2021年3月13日土曜日

 

牧師の日記から(309

37日(日)この日から、休校にしていた教会学校を再開。二人の男の子が参加した。主日礼拝。ルカ福音書527-32の講解説教「徴税人レビの召命」。支配者であるローマ帝国のために働く徴税人レビにイエスの眼は注がれる。人々から嫌われ、宗教的に断罪される彼をイエスは招く。宗教的常識や政治的な枠組みを越えるイエスの宣教姿勢と言える。礼拝後、長老会。非常事態宣言が延長される中での礼拝の在り方について協議。気をつけて、礼拝だけは継続したい。またイースター礼拝と墓前礼拝(故・松野俊一名誉牧師納骨式)、教会総会の準備についても話し合った。

8日(月)寒い雨の一日。在宅で事務仕事。NCAの運営委員会の準備、ブックレット『スペイン風邪と日本の教会』の企画案、次年度の農村伝道神学校の集中講義「日本宗教史」のシラバス作成など。関田寛雄先生から週報等をお送りしたのに対する返書が届く。いつもながら牧師を牧会する関田先生のお便りに励まされる。

9日(火)午前11時から、Zoomで『スペイン風邪と日本の教会』の編集会議。新教出版社の小林望社長、富坂キリスト教センターの岡田仁主事と。こういう打ち合わせをリモートで出来るのは便利。でもそのために明らかに運動不足になっており、体力が落ちていることを痛感する。午後、日本聖書神学校をこの春卒業した西川良三・優子さん夫妻が訪ねてくれる。山梨の教会に赴任されるお二人のために祈る。

10日(水)午前中、日本聖書神学校の小川和孝さんが来て、書斎の私のPCにカメラとマイクを新しく設置してくれる。昨年4月、小川さんがリモート用のカメラを設置してくれて、この間、授業や会議、研究会などで多いに利用してきた。その音声に雑音が入るというので、そのバックアップのため。教会の印刷機の紙送りが不調なので、メインテナンスを依頼し調整してもらう。津金寿子さんが来られて、姉上の松尾智子さんが8日に亡くなったとのこと。93歳で大往生ではある。

11日(木)午前中、キリスト教会館のオウナー会議をZoomで。会館の冷暖房機の取り替えについて協議。なにしろ6,000万円余を要する大工事。午後からは、NCAの運営委員会をやはりZoomで。次年度の事業計画や予算について協議。新しい共同研究「コロナ後の教会の希望」も始まる。

12日(金)午後から富坂キリスト教センターで来年度から始まる「同胞教会史研究」の打ち合わせ。4時から「スペイン風邪と日本の教会」第二回研究会。南山大学の三好千春さんがカトリック教会の対応について報告をしてくれる。その他の研究員たちの報告。6月にこの研究会の報告書を新教出版社からブックレットの形で刊行することになり、その編集の相談。

13日(土)午前中、聖書と人間を考える会で石井摩耶子さんが東日本大震災から10年を振り返る発題。午後1時から故・眞嶋威記念礼拝にリモートで参加。週報や長老会報告の印刷をして明日の礼拝の準備(戒能信生)

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