2024年9月28日土曜日

 

牧師の日記から(488

922日(日)この日の主日礼拝は、北支区交換講壇で隣の四谷新生教会の滝澤貢牧師が説教を担当してくれた。礼拝後、滝澤牧師を囲んで、軽食を共にしながら懇談の時をもつ。私は四谷新生教会で講壇奉仕。礼拝後のティーアワーで、久しぶりに教会員の井口延さんにお会いする。YMCA同盟の総主事をされていた当時、お世話になった。この教会には幼稚園が併設され、地域に根ざした働きを続けている。

23日(月)休日で一日のんびりする。午後、友人の上垣勝牧師が訪ねて来て、いろいろ四方山話をする。来週、学生時代の仲間が久しぶりに集まるので、その準備も。8名くらい参加するようだ。

24日(火)故・堀光男先生の追悼集を編纂するために、残されたPCデータを調べる。いくつかの自伝的な文章と、東洋大学での最終講義や講演などを収録する目次案を作成する。併せて著作リストを作成する。キリスト教神学と哲学にまたがる大きな仕事をされていたことが読み取れる。ご自身でまとめられ私家版の著作集から、執筆時代順に各論文を並べ替えると、先生の問題意識の変遷が窺える。

5日(水)午前中、日本聖書神学校の学生東出英幸さんの卒論指導。戦時下の教団の実態を、政府の圧力を内発的に受け入れていった側面から捉えようとする意欲作。『時の徴』171号の発送が来週に入ったので、その準備。購読者リストをチェックし、購読料の入金を確認し、住所変更などもする。現在約450人の定期購読者がいるが、どこまで続けられるか思案中。同人も購読者も高齢化しており、財政的にどこまで継続できるかが問題なのだ。

26日(木)午前中、津金寿子さんと一緒に、赤坂の長野国助法律事務所を訪ねて法律相談。将来の相続を考えて遺言書を作成して法務局に預ける方法を取ることになる。故・松野ヤスコさんの成人後見人を担って下さった松居智子弁護士が担当してくれる。午後、教団の宣教研究所に行って、東北教区の総会資料を読み込む。10月の終りに、日本聖書神学校の同窓会東北支部一泊研修会で講演を依頼されているのだ。その後、NCAの運営委員会に出席。夜は、東北教区の各個教会地区別創立リストを作成する。地味な作業だが、これによってその教区の歴史や特質が浮かび上がるのだ。さらに戦時下の福島・山形・宮城各県下の各個教会のデータをPCから取り出して分析する。

28日(土)午前中、聖書と人間を考える会。石井摩耶子さんが賀川豊彦と松沢資料館の働きについて報告してくれた。その後、堀光男先生の追悼集の出版計画について相談する。午後は、週報や10月予定表の印刷、翌日の説教準備と、入門の会の準備。(戒能信生)

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