2024年9月7日土曜日

 

 牧師の日記から(486

91日(日)主日礼拝。ガラテヤ書110-17の講解説教「キリストの僕として」。久しぶりのパウロ書翰の説教だからなのか、話が長くなる傾向があるようで注意しなければならない。礼拝のライブ配信はZoomに切り替えてようやく安定してきた。この日は、堀町子、西村正寛、橋本茂、橋本悠久子の4人が視聴された。礼拝後定例長老会で、故・松野ヤスコさんの遺贈献金について協議する。詳しくは別紙報告を見ていただきたいが、ヤスコさんが残された遺産が千代田教会に遺贈され、その総額が5,000万円を越える。この間、弁護士さんたちの協力も得て、家庭裁判所の検認等の手続きをお願いしてきたが、ようやく千代田教会の口座に全額振り込まれたのだ。「松野ヤスコ記念基金」として教会の将来のために積み立てることになる。

2日(月)午前中、月曜会で本所緑星教会へ。カトリック神学者H・キュンクの『イエス』(福嶋揚訳)を、北千住教会の堀成美牧師の発題で読む。午後皮膚科の受診。ジンマシンの予後は良好でさらに薬が減る。来週の同胞教会史研究会のために、大正2-3年の時期の機関紙『同胞』を読み込んでいる。コピーの字が小さく、裏写りもあって読みにくいが、この時代の信仰理解の特徴や課題を知るためには貴重な資料である。

3日(火)午前中、四谷三丁目のしらと眼科を受診。手術後の経過は順調とのことだが、緑内障の方はあまり効果が出ていないという。右目の手術の日程はまだ先とのこと。郵便局で対外献金の振り込みと、振替口座での献金を現金化して会計さんへ渡す手続き。

4日(水)午後、小金井市の武蔵野中央病院に大坪正雄さんを見舞う。古い友人で、現在は自宅近くの三鷹教会の求道者。千代田教会の礼拝や聖書を学ぶ会にも何回が出席されている。死ぬ前に一度会いたいとのことで、秀子夫人と病院で待ち合わせて訪ねた。かなり痩せて体力も落ちているようだ。医師からは心臓の肥大もあり、いつ何があっても不思議はない体調だと告げられている。短く祈ると「アーメン」と力強い声で唱和された。久しぶりに懐かしい是政線に乗って帰る。夜、三鷹教会の石井牧師に大坪さんを見舞った報告と葬儀等のことを電話で連絡する。

5日(木)午前中、会堂や牧師館のメインテナンスをしてもらっている金井工務店に来てもらって、老朽化している箇所等を点検してもらう。印刷室の床板に穴があいており、トイレ前の床のきしみも気になる。床板の一部張り替えが必要とのこと。外回りの壁や屋根の塗装も必要。さらに牧師館も水回りや床板の補修の必要があるとのことで、会堂・牧師館の改修計画を提案してもらうことととした。

6日(金)夜は北支区連合祈祷会にZoomで参加。この日は20数名の参加者だが、自己紹介代わりに愛読書の紹介をしてもらう。(戒能信生)

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