2018年12月1日土曜日


牧師の日記から(190

1125日(日)収穫感謝合同礼拝。子どもの祝福で、教会の柿の実が1000個以上採れたこと、しかし無花果の実はハクビシンに食べられてほとんど収穫できなかったこと、新宿区役所から依頼されてハクビシンを捕獲するための捕獲箱を設置したことを紹介した。誰かが「落ちは?」という声がかかり大笑い。礼拝では申命記10章から「神の愛と人間の倫理」。「神は賄賂を取らない」(1017)とあるのは、神は取引をしないという意味。しかし私たちはどこかで神を取引相手と考えているのではないだろうか。新宿伝道所の西村正寛さんと石井摩耶子さんが出席され、昨日開催された総会の報告を伺う。伝道所の解散と3名の会員の千代田教会への転出が承認されたとのこと。後は書類を整えてて支区・教区・教団への手続きが残るのみ。クリスマス祝会で器楽演奏する面々が練習をしている。荒井眞さんの編曲で、オーボエ、ファゴット、サクソフォン、フルート、ホルンのアンサンブル。これは今から楽しみだ!

26日(月)月曜会で東駒形教会へ。ゴンサレスの『キリスト教思想史Ⅱ』9-11章を本所緑星教会の岡田いわお牧師の紹介で読む。夜は日本聖書神学校の授業。帰宅して、先週末に入稿した『時の徴』の原稿を一部書き直して送稿。

27日(火)午前中、賛育会病院の定期検診。念のため頭のMRI検査をしたが、脳梗塞や狭窄などの初見は見当たらないとのこと。インフルエンザの予防接種も。夜は北支区祈祷委員会。3月の東日本大震災を覚えての連合祈祷会での共同祈願案文を作成して皆で検討。その後、近くの中華料理屋で懇親会。

28日(水)午前中は聖書を学ぶ会。サムエル記上25-26章を取り上げる。サウロ王から逃亡を続けるダビデの許に集まった人々の実態は、地域の用心棒のような役割を負っていたようだ。午後、信濃町教会の秋山眞兄さんが訪ねてくれて、いろいろ話をする。野口倢司さんが作成してくれたクリスマス・カードに聖句を印刷し、宛名を書き一言添える。来週の長老会のアジェンダ作りも。

29日(木)午後から、キリスト教会館へ行き、NCAの事務仕事。帰宅して、懸案の内面史研究会の論文に取り掛かる。12月中に書き上げねばならない。来年の手帳に予定を書き入れていたら、2月に沖縄での講演、3月の神学生交流プログラムでの二つの講演が待ち構えていることに気づく。そう言えば、6月には、相模愛育会の創立記念講演、ホーリネス弾圧聖会での講演、日本宣教学会での発題講演も依頼されている。そうそう、『キリスト教大辞典』の項目執筆の依頼も来ていたし、『ほんの広場』に天皇制に関する原稿の依頼もあった。既に半年先まで予定がびっしり!神学校の授業もあり、さすがにこれはオーバーワークだ。

30日(金)午後から農村伝道神学校での授業。この日は農村伝道の理論的指導者木俣敏を取り上げる。午後帰宅して、準備をしてから夜はエパタ教会で支区宣教研究委員会。「北支区報『北斗星』から見た北支区の50年」という30分のDVDを制作することになり、その脚本も書かねばならない。(戒能信生)

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