2023年3月4日土曜日

 

牧師の日記から(407

226日(日)受難節第一主日礼拝。長尾有起牧師の説教は、マタイ福音書4111の講解説教「誘惑」。受難節(レント)を迎えるために、自らの弱さに向き合う姿勢を整えるように勧められた。礼拝後「入門の会」。使徒信条講解の6回目で「三日目に死人のうちよりよみがえり」の項目を取り上げる。改めて主の復活の意味を学ばされる。その後は、週報発送作業とフルート・アンサンブルらふぁえるの練習。午後、散歩に出かけ、四ツ谷から番町に出て、東郷神社の界隈を歩く。

27日(月)午前中、東駒形教会での月曜会に参加。この日は北千住教会の堀成美牧師の紹介で青野太潮著『どう読むか聖書の難解な個所』の後半部分が取り上げられた。とりわけ「贖罪信仰」の捉え方について話し合われた。贖罪信仰は、キリスト教信仰の枢要な教理だが、そこにのみ収斂されてしまうと様々な問題が起こる。急いで帰宅し、1時から太田智子さんの講座『キリスト教と美術』の最終回をZoomで視聴。この日は特にレンブラントが取り上げられ、エルミタージュ美術館の有名な「放蕩息子」の絵が、最晩年の作品であることを教えられた。破産して工房を閉鎖し、妻や息子を亡くし、失意の中での制作だったという。あの絵の放蕩息子の後ろ姿に、画家の心情が反映されているのだろうか。

28日(火)午前中、散歩。午後からNCA関東活動センターの来年度の予算案や農村伝道神学校の講義要録を作成する。また来週の定例長老会のアジェンダを準備し、インドネシア在住の西村正寛さんも参加できるようにZoomの招待を設定し、アジェンダと一緒にメールで送る。

31日(水)午前中は、北支区宣教研究委員会のために「北支区史年表」の作成作業。支区機関誌『北斗星』のバックナンバーから、北支区の歩みを跡付ける地味な作業。午後、防衛庁を一周するコースの散歩で約5000歩。帰宅後も「北支区史年表」作成の続きで2008年までを終る。

2日(木)午後から自転車でキリスト教会館のNCA事務所に行き、事務仕事。再来週の神学生交流プログラムの参加者に関連資料を送付。また昨年度の報告書が出来てきたので、これも関係者に送付。NCAの来年度のプログラム案内も、来週には発送しなければならない。

3日(金)午前中、門前仲町の歯科医で定期検査。午後からエパタ教会に出向き、北支区の昔の資料を探す。しかし結局60年代から70年代の支区総会資料は見つからず、『北斗星』に掲載されたものしかないことを確認した。夜は北支区連合祈祷会で太田春夫先生が奨励をしてくれた。太田先生は、70歳でこの春隠退するとのこと。連合祈祷会は、4月からリモートと対面のハイブリットで実施するので、その準備の打ち合わせ。

4日(土)午前中、散歩。昨年のちょうどこの時期に体調が悪化し、高血糖症で入院したのだった。あれから一年が経過したことになる。与えられた命をどのように用いるのかが問われている。(戒能信生)

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