2022年4月2日土曜日

 

牧師の日記から(360

327日(日)主日礼拝。この日は、橋本茂長老がⅠコリント書13章を取り上げて「愛がなければ」と題して説教を担当してくれた。私はまだ体力が回復せず、聴衆の一人として礼拝に預った。礼拝後、教会員の皆さんから暖かい声をかけていただいた。この日の礼拝には、青山学院の宗教主任の塩谷直也・洋子夫妻も出席された。礼拝後少し休んで、2時半から北支区総会のリモート説明会に参加。夜は、頼まれていた『福音と世界』創刊70年に寄せる短文をまとめて、新教出版社にメールで送稿。糖尿病は食事療法と運動が大切と言われているので、郵便を出すついでに、教会の前の道路を杖をついて往復してみる。すぐに息が切れるのには驚いた。

28日(月)先週末、皮膚科で処方された抗ヒスタミン剤が功を奏したのか、ジンマシンが押えられてよく眠れるので有り難い。来週の長老会のアジェンダを作り始めるが、なかなか作業が進まない。夕方、運動代わりに直子さんの買い物に同行する。津之守坂を上ると、直子さんについて行けない。途中、何度か座って休む。教会の最長老岡﨑大祐さんが近くのスーパーに買い物に行くのに、途中で何度か休憩するという話しを思い出した。

29日(火)入院騒ぎでまだ提出していなかった確定申告の書類を整えて、税務署まで出しに行く。歴史博物館の前の坂道を登ると、やはり息切れがする。『福音と世界』の原稿の初稿が出て、小さな修正を送稿。

30日(水)午後、大森意索さんが来てくれて、いろいろアドバイスしてくれる。やはり2週間入院していると、予想以上に体力が落ちていることを痛感する。ともかく毎日、無理をしない程度に散歩することを勧められる。夕方、曙橋まで歩いて、久しぶりに喫茶店に寄り、コーヒーを飲む。夜、ようやく長老会のアジェンダ案が出来たので、長老の皆さんにメールで送る。私の体調が整わないので、やむを得ず教会総会を5月末に延期していただくように提案する。千代田教会のこれからの歩みについて祈る。

31日(木)午前中散歩。午後、門前仲町のかかり付けの歯医者さんにタクシーで行く。歯の詰め物が外れたので応急修理。帰りは思い切って電車で帰宅。やはり疲れてしまって休む。

41日(金)この日も午前中散歩。午後は休むが、またジンマシンの発作が起こり難渋する。夜は、北支区連合祈祷会にZoomで参加。この連合祈祷会は、今年度もリモート開催が続きそうだ。しかし参加する者たちが心を合わせて支区の諸教会のために祈りを合わせる機会は貴重である。その後、引き続きZoomで今後の連合祈祷会の打ち合わせ。

2日(土)午前中はジンマシンを冷やしながら休む。午後から書斎に入り、説教の準備。休み休みしながら何とか説教原稿を書き上げる。ただ明日の説教は、大森医師のアドバイスに従って、司式者の梅本順子さんに説教原稿を代読してもらうことにする。3年前、前立腺癌の手術後、説教中に脳貧血を起こした反省からだ。(戒能信生)

0 件のコメント:

コメントを投稿