2021年12月11日土曜日

 

牧師の日記から(347

125日(日)待降節第2主日礼拝。ルカ福音書94648の講解説教「最微者として」。「だれが一番大きいか」という弟子たちの問いに、イエスは子どもを対置する。この子どもを受け入れることから始めよと言うのだ。「最微者」とは賀川豊彦が「いと小さき者」を指して用いた造語。21歳のクリスマス、神戸の貧民窟に入った賀川は、当初スラムの住民たちからは全く相手にされなかった。しかし貧民窟の子どもたちが賀川の許に集まって来て、そこから賀川の活動が始まった。最微者に受け入れられるところから、その後のすべての賀川の働きが始まったことを考えさせられる。青山学院の塩谷直也牧師夫妻が出席された。以前この近くに住んでいたとのこと。礼拝後、定例長老会。クリスマス諸集会の準備について話し合う。夕方、嘉信が久しぶりに来てくれて、書斎のPCとホールのルーターを有線でつないでくれる。これでインターネットが安定すればいいのだが。

6日(月)午後から婦人矯風会の創立135年の集会に参加。先日永眠者記念礼拝に出席された川野安子さん、友人の吉馴明子さんの講演を聞く。北原白秋作詞、山田耕筰作曲の「平和新頌 青空はかなたに」という矯風会歌を、旧知の木村恵子さんが独唱したのには驚いた。こういう会歌があったのだ。橋本悠久子さんも来られていた。その後、日本聖書神学校に回り、この日は「神の痛みの神学」で知られる北森嘉蔵の生涯を取り上げる。

7日(火)午後からキリスト教会館のNCAの事務所へ。機関誌の発送作業。齊藤織恵さんが来て、教師試験教区面接の件で相談する。誠実に自分の考えを率直に述べるようにアドバイスする。その結果は無事に教区推薦を得ることができたとのことでホッとする。教団出版局の編集者上原さんから『日本キリスト教人物史』の原稿を催促される。来年春頃までに原稿のサンプルを出してほしいとのこと。夜はネヘミヤ記の聖書研究の準備。

8日(水)朝起きてみると雨風がかなり激しいので、急遽聖書を学び祈る会を休止にすることとし、いつもの参加者に連絡する。午後から、『ジャーナル風』の教団史特別講座の準備。戦時下の教団と戦争責任告白について各1時間ずつの講座のレジュメを作成する。

9日(木)午前中、インターネット配信の事前チェックをして、午後2時から、NCA連続講座「日本キリスト教史を読む」の今期最終回「柏木義円とその時代の」を配信。全国から90名近い人たちが視聴してくれるが、リモート講義では受講者の反応が分からないので、アンケートを取る。夜8時から、Zoom会議で教団史特別講座について相談する。マイクにノイズが入るので、新しいヘッドセットを注文する。

10日(木)午後、日本聖書神学校の教師会に陪席。神学生の西川穂さんについて話し合う。西川さんの神学校で の生活のために祈る。

11日(土)午前中、故・山下ひとみさんの兄上徹さんと山梨YMCAの野々垣健五さんが訪ねて来られて、来週の追悼記念礼拝の相談。(戒能信生)

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