2024年8月3日土曜日

 

 牧師の日記から(480

728日(日)主日礼拝。アモス書521-27の講解説教「正義を洪水のように」。小預言書の中でも最も早い時期に活動したアモスは、ヤロベアムⅡ治政下の北王国イスラエルに対する痛烈な審判の預言を語る。特に貧富の格差や不公正の事実を具体的に上げて鋭く批判し、「正義を洪水のように流れさせよ」と主張する。祭儀や宗教行事よりも社会的公正を求めるアモスの審判は、他の預言者に比しても痛烈。礼拝後、入門の会で「主の祈り」の7回目。この日のZoomによる配信は、途中から音声が途絶えたようで、原因が分らないとか。ライブ配信は厄介だ。その後、フルートアンサンブルらふぁえるの練習。11月に久しぶりに定期演奏会をするとかで、遅くまで熱心に練習している。

29日(月)午前中、月曜会。堀切教会の真鍋孝之牧師の紹介で、H・キュンクの『イエス』(福嶋揚訳)を取り上げる。キュンクは、法王ベネディクト16世によって実質的に破門されているが、その影響力はカトリックを越えて大きい。曲がり角に来ているキリスト教の将来を考える意味で必読の文献ではある。

30日(火)午前中、門前仲町の歯科医で義歯の調整。お昼になったので、久しぶりに昔から行きつけの天麩羅屋さんで昼食。親父さんが年を取ったのに驚くが、その分こちらも年を取ったのだ。午後、大森意索さんが来て、卒業論文の相談。子どもの視点から、礼拝の歴史を捉え直そうとする意欲的な論文で、その大部分は既に出来ている。細かなブラッシュ・アップするだけ。

31日(水)午前中、錦糸町の賛育会病院の整形外科で診察。5月初めに転んで左肘を地面にぶつけた。肘をつくとちょっと痛むだけで気にもしていなかったが、最近少し腫れてきたので念のために診てもらった。レントゲンを撮ったところ骨には異常はなく「滑液包炎」で心配はないとのこと。ホッとする。

81日(木)来週の長老会のアジェンダを作成して、長老の皆さんにメールで送付。ガラテヤ書の講解説教が始まるのでその準備。久しぶりのパウロ書翰を取り上げることになる。

2日(金)テレビではパリ・オリンピックのニュースでもちきり。うだるような暑さの中で、なかなか仕事がはかどらない。北支区連合祈祷会のスケジュールや担当者の調整。(戒能信生)

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