牧師の日記から(558)
5月10日(日)主日礼拝。大森意索伝道師の担当でマルコ福音書の第一回目の説教。初代教会では、マルコ福音書が、簡略なこととその終わり方が中不分明などを理由にあまり評価されなかった事情を教えられる。この日は柴田朋子伝道師が司式、祝祷も大森伝道師なので、私はZoom配信の担当だけ。東京都の宗教法人係に提出する2025年度の報告書を作成して郵送する。午後は『柏木義円研究』第10号の校正作業。この10年間、義円研究会の事務局を担って来たが、この役割もこれで終了になる筈。京都の行路社に校正直しを添付で送付。
11日(月)梅本和義・順子夫妻から“No Ordinary Men”の訳文が届く。順子さんが自分の本棚にボンヘッファーとドナーニーの伝記があるのを見つけて夫婦で読み、昨年のボンヘッファーの映画も観て面白かったと言われるので、新教出版社の小林望社長と相談して翻訳を勧めたのだった。3か月で下訳が出来たので、そのチェックを依頼されている。『福音と世界』連載の「人物日本キリスト教史」は、今回は賀川豊彦を取り上げる。賀川とその周辺の研究をして来たので、書くことが多すぎてまとまらない。『福音と世界』の6月号が届く。
12日(火)教会の前のバラが満開で、毎朝直子さんが手入れをしている。来週の読書会「キリスト教と文学」のレジュメが送られて来たので、受講者に添付で送る。今回取り上げるのは、坂田寛夫『まどさん』(新潮社)。詩人のまどみちおを徹底して取材して小説化したもの。特にまどみちおの信仰の問題が取り上げられているところが興味深い。
14日(木)この日は二年ぶりの「バラを観る会」で戒能のファミリーが集まる。一番若い妹の真理が亡くなり、残された者はみな高齢で、身体のあちこちに故障を抱えている。それぞれの余生を支え合っていかなければならない。午後、牧師会でバルトの『福音主義神学入門』を読み始める。向山功さんも参加してくれて、いろいろ議論する。
15日(金)午後、KYさんが来てくれて、堀光男先生の追悼論集の校正作業。なんとか7月までに刊行できればいいのだが。夜、締め切りギリギリで、難渋した賀川論(上)の原稿をメール添付で入稿。
16日(土)午前中散歩。すぐに賀川論の続きに取りかかかる。明日の礼拝説教は巣鴨ときわ教会の堀尾隆牧師。つまり私は説教準備から解放されているのだが、そのことにどうも馴染めない。(戒能信生)
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