2022年4月9日土曜日

 

牧師の日記から(361

43日(日)主日礼拝。ルカ福音書1945208の講解説教「祈りの家」。但し、司式者の梅本順子さんに説教原稿を代読してもらった。まだ体力を回復していないので無理をしないようにとの大森意索医師のアドバイスによる。実際に声に力が入らないのだ。それにしても自分の書いた説教が読まれるのを聞くのは不思議な経験だった。礼拝後、長老会。4月末に予定されていた教会総会を522日に延期することを承認していただいた。長老会が終って、ホッとして休む。

4日(月)この日は一日在宅して、様子を見ながら書斎で事務仕事。今週NCAの運営委員会が予定されているので、その記録の整理とアジェンダ作成。早稲田教会の古賀博牧師に、代わりにZoomホストを依頼する。

5日(火)午前中、思い切って錦糸町の賛育会病院に電車で行き、内臓の超音波検査。この機会にいろいろ調べてみようということで、次々に検査が続く。帰りの電車の中で、若い女性に席を譲られて助かったが、初めての経験だった。夕方、直子さんの買い物にくっついて散歩する。

6日(水)この日は同じく賛育会病院で胃カメラの検査。前回と特に変わりがないと言われる。この日も四谷-錦糸町間を電車で往復したが、杖をついていると行きも帰りも席を譲られた。なるほど杖にはこういう効用もあるのかと気付かされた。帰宅して、松野三郎さんに連絡をとり、417日の午後2時からの墓前礼拝(納骨式)の打ち合わせ。コロナ禍で松野俊一名誉牧師の納骨式が延び延びになってきたが、ようやく納骨できることになる。松野ヤスコさんが参列できないのは残念ではあるが…。

7日(木)午後、NCA運営員会がZoomで行なわれ、今年度の事業計画について話し合われる。柴崎聰さんの「キリスト教と文学」、太田智子さんの「キリスト教と美術」などの新規講座が始まるが、なかなか申込者が伸びない。それが課題ではある。

8日(金)この日は朝一番で東京医科歯科大学病院の皮膚科を受診し、ジンマシンの治療について相談する。この間診てもらっていたクリニックと賛育会病院からの紹介状や医療情報を提示して、今後の治療計画を話し合う。一応各種検査をしてみるものの、ジンマシンの原因が特定されるのは10%ほどで、ほとんどの場合はストレスなどの心身状況によるとされるそうだ。ともかく投薬を続けながら気長に病気と取り組みましょうと言われた。帰宅して午後1時から、故・池明観先生の追悼礼拝の準備会にZoomで参加。私が奨励を担当することになっているので、ピアノ演奏をしてくれる崔善愛さんと打ち合わせ。その後は、疲れてしまって休む。

9日(土)夜中にジンマシンが出て、保冷剤を当てて冷やす。午前中はほとんど寝床にいた。午後から起き出して少し散歩し、それから説教の準備や週報の作成など。今週は病院通いが続き、これでは「牧師の日記」というよりも「病床日記」に近い。(戒能信生)

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