしか解決の道はないとも考えさせられた。

15日(火)午前中、神学読書会。キュンクの『イエス』第3章を、駒込教会の村田重牧師の紹介と発題で読む。午後からはNCAの読書会「キリスト教と文学」で、ラーゲルレーブの『キリスト伝説集』が取り上げられた。訳者のイシガ・オサムは、まだスウェーデン語の辞書がない当時、エスペラント語を通してスウェーデン語を独習しラーゲルレーブの大著『エルサレム』の翻訳に挑戦する。その訳稿を岩波書店宛てに送ったその足で、19438月、岡山憲兵隊に出頭して兵役拒否の通告をする。これがきっかけでイシガが参加していた非戦同盟日本支部は解散を迫られる。この人について調べようと資料を集めたが、ご本人が亡くなって断念したことがある。

16日(水)午前中、柏木義円講演会の案内と会計報告を賛助会員に発送(55)。その足で四谷駅に回り、来週の日本聖書神学校同窓会東北支部研修会のために勿来駅までの往復切符と特急券を購入。さらに線路添いの土手を市ヶ谷まで歩き文教堂で文庫本を購入。

18日(金)午前中、3月の神学生交流プログラムの準備委員会にZoomで参加。初めて福岡の西南学院を会場に実施するが、いろいろ難題はあるようだ。午後。久保彩奈さんの卒論指導。「葬儀・結婚式式文に見る文化受容の課題」というテーマで意欲作。(戒能信生)

2024年10月13日日曜日

 

2024年10月20日 午前10時30分

聖霊降臨節第23主日合同礼拝(No25

             司式 石井 寛治

前  奏  黙想      奏楽 内山 央絵

招  詞  93-1-

讃 美 歌  11

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  133・1-

讃 美 歌  161

聖書朗読  ルカ福音書15・4-6

祈  祷

讃 美 歌  533

説  教 「見失った一匹の羊を探して」

                戒能 信生牧師

讃 美 歌  200

使徒信条  (9341A

献  金              石井 房恵

報  告  

頌  栄  42-1(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校(合同礼拝に合流)

・礼拝後、千代田教会ミニ・バザー(12:30開店-14:00閉店)

展示・販売コーナー お弁当・桑の実ジャム・イチジクジャム等

喫茶コーナー(セルフ方式)珈琲とケーキ

リサイクルコーナー 日用雑貨・書籍など

 手作りオルゴール演奏(13:0013:30

・礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2024年10月12日土曜日

 

牧師の日記から(490)「最近読んだ本の紹介」

畑中章宏『宮本常一 忘れられた日本人』(NHK出版)時折、Eテレの「100分で名著」を視聴している。読み逃していた名著を、判りやすく紹介・解説してくれてとても便利なのだ。在野の民俗学者・宮本常一のことは、柳田国男や渋沢敬三との関わりで断片的に知っていたが、『忘れられた日本人』は未読だった。この解説書によって、宮本常一の生涯と、特に西日本の離島や過疎地を訪ね歩き、古老たちから直接聞き書きしたそのフィールドワークに関心をもった。例えば、明治維新を民衆がどのように受け止めたか、その前後で生活がどのように変ったかという点を繰り返し聞いている。明治維新については、それこそ小説や映画、テレビ・ドラマでも散々取り上げられて来たが、そこに民衆の暮らしの視点は決定的に欠落していた。まさに「名もなき人々の『小さな歴史』から日本を見る」視点ということになる。

木村哲也『「忘れられた日本人」の舞台を旅する』(河出文庫)若き研究者が、『忘れられた日本人』で宮本常一が取り上げた地域を、1990年代に寝袋を担いだ貧乏旅行で片端から訪ね、かつて宮本が聞き書きをした古老の親族や孫たちを探し当て、その後の地域や人々の暮らしの変化を聴き取ろうとしている。宮本常一自身の出身地である山口県の周防大島や、私自身の育った瀬戸内海や四国各地の人々の証言が、現地の言葉そのままで紹介されていて、柔らかく響いてくる。

宮本常一『忘れられた日本人』(岩波文庫)ここまで来たらやはり『忘れられた日本人』そのもの読みたくなった。前二著によって概略は知っている証言やエピソードを、宮本自身の文章で再読する感じ。なにより各地の個性ある古老たちの証言が、宮本の巧みな聞き書きによって方言もそのまま再現されているのだ。その語り口が魅力的で興味深い。いわゆる「世間師」たちの話しや、寄り合いにおける時間をかけた合意形成、さらに「土佐源氏」のエロ話に至るまで、興味津々で読まされた。振り返ってみると、私自身も様々な形で教会員の聞き書きを続けて来た。最初に赴任した下町の深川教会では、文章を書くのが苦手な教会員のために、ご自宅を訪ねて半日がかりでその人の生涯の歩みを聴き取り、聞き書きのスタイルで会報『つながり』に連載した。この手法は次の東駒形教会でも踏襲され、月報『旅びと』に教会員たちの「歩んで来た道」を掲載している。千代田教会でも、『羊の群』に岡﨑大祐さんや竹森靜子さんの聞き書きを紹介している。作家の最相葉月さんが各地のキリスト者から聞き書きした大著『証言』が話題になっているが、それと共通する手法と言える。つまり信徒たちの生涯の歩みにもっと注目すべきではないだろうか。(戒能信生)

2024年10月6日日曜日

 

2024年10月13日 午前10時30分

聖霊降臨節第22主日礼拝(No24

             司式 高岸 泰子

前  奏  黙想      奏楽 梅本 順子

招  詞  93-1-

讃 美 歌  11

主の祈り  (93-5A) 

交読詩編  132・1-18

讃 美 歌  354

聖書朗読  申命記8・2-5

     ガラテヤ書2・11-14

祈  祷

讃 美 歌  397

説  教 「アンテオケでの衝突」

              戒能 信生牧師

讃 美 歌  440

使徒信条  (9341A

献  金              萩原好子

報  告  

頌  栄  42-1(二度繰り返して)

派遣・祝福

後  奏 

 

【本日の集会】

教会学校 お話し・戒能牧師、奏楽・戒能直子

・礼拝後「私の愛唱聖句」荒井久美子

・ミニ・バザー準備(値付け作業など)

・礼拝堂の後ろに飲み物が用意されています。水分補給にご利用ください。

2024年10月5日土曜日

 

 牧師の日記から(489

929日(日)主日礼拝は、ゼファニヤ書314-30の講解説教「追いやられた者の回復」。この預言書を初めて説教で取り上げる。ゼファニヤ書の終末思想の特質について私なりの理解を提示した。すなわちユダの国の罪と堕落を厳しく糾弾して神の審判を告知しながら、同時に将来(終末=来たるべき日)への希望と夢を語り続ける。現在の私たちも、惨憺たる世界の現実を見据えながら、しかしなおこの世界の未来に向けて希望と理想を忘れてはならない。上林順一郎牧師が礼拝に主席されたが、すぐに入門の会を始めたため、ご挨拶できなかった。入門の会では「主の祈り」の最終回で「アーメン」を取り上げた。これは関田寛雄先生の示唆。「『主の祈り』は第7祈願で終るのでもなく、頌栄で終るのでもなく、最後の『アーメン』で完成する」という。ここには、関田先生の師にあたる橋本鑑の唱名「インマヌエル・アーメン」の響きが見られる。この日は、私の喜寿の祝いで子どもたちが集まって一緒に食事をした。と言っても、私が久しぶりに中華料理を作って振る舞う。羊子がプレゼントに和田誠の本を贈ってくれた。

30日(月)午前中、『時の徴』171号のヤマトゆうメールの事前審査の手続き。昼前から、学生時代の仲間が集まる。いずれも80歳前後で、久しぶりの再会だが、50年の時の経過を忘れて話し込む。11時から4時まで、時間を忘れて話の尽きることがない。

101日(火)午前中、四谷三丁目の眼科で検診。午後から、『時の徴』の編集委員会。171号を定期購読者約450通、購読依頼の寄贈220通の発送作業。1977年が創刊なので半世紀近く続いていたことになる。こんなに長く続いた同人誌は珍しいが、編集同人も購読者も高齢化し、第一次『時の徴』の終刊を考えなければならないと話し合う。

102日(水)午前中、郵便局で郵送料値上げのための30円切手を購入しようとすると、在庫がありませんとの返事。郵政省の最近の対応に腹立ちを覚える。東支区との連合祈祷会の件で、三崎町教会の箕口牧師に連絡をとる。なんとこれまで何度も送ったメールが届いていなかったことが判明。いろいろ調べたが原因は分らない。電子機器は便利だが、時としてこういうことがあるので困る。午後、高岸徹さんを入院されている本郷の慈愛病院に泰子さんとともに見舞う。この日は目を開けてこちらを見ているが、私だと判った様子はない。今日の聖句(イザヤ書4910)を読んで短く祈る。

4日(金)夜は早稲田教会で行なわれた支区連合祈祷会に出席。堀口廣司さんの立証、柳澤宗光牧師が病院からリモートで奨励。堀口さんから義父上の徳久俊彦さんが亡くなったと伺い驚く。(戒能信生)