2024年6月29日土曜日

 

牧師の日記から(475

623日(日)主日礼拝。ヨナ書1章の講解説教「逃亡」。長く続いたルカ福音書の学びを終えて、新しくガラテヤ書を取り上げるまでの間、旧約聖書のヨナ書を4回にわたって取り上げることにした。以前から一度取り組みたいと願っていたので、自分でも楽しみにしている。この日のライブ配信はZoomで実施したが、誰も入れなかった。設定に問題があるのか、入り方が分かりにくいのか、水曜日にテスト練習をしてみることになった。礼拝後、久しぶりに会堂でお茶の会。その後、フルート・アンサンブルらふぁえるの練習。

24日(月)午前中は東駒形教会での月曜会に参加。コンゴ出身のカトリック神学者カブンディ・オノレ神父の『境界を越える神の救いの計画』を、北千住教会の堀成美牧師の紹介で取り上げる。宗教間対話の必要等の主張はよく理解できるが、現在の日本カトリック教会の中で、どのような文脈で語られているのかが見えない。つまり日本的伝統との対話が必要と言われても、ヤスクニ問題や天皇制の課題にどのように取り組むかが全く触れられていないところに問題がありそう。午後、眼科で診察。手術後の経過は順調と言われるが、左右の眼のバランスが取れず、パソコンの画面を見るのにも、新聞を読むのにも苦労している。

25日(火)この日は一日書斎に籠もって溜まっている仕事をこなす。午後、須賀さん一家が会堂清掃に来てくれる。先週土曜日に事情があって来られなかった代わり。礼拝のライブ配信のためのZoomの設定がうまくできない。急遽、謙に仕事帰りに寄ってもらって、テストのための設定をしてもらう。明日の練習のための招待を送ってみたが・・・。

26日(水)午前中、神学生の東出英幸さんが来て卒業論文の相談。戦時下の宗教団体法の問題を取り上げるというので助言をする。しかしテーマをどこに絞るのかが問題のようだ。戦時下の教会について、外圧からだけではなく、教会の内側からの内発性の問題を取り上げたいらしい。午後2時からライブ配信のためのZoomの練習をする。しかしうまくいかない。設定の問題らしいが理由が分からない。来週のライブ配信は断念することとし、週末にそのお詫びの連絡をメールで送ることとする。石浜みかるさんの『証言・満州キリスト教開拓村』の小さな出版記念会をすることになり、その呼びかけを作成して郵送する。

27日(木)午前中、津金寿子さんと一緒に赤坂の法律事務所を訪ねる予定だったが、彼女の体調がよくないというので延期。このところ、教会員で体調を崩す人が多く案じている。浦安に住む妹の真理も、重篤な脳梗塞で入院している。一人一人の名前を上げて祈る。

28日(金)午後、本郷の慈愛病院で高岸泰子さんと待ち合わせて、徹さんを見舞う。7月の教会予定の作成。支区年表の作業を進めようとするが、視力のバランスが取れず仕事が進まない。(戒能信生)

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